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ブリリアントナイトメア ~悪魔は残滓の狂乱を弄する~
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★召喚、邂逅、決意(2)
サキリ・デイジーカッター
と
八神 修
は、何か使える物はないかとドーム内の探索に当たっていた。
修は、縁の深い翼獣・ヨクを、傍らに伴っている。
「再会を喜ぶ暇もなくて悪いな、ヨク」
辺りを見渡しながらの修の言葉に、問題ない、とばかりに喉を鳴らすヨク。
理知的で意志の強いヨクは、
――俺達のことを手伝ってほしい。
という修の頼みに迷うことなく諾と応じて、それからずっと、修に付き添っている。
「何か、ろっこんで『分解』できる物があればよかったんだが……」
「残念だけど、およそ、このドームの中にはそういう物はないみたいだね」
「ああ。使える物があるとすれば……この壁くらいかな」
サキリの言葉に頷いて、修は、近くの壁にそっと触れた。
(見たことのない材質なのは構わないが、このままじゃ『分解』は難しいな)
修のろっこんの応用範囲は広いが、他のろっこん同様、万能ではない。
ドームの構造によっては、『分解』が成功したとしても建物そのものの崩壊を招くことも考えられた。
壁に手を当てたまま思案に耽っていたところに、ふっと、サキリが薄く笑う気配。
ふと相手の方を見遣れば、サキリの手には、すらりと白く光るナイフが握られている。
「それは……ああ、成る程」
「そう。正直、ベルゼと戦うのに武器がナイフだけでは心許ないからね」
これで“刃物を増やす”んだと、サキリは口元を彩る笑みを深くした。
頭の中に空間を切り裂けば、手の中のナイフが赤く輝く。
ごく短い間だけ途方もない破壊力を帯びた赤い刃を、サキリは壁に鋭く走らせた。
振るう力の方に加減をしたために、ナイフは、壁の表面を削るに留まる。
床の上に落ちる、壁の表面だったもの――切っ先鋭い金属の破片。
滑らかにナイフを仕舞って、サキリはそれを布で包んだ。
「見事な腕だな」
「光栄だよ。これも一応、刃物として機能するはずだ。僕の、切り札になる」
「これなら、俺が『分解』しても差し支えないな」
言って、金属の破片の残りを更に『分解』したものを、修はポケットに仕舞う。
2人の傍へ、一頭の大柄な翼獣が歩み寄ってきたのはその時だった。
その強い眼差しが、自分も連れて行けと、サキリ達に訴える。
「ふふ。随分血の気が多いみたいだね。気に入ったよ」
力を貸してくれるかい? と問えば、オオウ! と勇壮な返事。
「助かるよ。名前は……シース、と呼ぼうか。鞘、という意味だよ」
武闘派同士よろしく頼むね、とのサキリの言に、翼獣――シースは再び雄々しく吠えた。
ドームの中心に、《たゆたう黄昏》に召喚された一行は、一旦集合した。
「さてさて! 出発する前に、少し、情報を整理するけど、」
と、
ミラ
から改めて話を聞いた
志波 武道
が、敢えて軽い調子で口を開く。
「俺達は、ウォルター先生の《身体》と《正気》を取り戻さなくちゃいけない。ここまでOK?」
「はいー。僕は、ウォルター先生を元に戻すために、先生の《正気》を取り戻します!」
こくと頷いて両の拳をぐっと握り込むは、
倉前 七瀬
だ。
「私も、モモ――この子と一緒にそっちへ向かうわ」
と、モモの方へとあたたかな眼差しを向けるのは
仙藤 紫
で、次いで、
「先生の《正気》とベルゼは大体同じ場所に位置してるらしいって話だったよねぃ?」
と、ムクの頭をぽむぽむとして、
呉井 陽太
が武道に確かめた。
そうして、武道が頷くのを目に、
「じゃあ、オレもそっちに向かうよぅ。……ちょっと、気になってることもあるしね」
という具合で、己の意思を示す。
「ベルゼとは因縁の関係だ。無辜の人々を商売に利用するのは許す訳に行かない」
と、サキリは赤の双眸を底から光らせ、
「僕も奴のところへ行く。奴を、これ以上生かしてはおけない」
と、
恵御納 夏朝
は、今はまだ、湧き上がる憤怒と憎悪を押さえつけて、告げた。
「じゃあ、俺は先生の《身体》を取り戻しに行こう」
「俺も、そっちへ向かうよ」
修と武道が続けて宣言し、最後に
卯木 衛
が、
「俺とカイくんもだ! 早速、出発しようぜ!」
と、力いっぱい拳を天井に向かって突き上げる。
「そしたら、みなさん、またここで会いましょうー」
その時はウォルター先生も一緒に! との七瀬の言葉に、一行は、それぞれに頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月31日
参加申し込みの期限
2019年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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