this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア アイランドウォーズ エピソード2
1
2
3
4
5
つぎへ >>
ギアマスターである
スピカ・フォーツ
と
鷹司 凜太郎
。その2人の前に2体のカプセルギアが存在していた。
姿形は違うが、あのミノタウロスに近しい雰囲気を感じるカプセルギア。
「また……? この前のは、弱かったけど……懲りない……」
「今度はガーゴイルか。今度こそ奴らに関する情報が何か掴めると良いんだけど。スピカくん、今回もよろしくね」
『ふん、減らず口を……』
あの戦いからそう経たずに再度の襲撃に僅かに呆れたような色さえスピカの言葉には覗いている。
だが、再び自らの前に姿を現したとなれば今度こそ情報と戦利品をゲットするチャンスでもあると、凜太郎は考えていた。
とは言え、あの時の事を考えればもしかしたら今度も上手くはいかない可能性がある事も凜太郎は気付いていたが、スピカと言えば餌が来たという認識でしかなかった。
「さぁ、いくよ、β」
「いつも通り行こうか、ベレロフォン」
『来るが良いっ!』
スピカ、凜太郎とガーゴイルのそれぞれの言葉を皮切りに始まる戦い。
スピカが操るトライアルβと凜太郎が操るベレロフォンは2人の指示に従い、直ぐ近くにあった公園へと移動し、それをガーゴイル達が空を飛んで追って来るという構図。
ガーゴイルの背にある翼からして飛行能力があるという事は自明の理だ。それ故にその飛行能力をどうにかして封じたいところだがどうにもこの謎のカプセルギア達はどういう理屈か意識を共有しているようであった。
ならば、前回使った戦法は警戒されている可能性は十分にある。それ故に今回はまた違った形の戦い方を凜太郎はするつもりでいるのだ。
(一見公園は彼らに有利なフィールドに見えるが、彼らは人間の遊具には明るくない筈だ。今回はそれを最大限利用させて貰う事にしよう)
(うん、解った……。じゃあ、遊戯を遮蔽物として使いながら……βに前に出て貰う)
言葉を口にはせず、視線で意思のやり取りを行うスピカと凜太郎。この程度の事は最早息をするのと同じレベルで可能なのだ。
公園に入ってベレロフォンとβがまず向かったのはシーソーである。スピカと凜太郎からすればこれが何なのかは解り切ったものだが、ガーゴイル達には何か妙なものがあるという認識でしかない。
シーソーとベレロフォンとβが飛び越え、そして、ガーゴイル達がその後を追ってきたタイミングでトライアルβが上に上がっていた方の板端に勢いよく飛び乗る事でもう片方の端を跳ね上げさせる。
『何っ!?』
予想もしていなかった事に隙が生まれるガーゴイル達。その隙をベレロフォンが逃す筈もなく無駄無弓による正確無比な射撃が飛んでくる。
『ぐっ!?』
高い耐久力を持つガーゴイルはそれだけで倒す事は叶わないが、それでもまずは先手を取った事に変わりはない。
それに何よりもガーゴイル達は知ってしまった。この公園にある物がただの置物ではないという事を。つまりそれは周囲に気を配らないといけないという事になる。
『ならば、これを喰らえっ!』
何かをされる前に状況を覆さなければならないとばかりに、ガーゴイルは同時に口から火球を吐き出す。その狙いは――ベレロフォンだ。
現在の立ち位置から恐らくベレロフォンがアタッカーである事を察したのかもしれない。しかし、火球がベレロフォンへと着弾する事はない。何故なら、その動きをスピカは読んでいたからだ。
「堅いし、火力もそれなりだけど……βは、そんなにやわじゃない……」
トライアルβは火力と機動力を犠牲にする事で、装甲と電子戦装備を強化しているカプセルギアだ。
それ故にその防御力は生半可なものではなく、高い火力を持つ火球をさえも防ぎきってしまえていた。
『盾役か! ならば、貴様から始末してくれる!』
アタッカーとタンクのペアの場合、搦め手を使わない場合は倒すにはタンクが耐えきれない程の火力で押し切るか、連携を上手く行ってアタッカーを先に攻撃するかという話になる。
だが、公園という地の利を理解している凜太郎はタンクであるトライアルβと公園内にある遊具を上手く使い射線を切っていく。
そうなるとタンクであるトライアルβを先に倒さなければならないのだが、スピカもまた遊具による射線切りを駆使してダメージが必要以上に蓄積しないように動いていた。
「そんなに攻撃ばかりに意識を向けていていいのかな? ベレロフォン!」
ベレロフォンは移動しながらも隙を見ては無駄無弓による射撃を繰り出している。その射撃はただダメージを与える為に適当に撃っているのではなく、とある目的を持ってガーゴイルのとある部位を狙う割合を多くしていた。
果たしてどこを狙っているのか? それはガーゴイルの翼だ。
『何だとっ!?』
ガーゴイルが驚愕の声を上げる。どうやら今の今まで気づいていなかったようだ。
とは言え、ある程度の距離が離れているというのに翼を何度も狙い撃つというのは難易度はかなり高い。彼らが予想していなくても無理はないかもしれない。
あくまでもカプセルギアとして持つ特性と凜太郎とベレロフォンの日頃の練習によって成し得た業である。
「スピカくんっ!」
「うん……」
凜太郎の呼びかけに応えるスピカ。
スピカの意思を感じ取って動くトライアルβ。翼を奪われてゆっくりと降りてくるガーゴイルの1体に向けてカルキノス・EXシザースが射出される。
ワイヤーで絡めとったところを素早く接近し、大鋏で身体を挟んだところに”狂気”頭部・改参式によるジャミングで手にしている剣を捨てさせる。
「これ以上、動かないで……」
『ば、かなっ!』
ジャミングによって動けなくなったところに追撃の電撃。それで終わりだ。
そして、2対1になった事によって戦況もまた決定的なものとなった。幾ら防御力と火力を備えているとは言え、1体ではトライアルβを躱す事など不可能なのだから。
「さぁ、もう勝負は決したと思うんだけどね」
「まだ、続ける……?」
カプセルギアを守る為に戦うギアマスターと何かしらの目的で戦いを挑み、カプセルギアを破壊しようとする謎のカプセルギア達。
善悪で語れるものではないが、あくまでもギアマスター側からすれば善は凜太郎とスピカの筈だ。だが、もし仮にここに第三者がいれば本当にそうなのか疑問を持ったかもしれない。
「さて、君達の首領について話をして貰おうか」
『首領、だと? 我等が皇帝の事か』
「そう。彼、というか君達は一体何が目的なんだ?」
トライアルβの電撃を正に浴びる程喰らったガーゴイルはその身を横たえたまま凜太郎の尋問を受けている。
『さてな』
「今回はジャミングしてる……。黙秘なんて、許さない……」
『クックックッ。1つだけ教えてやる。この身はあの方のお力によって与えられた仮初のもの。それ故にこの身をコントロールしようとも意味はない。敗北すれば消え去る運命よ』
ガーゴイルのパーツから昏い緑の炎が唐突に勢い良く吹き出す。
スピカがトライアルβを通してコントロールしようとしても止まらない炎。そう、それはカプセルギアとしての機能とはまた別のものであった。
そうして、炎がガーゴイルの全身を包み。しかし、前回とは違いカプセルギアのパーツがその場に残される。
「む。カプセルギアのパーツか」
「うん、でも……。ガーゴイルのパーツと、違うような……?」
使い込まれている雰囲気のパーツ。しかし、それはガーゴイルのどの部分とも違うように思われた。
果たしてそれが意味するところは何か? 今はまだ解らない事だらけであった。
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア アイランドウォーズ エピソード2
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
前回シナリオ
携帯戦記カプセルギア アイランドウォーズ エピソード1
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月21日
参加申し込みの期限
2018年12月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!