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【七夕】灯りをつけましょ提灯に☆
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★.。.:*・゜
雲の隙間から、微かに覗く小さな星を映す川の前。
運よく月灯りも一筋のベールのように川の上に垣間見えれば、流すなら今ね、とばかりに
笹飾りを流し始める
初瀬川 理緒
に、倣うようにして身を寄せたまま自身の笹飾りも流す
佐和崎 紗月
。
真っ黒な水面にチラチラ踊る月の姿。
―― ……今、すごく『月の光』が似合いそう……。
周囲に人は多い物の、笹流しという行いが風情を保つおかげか、騒ぐ声などは無くとても静かで。
ピアニッシモでずっと囁くように弾かれる夜想曲が、紗月の脳裏に笹の葉のようにさらさらと流れ出す。
あまりクラシック音楽などは興味が無さそうに思える恋人の横顔を、そっと見つめてから。
私が弾いたら、理緒ちゃんは聴いてくれるかな。
二つの笹飾りがまるで今の2人のように、ぴったりと寄り添って流れていく様子を、やわらかな微笑み浮かべて紗月と理緒はいつまでも見つめているのだった ――
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
葉で出来た星の形をした船な笹飾りを選んでは、
花椿 涼太郎
は意気揚々と川のほとりへ立つ。
「あぁ、幻想的で美しい光景だね……! この流れる川のように、何事も流転するとは言うけれど」
お、なんかカッケーこと言ってんジャン☆、と涼太郎の横では
野菜原 ユウ
が、特に何も手に持たず川の景色を眺めながら感心して、
「でも! 僕の美しさは永遠、どころか更に進化するのさ! 織姫さんと彦星さんにも願ったからね!
『いつまでも美しく輝く僕を、空から見守っててね☆』ってね! はーっはっはっはっはっは!」
「おぅ。それでこそ花椿。いやっ、つーかお前、『女子に免疫つきますよーに』とかじゃ無くていいのか!?」
折角男同士な談義を以前交わしたのに! などと自身の願望と混じった発言するユウの声は、澄んだ高笑いで聞こえていなかった。
笹飾りに一輪の薔薇の花を乗せてから、涼太郎はそれを沈まぬよう丁寧に流してやる。
灯りたちが漂う水面へと、その赤薔薇乗せた笹飾りが合流する様を、長い睫毛数度瞬かせて涼太郎は見守ってから。
「野菜原くんは、やらなくて良かったのかい?」
「うーん。流してぇ欲望はいっぱいある気すっけど。多すぎてよく分かんねーから」
「野菜原くんはそのままで野菜原くんって感じで、素敵だしね!」
「いしし♪ おもしれーダチもいるしな」
なんか食わねー? と屋台方面指差すユウへ、満面の笑顔で応える涼太郎がいるのだった。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
いくつもの儚そうな光が、水面を滑るように流れていく。
その様子を
御巫 時子
は少し離れた場所から見つめている。
先程、天の川へ、先日には水の色したキャンドルに心からの願い事はかけたから。
ここでもかけるのは、とても贅沢な気がして。
それでも、どうしてもまだ彼と離れがたく。
あそこの灯りはなんでしょうか、と気付けば言葉を放っていた。
五十嵐 尚輝
の口から別れの言葉が出る前に。
「地上の天の川のようですね。こちらも綺麗です」
「先生と一緒に見れて幸せです……」
「御巫さんと行動を共にしなかったら、見られなかった風景でしょうね……ありがとう、かな?」
「尚輝先生……」
顔中に熱が集まるのを感じた。
私と一緒して、少しは先生も楽しんでくれたのでしょうか。
だったらとてもとても嬉しい。
尚輝の視界より一歩引いては、出来うる限り寄り添って。
もう一つの天の川の煌めきを鑑賞する時子であった。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
「玖珂さんのお陰でなんとかお散歩もゴール出来ましたし、こんな場所も来れました……!」
「……大袈裟ッス」
ちょうちん散歩、最初の内は暗闇や物音に怖がっていた
岡瀬 結華
も、頼もしい腕に掴まらせてもらいながら
気付けば次第に会話を増やし。最後には怯えていたのも忘れて、笑顔でお散歩終了させていて。
自分と怖がらず会話してくれる女子が新鮮で貴重な気がすれば、
玖珂 新
ももう少し彼女と話させてもらいたい衝動が湧いたりなぞして。
『あっちで、笹流しやってたの見たんスけど』
みなまで言い切れずだったが、心意気は伝わったらしい。
喜んだ結華と今こうして、川に流れていくのを並んで眺めている。
「また、学校とか会えたら嬉しいです」
「俺もッス」
お互いの事をまた少し知れた今日の日。
次に会う時には、また違う一面が垣間見れるかもしれないと思えば、新も結華も、そう素直に言葉を交わし合っているのだった。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
「幻想的だね……」
「夢のような光景ってこういうのかしら」
川をゆく小さな灯りや笹飾りたちを、寄り添いながら目を細め眺めている
岡瀬 千聖
と
岡瀬 靖久
。
また新たに流れて来た一つの竹燈籠を目で何とはなしに追っていくと、ふと靖久の両の目が微か見開かれた。
自分たちの娘である
岡瀬 結華
の後ろ姿を見つけたのだ。
お祭りで遊んでくる、そう言っていたからいてもおかしくない。おかしくない、のだが。
「え、隣にいるの男の子だよね、え、あれ? 友達? デート? え、ちょっと結華に確認しに行ってく、」
「ほらほら、全部幻想よー穢れは流しましょうねー、そろそろ帰るわよー」
珍しく焦りを見せたどころか、心穏やかでなくなる父。
溺愛ゆえであるが、突飛な行動に出そうになったところをあっさり千聖が掴まえる。
やるわねー結華ちゃん♪
女同士であれば余裕の表情で見守り姿勢な母は、まだ動転中の夫をグイグイ帰路へと引っ張っていくのだった。
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担当ゲームマスター
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
102人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月22日
参加申し込みの期限
2018年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月29日 11時00分
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