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旧市街、お好み焼きの店・うさぎ屋。
部活(陸上)
を早退し、
宇佐見 望月
はクラッカーと名物の豚玉の材料を揃えて、準備万端だった。
「ねーちゃん、こっち来んなっ! テーブル席は今日貸し切りだっての!」
店主である姉を追い払って。
積んである座布団の裏に、プレゼントを隠す。
桐野 正也
が「来たぞ」と合図し、武道と煉が入った瞬間に、盛大にクラッカーを鳴らした。
「誕生日おめでとー! ブドー!」
「わ、やったぁ。皆、サンキュー☆」
「ほら、来いよ。特等席だぜ」
望月に案内され、奥のテーブル席へ。
鉄板で早速、キムチ豚玉を焼き始める望月。
「誕生日ケーキっぽく、重ねようぜ」
悪戯っぽく笑う望月に、正也もやんやと膝を叩く。
「すごい絵面になりそうだな」
煉もスパイシーな香りが漂い始めた店内で、てきぱきと皿やグラスを並べ始める。
「おー、うまそー」
「ま、遅くなっちまったが、転校祝いも兼ねての誕生祝いだ! 乾杯しようぜ」
ウーロン茶のグラスを打ち合わせ、勢いで一気に飲み干せば、また笑い合う。
他愛のない話をするうちに、キムチ豚玉も焼け。
望月は重ねたキムチ豚玉に、花火を刺して火をつけた。
「うっわ、マジ!?」
「姉さんに怒られないか?」
「一応パーティ用だから、ヘーキヘーキ! ……でも背中の壁は崩すなよ?」
「おねーさーん、望月くんがー☆」
「よ、よせっ! 殺される!」
「じゃあ、証拠隠滅すっか」
「だな」
協力して、ヘラで本当にケーキのように、お好み焼きを切り分ける。
「いやぁおいしい!」
元々、武道の好みに合わせて作られた、辛いお好み焼き。
他の面子は額に汗をかきながら、次々とウーロン茶に手を伸ばしているが、武道はご満悦だ。
「良かった、美味いか?」
「うん……マジで美味しい……。れんちゃんの激辛まんもウマー!」
普通の人なら辛いというより、痛いとかコメントするレベルの辛さ。
当然、煉は味見なんてしていない。いや、出来なかった。
それを武道は、平気で咀嚼して飲み下す。
「そうそ、俺様からもプレゼントがあんだよ。ジャーン!」
望月が隠してあった、包みを取り出した。
「おぉ……、開けていい?」
「勿論だ、開けてくれ」
包みを開けば、質の良さそうなTシャツが出てきた。
「探すの苦労したぜ、眼鏡のフレームと同じブランドのTシャツ!
今まで着てたTシャツ、そんな感じの幾何学模様だろ? プールの消毒液で色剥げてたじゃねーか。
気になってたんだぜ~。ま、遠慮しネェで使ってくれや!」
「良かったなー、ブドー」
「望月くん……ありがとう」
Tシャツを手に、武道は動きを止めて黙り込む。
(武道ちゃん、泣いてる?)
戸惑ったように見回せば、正也も煉も軽く肩をすくめた。
「……な、まずはたんと喰え、武道ちゃん! 喰って元気になれ!」
な? 俯いた背中を、叩きながら望月は明るい声を飛ばした。
こくりと武道も、頷く。
「おう! たんと喰う!」
「それでこそ、ブドーだな」
煉が言い、皆も同意した。
楽しい夜は更けていく。
旧市街、表参道商店街の中にある
米屋『美咲』
。武道の下宿先である。
友人達が開いてくれたパーティから、戻った武道を待っていたのは、後輩の
御剣 刀
だった。
米を買うついでと言いながら、その手にはいかにもな包装をされたケースがある。
曰く、いつも武道が弟と印象を変えるために着用している、伊達眼鏡を入れるケースだとか。
「刀くんまで……くぁー、お兄さん超感激☆ ありがとうな!」
軽い調子で礼を言う武道に、刀は力強く頷きながらも、ちょっと憮然として見せる。
「先輩……先日の三人四脚駅伝の時の
コメント
は見事でした、完敗だ。
美味い物好きとしては悔しいけれど、悔しいけれど!」
刀は拳を握る。
「え、いや。そう手放しに誉められると、お兄さん照れちゃう」
「次は負けませんよ?」
見据える刀は、元々眼光が鋭いため、睨んでいるようにしか見えない。
「……(マジ!?)」
米を肩に担いで立ち去る、刀。
手元に残った、プレゼントの眼鏡ケースに目を落としながら、武道は苦笑する。
――俺、自分が思ってる以上に、愛されてたんだな。
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月12日
参加申し込みの期限
2013年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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