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【七夕】灯りをつけましょ提灯に☆
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★.。.:*・゜
『え? ちぃちゃんも行きたいの? いいよ、楽しんでき……僕と!?』
とは前日の会話。
娘が行くと言っていたお祭り。私も行きたいわ!と告げて来た妻はてっきり娘と二人で行ってくるつもりなのかと思いきや、『靖久さんと行きたいの!』と若干スネた口元で続けられればその姿がキュゥンッと胸打って。
岡瀬 靖久
に断るという選択肢などあるはずは無かった。
そして当日。家から連れ立って行く気でいたらば、待ち合わせてカップル気分しましょ☆ なんて悪戯っ子のような瞳向けられ、やはり靖久には断る理由など以下略。
互いにそれぞれの部屋で浴衣に着替えて、少し家を出る時間ずらしては今こうして待ち合わせの場に立つ。
行き交う人たちに若い人が多そうに見えれば、若干恥ずかしくも思いつつ。とはいえこういうお祭りの雰囲気は嫌いでは無い。
どちらかというと血が滾る感覚なのは、ダンスをしているゆえのどこかエンターテイナーの気質のせいかもしれない。
―― 華やかな夏も、悪くはないね。
眼鏡の奥の一見仏頂面な瞳を穏やかにしたところへ、オレンジ色の浴衣がこちらへ駆け寄ってくるのが見えた。
「靖久さんお待たせ。……うん! 浴衣似合うわ」
「ちぃちゃんも似合ってるよ」
黒地に細かい白十字模様、真っ白な夏帯。バランスの良い体格は、シンプルな浴衣を逆に映えさせる。
岡瀬 千聖
が笑顔浮かべ、真っ先に伝えたくなる程に。
精一杯、という気持ちを顔中に溢れさせては小声で返答する夫へ、嬉しそうに寄り添った。
そんな彼女の浴衣は、橙地にカラフルな矢羽柄。
先に家を出て行った娘の本日の浴衣を思い出せば、並んだらレトロモダンな姉妹に見えそうだ……なんて、胸の内では色々想いを馳せている靖久がいたり。
手始めに冷えたビールをお互い購入してから、ゆっくりと見て回る。
『大人の特権よねー』と嬉しそうに言う妻へ、愛しい眼差しを向けているところへ千聖がピットリと腕に引っ付いてきては、腕に触れて来た。
「ちぃちゃん、周りに人いるから、ね」
「えー、昔はしてくれたのにー。ケチー」
一気に耳を赤らめる靖久へ、酔ってるフリなんてしながらそれでも無理強いはせず、でも密着は譲らない。
いつまでも初々しい彼の反応が、千聖は楽しくて幸せで仕方ないといったふうである。
布越しに肩を逞しい腕へくっつけたまま、快活な瞳が屋台と屋台の間にある矢印看板を見つけた。
「ねぇねぇ、ちょうちん散歩ですって。靖久さん、行ってみない?」
「いいね、風情がありそうだ」
笑顔交わらせた後、足並み揃えてその方向を目指すのだった。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚
お腹をぽんぽんと叩こうとしてネモフィラの帯留めに気付けば、おっと、と位置をずらして改めて。ぽんぽこ。
帯留めとお揃いの耳飾り、浴衣柄と同じ色の瞳。一見華奢で儚げそうな彼女の口から、良い年のおっさんのような吐息がつかれた。
「げふーっ。もう食えないな。腹がきつい」
「お昼からずっと食べてるからね~……大丈夫? どこか座って休もうか?」
タコ焼きを頬張っている
千歳飴 楓子
の、普段あまり仕事をしない表情筋に微かな変化があるのを
幼馴染の年季の下、『さすがにかーちゃん、苦しそうだなぁ』と
立花 なつ
は見逃さずに声を掛ける。
否。他の女の子にするような近すぎる距離感ではもしかしたら気付かない程の、本当にそれはささやかな変化。
特別なコであり大切にしたい一心で、彼女にとっての心地よい距離を意識しているなつだから、それは気付いたのだろう。
「いや、動いていた方が早く消化されてもっと屋台の物が食べれる。散歩でもしよう」
まだ食べるの、とは決して言わない。そうしたいなら喜んで付き合うまでである。
頷いたなつが、エメラルド色を動かせばとある看板が目に入った。
「じゃあさ、せっかくだから、ちょうちん散歩しようよ。
二人でペアを組むんだって~……あっちが受付みたいだよ」
「ほう。ちょうちん散歩。そんな物もあるのか」
最後の一個をもぐもぐしながら、楓子も異議なしと首を縦に動かす。
のんびりのんびり、方向を定めて二人は歩き出した。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
102人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月22日
参加申し込みの期限
2018年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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