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寝子島高校
【終業式】負けられない! 夏休み前哨戦!!
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起:静かなる戦いが幕を開ける!
(前編)挑め! 床うねる体育館! 止めろ! はじけるボール!
――体育館
(今日は終業式、これが済んだら夏休みなのだけれども、私は受験生)
「体育館掃除かー……。これが終われば夏休みだけど……受験生だし
仕事
もあるし、実は灰色じゃない?」
(そんな身の上では夏休みなんて存在しないも同然だけど……)
「……とりあえず掃き掃除してるけど……あー、めんどくさいなぁ~」
「はいはい、そんな事言わないの」
佐和崎 紗月
は、クラスメイトであり恋人の
初瀬川 理緒
にやんわりとそう言った。理緒は「はぁい」と返事を返すが、どことなく気だるそうだ。
(ったく、理緒ちゃんは目を離すとすぐサボろうとするんだから)
内心で紗月はため息を吐く。だが、まだまだ掃除は始まったばかり。最上級生として、お手本を見せておきたい所だ。
一方の理緒はというと……適当に済ませて帰りたい、と思いつつ大雑把に掃除しているのだが……ここで何か違和感を覚える。
「……ん?」
目を凝らして床を見ると……みょいん、と床がうねったように見える。
「あれー? なんかおかしいな」
「どうしたの?」
紗月が理緒の異変に気付き呼びかける。理緒が「あれなんだけど……」と指さした先。確かに2人は見た。床が音を立てて波打ったのを。
「うにゃ?」
彼女たちから少し離れた場所。大きな帽子をかぶった小柄な女子生徒……カラーが赤である点から2年生だと思われる……がきょろきょろとあたりを見渡していた。正体は猫の姿をしたほしびとの女の子、
ミーツェ・M・フェリス
である。
(えーっと、ここはどこですな? それに……この姿は……)
戸惑っていると、何やら声がする。振り返ると、長身の男子と女子が掃除にいそしんでいる。
「さて、がんばらなくてはな」
「これが終わったら夏休みがくるんだもの!」
そういいながら頑張っているのは
結城 永遠
と
羽生 碧南
の体育科コンビ。永遠はモップで床を拭いており、真面目に取り組んでいるようだ。一方の碧南は体育館内にある倉庫の掃除らしく、「用具の掃除もしなくちゃ」と呟いている。
(もしかして、ここは『ねここう』ですな……?)
この場へ来る前、なんか聞こえた声が『ねここうの異変を解決してくれ』とか言ったような気がした
おろおろするミーツェに気付いたのは、碧南。彼女は「普通科の子かな?」と首をかしげる。
「体育科に帽子をかぶった女子はいなかったな。芸術科の生徒かもしれないな」
「どっちにしろ、丁度いいよ。床を拭く人少なそうだし、モップに回ってもらえないか話してみるね」
永遠がぽつり、と呟き碧南は指を鳴らす。と彼女は手を振った。
「ねぇ! あなたも体育館掃除の子?」
不意に声がし、顔を上げるミーツェ。
「は、はいですな!」
「よかった。あっちにモップがあるから、拭いて行ってくれないか? 箒組がごみを取った後を拭けばいいぞ」
永遠に説明を受けたミーツェは、「はいですな!」と笑顔で頷く。彼女は2年普通科の『猫座 みつえ』と名乗り、床掃除を始めた。
「それじゃ、体育倉庫の掃除をはじめますか!」
碧南はぐっ、と気合を入れて体育倉庫を開けた。そして窓を開け、ボールを片付け、床を掃除していく。だが……僅かにボールががたっ、と動いたことに彼女は気づいていない。
(そういえば、さっきの会話……どことなくあのゲームのスチルに似ていたなぁ。主人公がバスケ部の先輩に指導されて一緒に掃除して……。ぶつかっちゃったときに目が合って……。そういえば猫座さんってヒロインに似てたから)
と、乙女ゲーム大好きな碧南は妄想全開。思わず(手を動かしながら)その世界に浸っていると……?
「すまない、用具の確認がしたいのだが……」
と、男子の声。体育委員会の
優木 遥斗
である。彼もまた体育倉庫掃除担当であり、委員会の仕事もしているのだ。
「ご、ごめんなさい! 備品の個数確認だっけ? 今退くからっ」
碧南は慌ててその場を動き、別の場所の掃除に。所が、思わずバスケットボールの入った籠にぶつかった。
「きゃあっ?!」
「! 大丈夫か?」
遥斗が咄嗟に声をかける。だが、その時……ボールが、籠が倒れていないにも関わらず、一人でに外へと飛び出していった。
「「へっ?!」」
思わず変な声が出る2人。
「あやあ~!?」
入ってきた女子生徒も変な声を上げてしまう。その正体は
薄野 五月
だった。彼女はテオの声を聴いて探し物に来たのである。
「大丈夫?」
「それよりも、ボールを!」
碧南の問いに答えるよりも早くボールの襲撃をかわす五月。その2人の横を通り抜け、ぱっ、ぱっ、ぱっ、と体を動かしボールをキャッチする遥斗。
彼の見事なキャッチに思わず拍手する五月と碧南だったが、ボールはまだまだ飛び出していく。
「そこーっ!」
次は碧南が見事なキャッチを披露し、そのまま普段のバスケと同じ要領でバスケットボールの籠へとシュート!
「会話とは言葉のキャッチボールと言いますが、これはもしや体育倉庫と人のコミュニケーション!? なんて言っている場合ではありませんっ!」
とりあえず中に入らないとですね、と五月はチケットを探しに体育倉庫へと入り、捜索開始。
「? 野々の仕業かと思ったが……違う? まさか神魂の所為なのか?」
次々にボールが飛び出す様子を怪訝に思った遥斗が首をひねると、五月がこくり、と頷いた。
「さっきテオが言っていましたけど、神魂の所為であちこちおかしなことになっているみたいですよ! それに美和先生のお財布とかも無くなっているらしくて」
「……神魂って、なんでもありなのね」
最近もれいびになった碧南が苦笑しつつボールをキャッチ! 遥斗もまた飛び出したボールを追いかけては掃除の邪魔にならないようキャッチする。
「くっ、待て!!」
遥斗はボールが体育館の外に出ないよう、必死にキャッチする。何故だろう、何かに試されているような気がする遥斗。
(体育委員として、備品の管理は確実でなければ……。ボール一個足りとも紛失させんぞ!)
妙に気迫に溢れた出で立ちに、思わず息を飲む五月と碧南だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
54人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月10日
参加申し込みの期限
2019年01月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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