this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】瑠璃色のアクエリアと碧き慟哭
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
転:宝を求めて、奥へ
湖底遺跡:探索班内訳
1班:
ティオレ・ユリウェイス
/
新田 亮
/
旅鴉 月詠
2班:
恵御納 夏朝
/
八神 修
/
アヴィケンナ・マラータ
3班:
バナーテイル・シートン
/
龍目 豪
/
白 真白
*・*・*・*
「このメンバーなら慎重に、なんて今更だよな」
「いや、言ってくれたほうが、気が引き締まる」
苦笑する亮に月詠が巨大鍵を手にして頷く。一方、ティオレは僅かに口元を綻ばせ、周囲を探っていた。長年盗賊として冒険していた彼女の勘と盗人の光が、ここにある宝を感じているのだ。同時に、罠の危険性も……。
(この辺りだと、交易所や商館があるようだな。番人的なナニカがいてもおかしくはないか)
亮が先行し、マッピングを行うとティオレが罠の有無を探る。彼女と同じ盗人の光を持つ月詠も、後方の敵などに備える。曲がり角にきたところで鏡を使った亮は、そこに映ったものに目を丸くした。ごつごつとした岩の獅子……神社の狛犬っぽいものがそこにあったのだ。
「これ、番人か?」
「そうだな。近づくと動きだしそうだ」
「これでも放ってみるかい?」
亮が首を傾げ、ティオレが記憶をたどって予測すれば、月詠が小石を拾って提案する。彼女はそれとなく投げて反応を伺うが……狛犬のような物は動かない。一同は静かに歩み寄った。
(万が一の場合、こいつの力を借りるか)
亮がそっと腕にはめた金色の腕輪に触れる。星の力を注げばその分だけ強力な雷撃を放てる『雷神の腕輪』は、こたえるかのように鈍く光ったような気がした。
だが、ティオレが前に出ようと、ふれようと動かない。彼女は盗人の光の勘を頼りに調査をし、頷いた。
「これは、機能が止まっているようだ」
「長年水の底にあったからかな?」
月詠がどこか感傷的な声色で言い、一同はその横を慎重にすり抜けた。
――瞬間。
「危ないっ!」
亮が雷神の腕輪に星の力を籠め、解き放つ。稲光が闇を走り、いくつもの槍が飛んでくるのが見えた。盗人の光を宿したティオレが軽やかなステップで避け、月詠はろっこん『絵空事』を発動させ、描いた絵に槍を取り込む。
亮の発動した雷と、盗人の光、ろっこんの合わせ技でだれも負傷することなくやり過ごしたのだった。
「これもトラップかな?」
「読めた。この狛犬は機能していないが、これを囮に奥のトラップに気付かせないようにしていたのだろう」
月詠が亮の鏡を借りて奥を見ていると、ティオレが予測しながら周囲を警戒する。手にしたダガーでトラップを解除すると、亮と顔を見合わせる。
彼女が何を言わんとしたのか分かった亮は、もう一撃雷を放つ。すると、遠くで爆発が起こった。
「……入口、ちょっと物騒だろ。火薬、ダメになってなかったってあたり」
亮の言葉に、ティオレと月詠が頷いた。
その後はとくにトラップもなく、あるのはかつての生活をうかがわせる品物ばかり。だが、奥にしまわれた金貨の山や装飾品はすべてよい状態を保っていた。「これは大発見だな!」
亮が目を丸くしている傍ら、ティオレがあたりを見渡す。危険がないかあたりを探っているのだ。2人の様子を見ながら月詠は懐からアンテナアスパラを取り出して、連絡をしようとした。だが……それは作動しなかった。
「……? おかしいな」
「一応、でてから使ってみよう」
ティオレがあらかたの金貨を袋に詰めながら提案する。と、亮が金貨の中からしゃらり、と首飾りのようなものを見つけた。よくみると、それには翡翠がはめられている。
「これもお宝かな?」
よく観察していると……そこに刻まれていたのは、ふたご座の印だった。
(何故だ?)
不思議に思った亮は、月詠とティオレにも見せる。彼女たちもまたこれに疑問を持つが、ティオレはよく観察してため息を吐いた。
「上質の翡翠だな。まぁ、いつ頃作られた物かはわからないが少なくともラピスが生きていたころの物ではないだろう」
「しかし、星座の印が入っていると……アステリズムのものではないか、と勘繰ってしまうな」
月詠は念のためにアステリズム達に渡そう、と話し合う。その後、3人は危険がないかもう一度チェックしたうえでその場を後にするのであった。
しばらくして……。
「アンテナアスパラは機能したかい?」
「……いや、うんともすんとも言わない」
報告をしようとアンテナアスパラを使おうとした月詠と亮だったが、やはり反応しなかった。
「これは、ちょっと面倒なことになりそうだな」
ティオレがこめかみを揉んでいると……アンテナアスパラの先端が急に光りだした。
「? ようやく動き出した?」
「反応したならよかったじゃないか」
ティオレが怪訝そうな顔をする一方、月詠は安堵の息を漏らす。その間、亮は周囲を警戒していた。……だが、彼は先ほどまで感じていた物々しさが、全くなくなっているような気がした。
(何故だ? もう、何も危険がないような気がするんだが……)
亮は、警戒を解いてしまった。何故か、そうしてもいいような気がして。ティオレと月詠はそれを見、最初は首をかしげたが……後にアヴィケンナから聞いた内容により納得する。
その内容については、別の班の視点から明かされる。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】瑠璃色のアクエリアと碧き慟哭
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月15日
参加申し込みの期限
2018年11月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!