this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
あの日のあとで4
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
窓の向こうに広がる空は、甘やかなピンク色ではなく、清々しいような澄んだ青色。
クローネの世界での冒険
より帰還してから、もう、結構な時間が流れている。
(けど……)
と、青空を瞳に映して、
恵御納 夏朝
は、表情を仄かに曇らせた。
(
あの時、僕の問いに反応してくれた一閃さんの問い返し
……)
それに自分は、まだ答えを出せていない。
その事実が、夏朝の心に、灰色の雲を立ち込めさせていた。
想いはそれぞれながら、かつてクローネ側についていた、
犬杜 一閃
と
犬杜 初
。
(でも、そのクローネは消えて、寝子島は春を迎えた……)
クローネに対してはもう何も感じないが、一閃と初の存在は、夏朝の心を動かすものだ。
夏朝は、2人の姿を頭に思い描いた。
(一閃さんも、初ちゃんも、元気そうにしてる)
そのことを、心底から「良かった」と思う。
夏朝は、一閃にも初にも、それぞれが望む在り方を見つけて過ごしてほしいと願っていた。
それから、フツウを壊す存在に狙われるようなことがないように、とも。そして。
(一閃さんに……できることなら、初ちゃんにも……答えたい、応えたいんだ)
だから、夏朝は考える。
あの日の問い返しへの、自分なりの答えを。
彼に、彼女に手渡したい、手渡すべき想いを。
(……誰も、誰かのおまけじゃない)
初は一閃のおまけではないし、一閃もまた、初のおまけではない。
(2人とも……個々の意思を持つ、個々の命だ)
例えば、初を災厄から守ってあげてほしいと、夏朝の心は一閃に望む。
けれど夏朝は、異世界で一閃が選んだ『守り方』とは違う形を、そこに求めてもいるのだ。
(『一閃さんも、生きてほしい』。僕は……どちらにも死んでほしくない……)
そこまで考えて――夏朝は、ふるりと首を横に振った。
「……だめだ。まだ、纏まらない……」
夏朝の胸に確かに『想い』はあって、けれどそれは、渡すのに具合のいい形には、中々なってくれない。
窓の外を臨めば、遠くに、黒い点のようなものが飛んでいるのが見えた。
――カラス。
その羽ばたきの音が間近に聞こえたような心地がして、瞬間、夏朝の背を、冷たいものが走る。
(もし、万が一……)
クローネが生きている、或いは、復活すると言われたら、2人は……?
一閃達のことを、信じたいと思う。
それなのに、もしもの時に起こり得ることをつい考えて、不安を覚える自分がいた。
(もし……今後、関連情報を得たなら……)
伝えるべきなのか、そうでないのか。
クローネ自身に対しては、とっくに、夏朝の感情は反応しなくなっている。
けれど、一閃と初のことを思えば、不吉な黒は、夏朝の胸をざわざわとさせた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
あの日のあとで4
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月01日
参加申し込みの期限
2018年12月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!