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ブリリアントナイトメア ~悪魔は残滓の狂乱を弄する~
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★召喚、邂逅、決意(1)
気が付くと、そこは、近未来的な印象を与えるドームの中だった。
とりあえず……、と辺りに視線を巡らせた
卯木 衛
は、
「! カイくん!」
と声を上げ、絆を紡いだ翼獣・カイの元へとすぐさま駆け寄った。
ドーム内のそこここに翼獣達の姿は見られるが、衛の目が、カイを見紛うことはない。
カイの方も、衛の姿を捉えるや、いかにも嬉しげに、くぅ、くぅ、と鳴く。
「カイくんも巻き込まれたのか!! 皆、怪我とかはしてねえよな!?」
くるる、と、衛の言葉に応じて、カイは一つ頷いた。
ほう、と安堵の息が唇を揺らす。
そうして、衛は、己の拳をぎゅっと握った。
「なぁ、カイくん。俺……狂気に支配された寝子島なんていやなんだ。それに、先生を助けたい」
だから、と、衛は真摯な面持ちでカイの目を見つめる。
「また……手伝ってくれる?」
カイはきっと、うんと言ってくれるだろう。
そのことを衛は知っていて、けれど、それを当然のことにはしたくなかった。
(何回同じ状況になっても、俺、何回だってカイくんに確認するよ)
もしかして、当たり前だと呆れられたとしても。
衛の気持ちを全てわかっているみたいに、くくる、と優しい声でカイが鳴く。
大きくあたたかな頭を胸に寄せられて、衛は、小さく笑んだ。
「ありがとう、カイくん」
胸に満ちるのは、感謝の気持ちと、彼がこうして応えてくれる、嬉しさだ。
目元を和らげる衛の様子を目に、
呉井 陽太
は、少しだけ肩のこわばりが解けるのを感じる。
陽太の傍らにも、縁を結んだ翼獣・ムクがそっと寄り添っていた。
「あのね、ムク、」
ムクの穏やかな眼差しが、案じるように陽太を捉える。
「オレ達がお世話になってる先生が、大変なことになってるんだ……」
またムクの力を貸してほしい、と伝えれば、ムクは、その双眸に、力強さを滲ませた。
優しい心を持ちながら、この友は必要となれば、限りない勇敢さを示して、陽太の胸を頼もしくさせる。
ありがとう、と、陽太は、ムクの頭をふわふわと撫でた。
空気を読む、ということには長けない
倉前 七瀬
だが、
「僕たちの先生になんてことしてくれたんですか」
という彼の憤慨は、ドーム内に召喚された一行の総意に近しいものだった。
のんびりとした調子は常と変わらずだが、緑の双眸には、彼のやる気が映っている。
「ウォルター先生を助け出して、必ず一緒に帰ります!」
「ダネ☆ 俺、超本気モードで行っちゃうぜぃ!」
「む。僕も本気だしていきますよー。超、超、超、本気です!」
志波 武道
が軽やかに応じたのに、むんっ! と拳を握って、腕をぶんぶんさせる七瀬。
何とはなしに微笑ましい七瀬の様子に、武道は少し笑う。
けれどその胸の内には、飄々とした態度とは対照的に、ピリリとした緊張が走っていた。
(また、あの悪魔か……)
悪魔――ブブ・ベルゼの性質を思えば、どうにも、心配が胸を掠める。
加えて、外から覗かせない心の底には、ベルゼへの怒りも座していた。けれど。
(みんなを信じて、今、俺がやれることを。先生を、なるべく傷つけずに助け出さなきゃな……!)
その決意は、固く、鋭い。
そんな武道のすぐ傍で、艶やかな黒髪を撫でつけて、
仙藤 紫
が息を吐いた。
「私も、ここまで来たからには本気で行くけれど……」
「けど、どうしたんですか?」
はて? とばかりに首を傾げる七瀬へと、紫は静かに言う。
「私のろっこんは、戦闘向きじゃないから。何か、対処法を考えないとと思って」
「はっ。そういえば、僕もです。運動もそんなできんし……」
みなさんの力が必要ですけど、僕にできることは……と、腕を組んで唸る七瀬。
「……あら?」
と紫が声を零したのは、その時だった。
「ん? どげんしました?」
「今、名前を呼ばれた気がして……ああ、やっぱりそうだわ」
翼獣が一頭、はしゃいだ様子で紫の方へと走り寄ってくるのが、その場にいた面々の瞳に映る。
「モモ、元気だった?」
と、紫は、甘えるように頭を擦り寄せてくる翼獣・モモの頭を柔らかく撫でた。
「今日は、子供達は一緒じゃないの?」
くくる、とモモが頷くのに、「そう……」と紫は思案げに応じる。
「きっと大きくなってるだろうから、会えなくて残念だわ」
でも、危険な目に遭わなくて済むのは悪いことじゃないわね、と淡く微笑む紫。
「あのー、」
と、七瀬が、暫し考え込んだあとで紫に声を投げた。
「何かしら?」
「この子たちは、僕たちの味方なんですね?」
「そうね。機動力も高いし、攻撃も得意。何より、心の通じ合う、頼もしい味方よ」
成る程、と頷いて、七瀬は、モモにつられるようにして近くに寄ってきていた翼獣に、
「ちょっとよかですかー?」
という調子で、マイペースに話しかける。
何? 何? とばかりに、首を傾げる翼獣の円らな瞳を真正面から見て、
「どうか力を貸してください! 尊敬しとる人のピンチなんですー」
と、再び腕をぶんぶんさせながら訴える七瀬へと、くくる! と翼獣は元気にお返事をした。
うん、いいよ! くらいのノリだ。
ふわふわしているというか、どことなく、天然な感じがする。
「わ、ありがとうございますー!」
こちらもふわふわとした調子で七瀬が御礼を言うその近くで、
(ブブ野郎……。やはり奴は、寝子島や皆に害をなす害悪だ)
と、
恵御納 夏朝
は、胸中に烈火の如き怒りと憎しみを煮え滾らせていた。
(先生や大切な人達が二度と被害に遭わないよう、ブブ野郎の息の根を止める!)
静かに感情を燃やす夏朝の決意は、苛烈と言って遜色がない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月31日
参加申し込みの期限
2019年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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