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携帯戦記カプセルギア 社会見学!ここがギアの生まれた場所
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●ラボ見学(1)
その頃、テストバトル場とは違った意味で、ラボを訪れた子供達もまたまだ見ぬカプギアの世界に胸を熱くしていました。
「おおー! すげー! なんかでっかいパソコンがいっぱい並んでるぜー!」
漁 良太
くんは、ラボというカッコ良さげな名前に惹かれて、ラボ見学を選びました。
それはほとんど直感に頼った選び方でしたが、結果としてカッコいい機械がたくさん並んでいるのが見られて大満足のようです。
マンモスさんはカプセルギアの謎に迫りたくて、ラボを選びました。
「オリエンテーションではもっと社長さんに質問したかったですが……残念です。ところで、海堂さんその帽子は?」
「ん? そういえば、それ翔の帽子じゃん。入口で声かけたときはまだ翔が被ってたはずだけど……」
マンモスさんの言葉に、良太くんも洋子ちゃんの顔を覗き込む。
「ぼくが外で不躾な人間どもの視線の青い顔をしているときに彼が貸してくれたのだよ……。正直、助かった。まったくMAKIYUKIにも少しくらいあの紳士的な気遣いを見習ってもらいたいものだ」
ふいと視線を逸らしつつ、しっかりと帽子は被り続ける洋子ちゃんの様子を見るに、わりと帽子は気に入っているようです。
(……海堂さんも少しずつ友達が増えてるようでなによりですね)
お友達の成長を目の当たりにし、マンモスさんは我が子を見守る母親のような視線で洋子ちゃんを見つめました。
「ここでラズちゃんの輪っか型ビームとかが作られてるのかなぁ。凄いねぇ」
瑠樹くんはカプギアのラズちゃんと、スマホに入ったA.I.C.O.さんと一緒に遠足に出かけるような気持ちでラボの空気を楽しんでいました。
瑠樹くんがそう呟けば、スタッフさんがラズちゃんの輪っか型ビームの制作過程を見せてくれます。パソコンの中で再生されたエフェクトは二次元と三次元の違いはありましたけど、間違いなくラズちゃんの輪っか型ビームそのものでした。
(ああ……。本当にここでラズちゃん達が作られたんだねぇ……)
そのことに、瑠樹くんはここが『ギア達の生まれた場所』なのだという実感を抱きながら、ラズちゃんと一緒にその映像を眺めます。
「すっげーな、りゅーき! あ、オレのイサリビ丸のエフェクトも見せてほしい!」
隣にやってきた良太くんも、パソコンの画面に映るエフェクトに興味津々。
スタッフさん達も、そんな子供達の声が嬉しいのか、次々とキーボードを叩いては様々なエフェクトの制作過程を変わるがわる見せてくれます。
「おー! 見たか、イサリビ丸! お前の技だぞ!」
大好きなイサリビ丸の技が映るモニターを観て、良太くんは興奮気味に自分のギアに話しかけます。
「最初の頃に比べると随分派手でカッコ良くなったな!」
「うん。ラズちゃんのビームも、最初よりとってもキラキラして可愛くなった気がするよぉ」
やはりそこは男の子なのか。瑠樹くんと良太くんはバトルで使われるギアのエフェクトの数々にしばらく無我夢中でした。
一方で、女の子にして、まだ小学二年生の
柚瀬 玲音
さんは、オリエンテーションで流れた動画の説明はよくわかりませんでした。
ただ、A.I.C.O.についてのことが色々と知りたくて、玲音さんはラボ見学を選びました。
「えふぇくと? とかはよくわかんないんだけど、ここにA.I.C.O.さんに関するヒミツがかくれている気がするんだよ!」
じっとしているのが苦手な玲音さんは、A.I.C.O.の秘密を探して、ラボを縦横無尽に探索。
そこで、玲音さんは部屋の奥をじっと見つめる洋子ちゃんを見つけます。
「洋子おねーちゃん、何見てるの?」
「あれを見たまえよ」
「ん? あ、奥の扉になんか書いてあるんだよ」
玲音さんが、洋子ちゃんの視線を目で追いますと、そこには『A.I.C.O.'s ROOM』と書かれたルームプレート。
「ここにA.I.C.O.に関わる重要な何かが隠されているんだろうさ。もっともそう簡単には入れないだろうが――」
「A.I.C.O.さーん、おじゃましまーす!」
玲音さんは洋子ちゃんの話もそこそこに部屋の扉を押し開けようとして、失敗します。
「あれあれ? 開かないよ?」
「そんな簡単に入れるわけないだろう……。ほら、あそこにある機械を見たまえ。カードキーリーダーだ。おそらくカプセルギア開発の中心に関わる人物でないと中には入れないのだろう」
洋子ちゃんが借り物の帽子を目深に被りなおしながら、深くため息。普段は帽子を被らない洋子ちゃんですが、こうして帽子を被っている玲音さんと並ぶとちょっと姉妹のようにも見えます。
「えー。じゃあ、ボク、会社のおにーさんやおねーさんに入れてくれないか聞いてみるよ!」
「え? あ、ちょっと待ちたまえよ……」
洋子ちゃんが制するよりも早く、玲音さんはすたすたっとすぐそばのお兄さんに声をかけます。
「ねえねえ。ボク、あのお部屋の中がすっごく気になるんだよ! お兄さん、開けられない?」
「え? ああ……、うん、ごめんね。あそこは社長と、か……じゃなかったプロフェッサーKぐらいしか入れないんだ」
「えー、うーん。残念なんだよ……」
本当に残念そうな玲音さんに、本当に申し訳なさそうなお兄さん。
そんな二人の様子にマンモスさんや、エフェクトに夢中だった二人の男の子達もぞろぞろと集まってきます。
「海堂さん、そんなところにいやがったですか。って――」
いつのまにかそばを離れていたらしい洋子ちゃんを探していたマンモスさんはそこではたと奥の扉に気づきます。
「A.I.C.O.'s ROOM? めちゃくちゃ気になりやがりますね……」
「あそこがA.I.C.O.さんのお部屋なのかなぁ。あれ? でも、オレのスマホにもちゃんとA.I.C.O.さんがいるよぉ?」
瑠樹くんは、二人……いや、ギアマスターの数だけいるA.I.C.O.の存在に、少し混乱してきたようです。
「ねーちゃん、あそこに入りたいのか? なら、オレ、できるだけ協力するぜ」
「オレも入ってみたいねぇ。会社のどこかに鍵を持っている人がいたらお願いできないかなぁ」
どうやらそこに集まった5人の意見は一致したようです。
それに、洋子ちゃんは目をぱちくりとさせると小さく笑い、
「……ふふ、きみ達も物好きだね。なら、共同戦線と行こう。なんとかしてカードキーを入手して、A.I.C.O.の正体を確かめるんだ」
かくして、ラボ見学組の秘密の作戦が開始されました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月23日
参加申し込みの期限
2018年12月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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