this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【終業式】負けられない! 夏休み前哨戦!!
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
24
つぎへ >>
承:よく滑る床×弾丸=性転換でカオス?
それとも、とけるすらいむでカオス?
――教室
佐藤 瀬莉
は、一人片隅で困惑していた。というのも……。
(今日は小学校で終業式のはずなのに、あたしはなぜ高校にいるんだろう? ……ていうか、妙に視線の位置が20センチくらい高いような気がする)
そう思って自分の出で立ちを見、怪訝に思う。彼女が纏っているのは寝子高の女子の制服(スカート黒Ver)である。実に似合っている。
ちょうど鏡が落ちていたのでそれに姿を映せば、繊細で可愛らしい印象の、少し大人びた美少女が映っていた。ちなみに胸の大きさは普通ぐらい。現在小学6年である彼女はまだまだこれからなのだが、なんかちょっとほっ、とした。
それはさておき。
我に返る前、テオの声を聴いていた彼女はとりあえず探し物をしようと考えた。彼女が探すのは香水の瓶だ。
(香水の瓶という事は、そこまで大きくはないはずよね?)
彼女の父親は有数の資産家であるため、高級品の香水を母親が所持していた。それを覚えていたようだ。彼女は掃除をしている中、香水を探すのだった。
瀬莉が香水の瓶を探しているのと同じころ。廊下の壁には色とりどりの魚が描かれており、それを消さなければと掃除にいそしむものの姿があった。
滝原 レオン
である。
「また! 神魂! か!! 落書だらけじゃねーかっ!」
憤る彼はせっせと壁の落書き消しに奮闘しつつ「ここならこれ以外の異常はないだろう」と考えていたのだが……踏ん張れず歯噛みする。
(ゆ、床がつるつるする! めっちゃ滑るぞこれー)
思わぬ状態にあわあわと慌てるレオン。そこに迫るは落書きの魚を追いかける女子生徒の姿が! その微妙にガタイの良いシルエットで、レオンは播磨 愛李子と悟っていた!
「待て、播磨! このままじゃぶつか」
叫ぶレオンだが、愛李子の耳には届いていない。高速で動きながら動く魚を追いかけモップで奮戦しているので、聞こえていないのだ!
――その結果、レオンは吹っ飛んだ。
「神魂マジ自重しろよ……」
意識が朦朧とする中、レオンは一人呟き廊下に倒れこんだ。この時、彼は彼自身に起こった事をまだ知らなかった。
(あと数時間で高校生活最後の夏休み。終業式前の大掃除も、今年で最後……か)
気だるそうな
北里 雅樹
は、どこか遠い目で落書きを消していた。本当は面倒なので適当にさぼりたいのだが……。
「……(じーっ)」
傍らで同じように掃除する
椎井 莉鳥
の視線がとても冷たくて、妙に痛かった。監視されているようだ。
そんな彼女もまた、どこかもやもやとしたものを胸に抱えていた。
彼女の視線の先にいる雅樹は、元カレである。
関係は、終わった。だが、なんだかんだでこの2人はつるんでいることが多いのだ。
(去年、理由は未だにわからないけれど、衝動的に進級試験を放棄して留年した。ただ、あの時私たちの関係は終わった。その筈なのに、ね)
それでも、落書きを丁寧にぞうきんでこすり、消えた時はすこしすっきりした気分になる。
(この調子で……)
そう彼女が気を取り直した時。次に消そうとした魚の絵が、ぴくり、と動いたような気がしたのだ。
「えっ?」
思わずそんな声を上げた時、雅樹が振り向いた。
「どうした?」
「いま、この絵が……」
莉鳥が事情を説明しようとした時である。
――雅樹を巻き込む形で、彼女は何かによって倒されていた。
「きゃふっ?!」
それから数秒遅れて倒される1人。
万条 幸次
は吹っ飛ばされ、無意識に受け身を取ってすこし滑りつつ我に返った。
「あいたた……。あ~……なんかこう、
懐かしい感覚
がする~」
そう言いながら幸次は自分の肩にかかった髪に触れ、胸元に触れ、大きなため息を吐いた。
幸次は、みごと女の子になっていた。
「という事は……さっきのは、播磨さんかなぁ」
頭を掻きながら立ち上がってあたりを見渡すと、抱き合ったままの一組の男女。
声をかけようとした時、かぶさっている方が体を起こす。と、倒れていた女子が、自分の胸を揉んで確かめていた。
「莉鳥が少年になっていたから、もしかして自分も
また性転換したのか
と思って」
堂々と言い張る雅樹(セミロングの美乳美少女)。
「いや、自分のだとしてもそれはどうなのかと言っているのだ」
すっごく厳しいまなざしを向ける莉鳥(中性的美少年)。
ものすっごく微妙な空気の中、幸次はまあまあ、と間に入り込んだ。
「ともかく、落書きを消さないといけないねぇ」
そういいながら洗剤の容器を手に取ろうとし……二度見した。そこにあるはずのそれがないのだ。
「もしかして、回りながら滑っているあれ?」
莉鳥が指さした先、くるくる回りながら滑っていく容器の姿が!
「まっ待てー!それがないと汚れが落ちないんだよー!!」
幸次があわてて追いかけ、莉鳥と雅樹もまたともに追いかけ始めるのだった。
その少し先では……。
「消しちゃうの、もったいないねぇ」
「でも、夏休みも沢山遊びたいしやりたいことがあるから、このままずっと時間が止まったままというのはちょっと困るなぁ……。それにしても、落書き多くないか?」
ちょっと残念そうに
岡野 丸美
が呟くも、
鴻上 彰尋
が窘める。そうしつつも落書きの多さに目を見張った。
「とりあえず……、ワックスがけの邪魔に、なるものをどかそう。あぁ、先輩もおねがいします……」
志波 拓郎
が荷物を運ぼうと腕まくりをし、傍らにいた制服を着崩した上級生に雑巾を渡した。彼は彰尋と頷き合うと、廊下にある荷物を運び始める。
このちょいワルなお姉さま系上級生……正体はほしびとの
ティオレ・ユリウェイス
である。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
24
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【終業式】負けられない! 夏休み前哨戦!!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
54人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月10日
参加申し込みの期限
2019年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!