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携帯戦記カプセルギア 社会見学!ここがギアの生まれた場所
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●テストバトル場見学(2)
同じ頃、テストバトル場では、源次くん、キリエさん、そして菫さんが、量産型メイジンダーとのバトルを続けていました。
「うーん。なんかゲンジ、本気出してなくない? ていうか、いつものゲンジの戦い方じゃない?」
源次くんのバトルを遠巻きに眺めていたクミさんは、そこで小さく首を傾げます。
それはさすがメカニックを自称するクミさんの見立てというべきか、それとも幼馴染ならではの絆の深さか。
「ダイバー、少し速度を緩めて。よく狙って行こう」
源次くんは、クミさんの読みどおり、まさしくこれまでと少し違った戦い方を実践中でした。
(ダイバーはこれまでローラダッシュによる機動性を活かしたパイルバンカーによる突撃戦法ばかりに頼ってきた)
頭の中で、これまでに幾度となく実践してきた対近・中距離戦用の必殺戦法を再現する源次くん。
(……これまでの相手はそれでもなんとかなった。でも、ユグドラシルの連中が出てきた以上、このままじゃいつか駄目になる……)
だから、源次くんは量産型メインジンダーのような空中戦ができる機体に対する新たな戦法、パーツ運用を模索するために、実験的な動きを続けるのです。
一方、極めて独自の機構を持ち、あまりパーツ交換の余地のない相棒を持つキリエさんは最初から全力で行くつもりでした。
「行くのですセラフ、神の威光を知らしめるのです!」
最初からフルパワーで、額からレーザーを発射するセラフ。
当たれば痛いこの一撃。
しかし、社員はメイジンダーの操作に慣れてきたのか、メイジンダーウイングを華麗に操り、レーザーを回避して反撃に転じます。
「額からレーザーですか。それならこちらは目からビームです!」
と、社員の操る量産型メイジンダーはメイジンダーアイから必殺のメイジンダービームが放たれ、それが動きの遅いセラフに直撃。
「むむ……! こ、これはいきなりピンチなのです! こら、スミレは何をやってやがるですか!」
キリエさんが視線を向けると、菫さんは何食わぬ顔でユサールB3カスタムを操作しながら腕の大型ガトリングをバラまきます。
「うーん。さすが新型は量産型とはいえ強いねー。僕もトップギアでやってるけど、なかなか上手く当たらないZE」
一見、本気でやっているように見える菫さんですが、じつは彼女にはちょっとした思惑がありまして。
(ふふふ。キリエんには悪いけど、せっかく頑丈なセラフがいるんだから、精一杯盾にして、敵の性能を引き出してやるぜ)
と、内心で悪い笑みを浮かべていると、それは見る人が見ればわかるようで。
「……そういうことか。君も悪だね」
と、冷めた顔で援軍に駆けつけた雪人くんが言えば、
「ふふ。いえいえ、お代官様には敵わないZE」
などと菫さんも楽しそうに応じます。
一方で、すっかりヒートアップしたキリエさんは相方の手抜きには気づきません。
「だったら、サポートしてやるのです! 私とスミレのタッグは強力なのです!」
セラフの右腕パーツで、ユサールの攻撃力が上昇!
(うーん。ここまでされたら、やらないわけにはいかないかー)
と、やむなく菫さんもギアを上げて、ユサールを急加速。
セラフの背中に飛び乗り、空を飛ぶメイジンダーに肉薄したら大ジャンプ。
「おお……! なんだ、あの動きは……!」
「伊達にお金と時間をぶっこんじゃいないのさぁ!」
驚く社員のメイジンダーに空中で回転しながらユサールが高威力の剣で一閃。
そのまま返す刀でもう一体も斬り捨てて、キリエさんと二人分の敵ギアを撃破します。
「……大ジャンプからの立体的な機動。今、何か見えた気が――」
と、それを見ていた源次くんは、何かを掴みかけていました。
が、そこに、残ったもう一体の量産型メイジンダーが襲い掛かります。
「来るよ、陸堂。僕が翼を狙うから、堕ちて来たところを狙うといい」
「……え? あ、う、うん」
雪人くんに促されて、源次くんも頭を切り替えて、ダイバーを加速させます。
次の瞬間、雪人くんのボナパルト2が量産型メイジンダーのウイングを狙撃!
「な、なんですってー!?」
正確な射撃に翼を撃ち抜かれて、社員の人が悲鳴をあげます。
と、そうして落下してきた量産型メイジンダーの着地地点には、すでに源次くんのダイバーが駆けつけています。
(……今は自分にできるやり方で!)
カオスダイバーのパイルバンカーが会心の一撃!
見事に量産型メイジンダーに直撃させて、テストバトルに勝利してみせました。
「おおー。やったね、ゲンジ。みんなも凄い!」
と、クミさんが拍手をしようとしたそのときでした。
「素晴らしい! 量産型とはいえ、僕のメイジンダーをそこまでこてんぱんにするなんて!」
いつのまにかテストバトル場に、ノーマルヘッドのマスクを被ったCAPGERA MEIJINが本物のメイジンダー・リトライとメイジンダーXを手に立っていたのです。
「め、MEIJIN! 帰ってきてくれたんですね! サ、サインください!」
と、色めきだったのは勇樹くん。
「ははは。いいとも」
慣れた様子で、まるで初めから場所が決めてあったように、MEIJINは見学のしおりにサインをします。
「ところで、君達、量産型ではなく、僕の本物のメイジンダー・リトライとメイジンダーXのタッグと戦ってみたくないかい?」
「「「「え?」」」」
おもむろにMEIJINの口から飛び出した提案に、大きく目を見開く子供達。
「……いや、無理でしょ。だって、普通、ギアは一人一台しか――」
と言いかけたところで、雪人くんは思い出します。
その普通ではできないことをやってのけた人物がユグドラシルにいたことに。
「まさか……」
そう言いかけた雪人くんの手に、そっとメイジンダーXが渡されます。
「え……?」
「MAKIYUKIくん。君に僕と一緒にメイジンダーXを使って、彼らと戦ってほしい。そうすれば、今回のテストバトルは、きっと僕らとギア達の未来にとって、とても大きな意味を持つバトルになる」
突然かつ予想外な申し出に目を瞬かせる雪人くん。
雪人くんは、まだ「はい」とも「いいえ」とも言っていませんでしたが――。
「MEIJINとMAKIYUKIのタッグと戦える……だと……」
「……俺もMAKIYUKIとバトルがしたい。もちろんMEIJINとも」
勇樹くんと翔くんがほとんど同時に口を開けば、まわりの子供達もみんなそれぞれのギアを取り出して臨戦態勢に入ります。
「わあ、凄いね、ガラクタくん。メカニックとして、このわりと歴史的なバトルを一緒に見守ろうね」
と、クミさんだけはあくまで見学の姿勢を崩しませんでしたが、すでにバトルは決定事項のようです。
「どうだい? もちろん君が嫌というなら無理強いはしないが……」
「……やるよ。やるしかないジャン。僕らとカプセルギア達の未来のために、なんて言われたらサ」
小さく息を吐くと、雪人くんは一時的にメイジンダーXを自分のA.I.C.O.にリンクします。
こうして、6人のギアマスターVSMAKIYUKI&MEIJINの変則的なバトルが幕を開けました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月23日
参加申し込みの期限
2018年12月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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