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月に喚ばれし悪魔の群と、とある落神の願い
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◇◇ステッラ・デッラ・コリーナ
背に生えた翼を広げてみる。畳んでみる。
動かせば動かすほどに不思議な気持ちになって、
青山 絢
は黒い瞳を幾度となく瞬かせた。
「素敵ね、絢ちゃん」
大人びた笑顔で笑う従姉、
水谷 真優理
の背にも同じような翼が生えている。
「でも、ごめんね。絢ちゃんを何だか変なことに巻きこんじゃった」
一緒に暮らす従姉が忘れ物をしたというので、従姉がコンシェルジュを務めるホテル『ステッラ・デッラ・コリーナ』を訪れた途端、奇妙な現象に巻き込まれた。
「真優理さんのせいじゃないわ」
首を振る絢の視界いっぱいに映っているのは、土塊に覆い尽された奇妙な建造物群。高い天井の果てまで幾千ものランプに照らし出されたそこには、カラフルな天幕が数え切れないほど張られている。ひとつひとつが何かしらの店らしい天幕の中には、一見ぬいぐるみにも見えかねないもふもふの毛に包まれた人の大きさほどの毛虫が居る。
虫たちは、それぞれにナニカを売っているようだった。
「最初はびっくりしたけど、まあ、無害そうだし! ここも見ようによってはカッパドキアみたいだし!」
明るい口調で言い、真優理は翼を羽ばたかせる。
「買い物して欲しそうだし、してみよっか?」
どこかしら不安そうな顔を見せる従妹を少しでも笑わせたくて、真優理は殊更にはしゃいだ風を装う。
「ね、絢ちゃん!」
そうやって絢の手を取ったところで、
「いらっしゃいいらっしゃい、どうぞ手に取ってご覧ください~」
不思議なほどによく通る声が高い天井に響き渡った。歌のようにも聞こえるその声は、巨大毛虫のいる天幕のひとつから聞こえてくる。
絢と真優理が店を覗いてみれば、
「よかった、お客さん来てくれたよ!」
「どうですか、この光る草花」
羽の耳と背に翼を持ったセイレーンの
響 タルト
が輝くように笑う。銀髪縦ロールに鮮やかな花を咲かせたドリアードの
マーガレット・ライカー
が手にした草花を勧めて来る。
「これ、名前とかないんですか?」
マーガレットが振り返って問うのは、店の主のもふもふ毛虫。毛虫は無言で身体を震わせた。花に名はないらしい。
「ブリキングウィードとかつけて売り込んでしまいましょう」
店の主な毛虫とそうこうしているうち、さっきの女子二人連れのお客さんの姿はなくなってしまっていた。
「ネコミケで本が売れないのって寂しいよね……」
人気の少ない店内を見回し、どこか遠い目でタルトが呟く。
「また心臓に悪いことを……」
「マイナージャンルとかありがちだよね」
何かを思い出して思いつめた表情で唇を噛むマーガレットの隣で、自分も一生懸命作った本が一冊もはけずに積まれたままのイメージを思い浮かべてしまい、タルトはタルトでダメージを受ける。
「悲しいよね」
「悲しいですよね」
けれど肩を落としたのも束の間。薄い本たる同人誌の類がこの地に見つけ出せないとなれば、やることはひとつ。
「いらっしゃいいらっしゃいー! ブリキングウィードいかがですかー!」
セイレーンたる面目躍如とばかり声を張るタルトに力を貰い、マーガレットも項垂れていた顔を上げる。
「そうですね、ここは一つ私たちの力で売り上げに貢献してあげましょう」
ランプの不安定な光に照らし出される土の天井は、まるでナニカの臓物のようだ。
土色の頬を僅かに歪め、
久須部 紀伸
は静かに笑んだ。
(それにしても)
体の調子がとても悪い。
踏み出した足が絡んだ。たたらを踏んで堪えることも出来ず、無様に転ぶ。起き上がろうとして右腕が外れて地面に落ちていることに気が付いた。
ちょっぴり錯乱気味に外れた腕を取り、元の位置にぐいぐいと押し付ければ、取れた腕は元通りにくっついた。
「おお」
どうやら自分はいつのまにかゾンビになっていたらしい。
(という事は私死にましたね? まあ命はあればいつか失いますからね、仕方ない)
現状を粛々と受け入れ、彷徨い込んだ虫たちの夜市を見回す。
店番をする少女モンスターたちに淡く光る花を勧められ、よく見ようと手に取って、
「……おや?」
賑やかな雑踏の幻影を視た。遠くには観覧車、近くには回転木馬。
随分と昔、二十年も前に行った遊園地の景色には、懐かしいあの人の姿もあった。
(あの時は楽しかったですね)
紀伸は手にした花を胸に抱く。
「これを頂けますか。お土産にも丁度良さそうです」
「へぇー! お店なんだ!」
手持ちの硬貨と引き換えに花を一輪手に入れた紀伸の次にお店を訪れたのは、
薄野 一月
。華奢な鳥のかたちした脚と背の翼を楽し気に動かし、一月は先客の紀伸に明るく笑いかける。
「面白いものがたくさんあるなぁ、それに何かふわっふわした虫さんがたくさん!」
今にも飛び上がってしまいそうに一月は笑う。
(こう、良い感じのペンとか、本とかないかな?)
見て回るうちに辿りついたお店の中、巨大毛虫が無言のままに差し出した光る花に一月は目を輝かせる。
(押し花にして栞にしたらどうだろう?)
「虫さん……お嬢さん? お兄さん?」
柔らかな声で一月に尋ねられ、巨大毛虫はなんだかもじもじした。
「お嬢、さん……」
「お嬢さん。このお花、一輪くださいな」
わくわくと言い、一月は財布を取り出す。花を受け取り、代金をそっと置く。
「ありがとうねー」
花を胸に、一月は天幕の外へ出る。翼を羽ばたかせれば、身体は容易く宙に踊った。
「やだ、飛べるのって楽しいわ……!」
うっかりはしゃぎすぎて、頭から白い翼の伸びた少女の羽に鳥の脚が触れそうになった。
「わ、ごめんなさいねー」
「だっ、だいじょうぶです……!」
ランプの光に照らされて高い天井近くまで飛んで行くお兄さんに、
環 的子
は懸命に手を振る。
(お買い物かぁ)
迷い込んだ夜市には、もふもふの毛虫たちが色々な商品を並べている。並べられた商品はフツウでは見たことのないものばかり。
(こんな事、滅多にないから……)
光る草花に蛍光する毛糸、小瓶入りの光る胞子。淡く明滅する石に、不思議な香りの蝋燭や茶葉。
的子は次々と店を見て回る。疲れて立ち止まった店で見つけたのは、ぼんやりと優しい黄色の光を纏う小さな花。
「面白いなぁ」
思わず手を伸ばして触れて、
「……あれ?」
視界一面に、黄色い菜の花畑を見た。
花の見せるひとときの幻なのだろうと理解していて、だからこそ、目の前に立つ大事な『相棒』を眩しく見つめる。
(私、今までに色んなお花を見たと思うけど)
特に印象深いのは、小さな幸せが確かにあった黄色い菜の花なのだろう。
的子は首から提げたがま口財布に溜まっていたありったけの硬貨を掌に取り出す。
「こ、これで足りますか?」
店の主の巨大毛虫は、もぞもぞ動くたくさんの手のうちのひとつで五十円玉を嬉しそうに摘まみ上げた。
「素敵な物が沢山」
ふらりと顔を覗かせた、膝から下が木と化した
御巫 時子
の声を耳にして、的子は少しはにかみながらも頷いた。
「虫さんに元気になってもらいたいですね」
「はい……!」
頷くセイレーンの少女と別れ、時子はお店巡りを再開する。一つのお店で一つずつ、気に入ったものを買い込んで行く。だってどのお店の虫も寂しそうだ。
「孝文先生」
「買い物かい」
パイプを片手に買い物を楽しんでいる風の寝子高教師の姿を見つけて声を掛けて見たり、先生が気になったという、光る花を並べたお店に案内してもらったり。
「綺麗ですね……」
「奇妙な夢だが、悪くない」
渋く笑う先生の手に小さな花を見つけ、時子は淑やかに微笑んだ。先生と同じ花を手にする。
代金を支払い、時子はどの店でもしてきたように虫のふわふわとした毛に手を伸ばした。どこまでも沈みこんでしまいそうな毛を優しく撫でる。
「元気出して下さいね……」
時子の笑顔に励まされ、虫は何度となく頷いた。
荷物は多くなってゆくばかりだけれど、心は軽い。だって、
(お役に立てて嬉しいです)
優しい少女の心にあるのはそればかり。
「おおー……」
エスカルゴ・臼居
は目を丸くする。続いて見るは下半身が鳥、背中に羽な自分の姿。
「すごい格好だ! ファンタジーだ!」
「なんか不思議な夜市だ!」
隣に並んだゾンビが楽し気な声をあげる。聞いたことのある声だなと思って見れば、
「うわお」
そこに立っていたのはホラーゲームに出て来そうなTHEゾンビ。ゾンビオブゾンビな姿に変わり果てた、
「文月?!」
史越 奈津樹
。
「エスカルゴさん、なんかすっごいモンスターですね!」
「いや、ユーこそ銃で倒したくなるようなゾンビ姿だNE!」
臼居に言われ、奈津樹は初めて自分の姿に気が付いた。
「うおお、俺が、俺がゾンビだ!」
驚きつつも腐り果てた自分の腕を齧ってみる。
「か、かゆ!」
「うま!」
ゾンビジョークを飛ばす奈津樹に応じつつ、臼居は笑った。
「せっかくだから沢山買い物したいなぁ」
「エスカルゴさん、アレ買ってくださいあれ!」
「なんかたかられたけど!」
「ゾンビ、オカネ! モタナイ!」
「まぁいいけど! これで買い物だ!」
虫たちは紙幣よりも貨幣を重要視しているらしかった。幸いなことにゲームセンター用に百円玉はたくさん用意している。
ゾンビとセイレーンはお店を回る。どれにしようかこれにしようかと話しつつ、ふと奈津樹が小さな石に触れた瞬間。
「おおー……」
突然、目の前に花咲く草原と夏雲の青空が広がった。
それは以前、PCゲームで臼居のキャラクターと共に遊びに行ったことのある場所。
「エスカルゴさん、俺今すげぇ綺麗な景色を見ました……!」
臼居の背中の羽の端を掴み、奈津樹は目にした景色を懸命に伝える。
「俺、旅行とかあんまり行くこともないし、安く譲ってもらったPCなのにすごい綺麗な画面で感動した記憶があるんで間違いないです! 今の、絶対あの時ふたりで見た景色です! これ買ってくださいこれ!」
徹夜のお供のランプ代わりにします、と奈津樹が掌に握りしめた小石を臼居は見つめる。思うのは、奈津樹に安く譲ったPCのこと。
(僕のお下がりでパーツゴリ盛りの奴なんだよね)
同じ景色が見たいなぁ、とゾンビの掌に乗る淡く青く光る石に指を伸ばす。次の瞬間、ほんの束の間、ふたりは同じ景色を目にした。
(文月、あれから色んなゲームで遊んでくれるようになったから、僕もハッピーだったよ)
同じ景色を瞳に映し、臼居は奈津樹に笑いかける。
白いシマエナガのふかふかの胴体をふわふわ揺らし、
嘉渡洲 稀跡
は鳥の脚で歩く。隣を楽しそうに跳ねてついて行くのは、ミルク色スライムのミラ。
「異世界で採取した品かしら……」
「魔界のものが多そうです。でも、ささやかな力の品ばかりです」
ミラの言葉に頷きつつ、稀跡の瞳は一軒の屋台で止まった。虫が店番をするその屋台には、さまざまの色に発光する小石ばかりが並べられている。
「素敵ね」
青く透き通って光る石を手にとれば、山間に立つ屋敷が目前に幻として現れた。幻と理解していて、稀跡は静かに微笑む。
(おばあさま)
それは、ことあるごとに訪ねていた今は亡き大好きな祖母の家。
(稀跡は、あなたのおかげで楽しい島に来れました……でも)
不思議な光景も好きだけれど、
(普通の寝子島も、好きよ)
祈るように心に呟いて、稀跡は財布からあるだけの小銭を差し出す。
「この石をいただけるかしら?」
十円銅貨を手に嬉しそうな毛虫に頭を下げ、稀跡は店を出る。彼らは集めた硬貨をどうするのだろう。
(帰りの旅費?)
であれば、少しでもその足しになればいい。
そう願って静かに目を伏せる少女をちらりと横目に、
ロウシュカ・ヤナーチェク
は屋台の主に声を掛ける。
「邪魔するよ」
元より狐獣人であるロウシュカのモンスターへの変化はさほど顕著はない。少し毛並みが増え、元の赤狐色が黒くなったくらいのもの。
客が来ても、店の虫たちはもじもじおどおどしている。
(虫君たち、引っ込み思案な感じなのかねぇ)
「かいもの、して……」
蚊の鳴くような声で乞われ、ロウシュカはまいった、とひとりごちる。
(どーにもこういう幼気な子には弱いんだ)
同じような雰囲気の同居人を思い出してしまう。
どうせ買い物をするのなら、その同居人へのお土産にしよう。
「君も何か買ってやりなよ」
ひょいと声を掛けるのは、少し離れた後ろからじっと屋台を見つめていた
賀陽 霖花
。
前触れもなしに声を掛けられ、病的なまでに蒼白い肌のゾンビとなった霖花は俯いた。
(うう、何処も虫ばっかり)
蜘蛛や蜂よりは多少ましとは言え、
(女の子は大抵こういうのお断りだと思うのよ?)
もふもふとは言え、たくさん手だか脚だかを持つ虫を直視なんてしたくない。
(どうして私こんな所に……)
こんな時に一緒に居て欲しいひとは、今はここにはいない。
「大丈夫かい?」
ロウシュカに再度声を掛けられ、霖花は小さく頷き返す。
本当は怖くて怖くて泣いてしまいたい。でも、みっともないし。それに、自分よりも虫たちの方が泣きそうだ。
霖花は唇を結ぶ。恐怖のせいでぎこちない動きながら、どうにか屋台の前に立つ。虫は出来るだけ見ないようにして品物を見定める。
「意外と物は嫌いじゃない、かも」
ぽつりと零す少女に、ロウシュカは快活に笑った。少女と虫を気遣いながら選んだのは、虹色の光を宿したどんぐりのような木の実。
「私は、これを」
霖花が手に取ったのは、瓶詰にされた薄緑色に光る胞子。
「がんばった君の分も私が払おう」
くすり、ロウシュカは有無を言わせず笑う。
「向こうじゃ硬貨ばっか持ってるものだから、こっちに来ても硬貨ばっかになるんだよ。虫君、見たところ硬貨みたいなきらきらした金属が好きなんだろう?」
「っ、……あ、ありがとう……」
「大人には甘えておくと良いよ」
素直に頭を下げる少女にも同居人のことを思い出し、ロウシュカは帰路を探して歩き始める。
(いつも通りおかしいけれど、いつも通りなだけじゃない気がする……)
額に生えた小さな角に触れ、
煌 白燕
は唇をぎゅっと引き結ぶ。こういう勘はよく当たる。
隣を歩く
劉 忠星
は、左腕が蔦になっている。突然に変化した己にも、その周囲にも驚いているだろうに、忠星は白燕にばかり気遣わし気な視線を向けて来る。
「忠星」
己の教育係を務める十年上の青年の名を白燕は呼ぶ。乳母の息子であった忠星を幼い頃は兄と慕いはしたものの、最近の忠星は、実は少し苦手だ。
「白燕様」
だって自分をそう呼ぶ。雇い主であるからと。
「危ないから手をつなごう」
「いい案ですね」
そっと忠星は笑んだ。ただ、と眉を寄せる。左腕は無骨な蔦と花に変わってしまっている。
(この異常事態の中、白燕様のことだけは守りぬかねばならないというのに)
それが従者としての務めというもの。
(いや、家族としての――)
「忠星?」
白燕の不思議そうなまなざしにぶつかり、忠星はなんでもありませんと首を横に振る。
(この方は、私の主)
それ以外の何者であってもならない。
忠星の左手を気遣い、白燕は忠星の右手と手を繋ぐ。
ふむ、と頷き、白燕は好奇心に瞳を輝かせる。ひょいと手を伸ばし、目についた白い光を放つ花を手に取る。
「不思議だな」
「比較的安全な場所のようですが気は抜けませ――白燕様!」
怪しい物を手にする白燕から花を手放させようとして、忠星もまた花に触れる。ふたり揃って視たのは、いつかふたりで屋敷を抜け出して見た花畑。
今であれば、主である白燕を伴い屋敷を抜け出すなど考えられない。けれどあの頃はまだ、己も幼かった。白燕を素直に家族だと信じていた。
「懐かしいですね……」
呟く忠星の横顔にあの日と同じ笑顔を見て、白燕は顔を綻ばせた。
(そういえば)
あの日ふたりで見た花は、忠星の腕に咲く花とよく似ている。
「……店主」
「店主」
白燕と忠星、ふたりの声が重なった。礼だとお金を差し出す手さえ揃って、今は主と従者という立場にあるふたりは、今だけはただの家族のように笑い合う。
さわさわと、ざわざわと、店番の巨大毛虫たちが話し合う。
「かいものしてもらった」
「たのしかった」
「まんぞく」
「まんぞく」
波が引いて行くように、幻が解けるように、不可思議な建造物群と巨大毛虫たちが消えて行く。元のステッラ・デッラ・コリーナの姿を取り戻してゆく。魔界に帰る虫たちに手を振ってから、マーガレットはふと気が付いた。
「私たちで買ってあげれば良かったですね」
「まあ、結果オーライだよね」
くすりと笑うタルトの手には、いつの間に買っていたのか淡く光る花が二輪。そのうちの一輪をマーガレットに差し出し、タルトは悪戯っぽく笑った。
「薄い本はなかったけど、記念にね」
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冒険
バトル
神話・伝説
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1000人
参加キャラクター数
165人
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シナリオガイド公開日
2019年01月19日
参加申し込みの期限
2019年01月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年01月26日 11時00分
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