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【海開き】賑やかな夏のはじまり
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殺風景な部屋のベッドに
朝鳥 さゆる
は俯せで寝ていた。他に人はいない。そのワンルームマンションに話し声が聞こえる。
さゆるの穏やかな表情が険しくなる。閉じられた瞼が小刻みに動いた。
突然、目を開けた。
「藍人、帰ってきた……」
上半身を起こしたまま、残りの言葉は乾いた胸の中で砂礫となって崩れた。
声は外から聞こえていた。耳を澄ませば相当な人数とわかる。
「……今日が海開き」
ゆっくりとベッドに倒れた。スプリングが鈍い音を立てた。
横向きとなる。瞼は開けた状態であった。
「無駄ね」
安らかな眠りを諦めた。全裸の姿でシャワールームに向かう。
冷たい冷水を頭から浴びせ掛けた。僅かな眠気も追い払う。真新しいバスタオルで全身を拭いた。すっかり水気が取れたところで部屋に戻り、水着を手にした。白いパーカーを上から羽織るとクリアバッグに細々とした物を詰め込む。
「そんな気分ではないけど」
穴倉と化した部屋に言葉を残し、片篠藍人のマンションを後にした。
寝子ヶ浜海岸まで一分と掛からなかった。
眩しそうに目を細めたさゆるは人の少ないところを探す。
デッキチェアとパラソルが目に留まった。かなりの数が用意されていた。近くには無料と書かれた看板が見て取れる。利用者は疎らであった。
さゆるは迷いのない足取りで向かう。一つのデッキチェアを選んで背もたれにクリアバッグを引っ掛けた。着ていたパーカーは丸めて置いた。
胸と脚を強調するようなワンピース。鮮烈な青は否が応でも人目を引いた。
軽薄そうな若者が早々と声を掛けてきた。
「モデルも嫉妬するようなスタイルだね。よかったら俺と一日だけでもいいから、付き合わないか」
さゆるは横目で見た。夏を忘れさせるような冷気の籠った目付きに若者は言葉を失った。棒立ちとなって遣り過ごす。
打ち寄せる波を踏み締めてさゆるはクロールを始めた。波飛沫を上げずに泳ぎ、海中に潜った。
深い底を目指して手足を動かす。身体を捻って柔らかそうな砂地に背中を付けた。
海面が光り輝く空となった。神々しい光の柱が何本も降り注ぐ。
目が大きく開いた。眉根を寄せる。手は口元を押さえた。表情は泣いていた。
瞬きをしないで一心に見詰めた。
口から大きな泡を吐いた。限界が訪れてさゆるは浮上する。表情は希薄となり、突き破った空と共に消えた。
砂浜に戻ったさゆるはデッキチェアの一つで足を止めた。
葉利沢 倫理子
がビキニ姿で眠っていた。薄幸を思わせる顔立ちで浅い寝息が聞こえてくる。
さゆるは隣でそっと横になる。全身の力を抜いてゆっくりと瞼を閉じた。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
35人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月21日
参加申し込みの期限
2018年10月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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