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【七夕】灯りをつけましょ提灯に☆
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「この島は毎日祭りなんかね」
「また祭りか」
「花見ん時もそうだったけどここは祭りしかしてねえのか?」
提灯に照らされた出店達を見つめながら。
フォーマ・シャオ
が満更でも無さそうに好奇心含んだ声色で、
コル・ティグリス
が大きく欠伸をしながら、
イダス・アグリオス
が随分気楽な町だな、と腕を頭の後ろに組みながら、
同時に己の団長たる
ティクス・ソル
を振り返った。
「俺に言うな。平和で結構じゃねえか」
呆れの息と共に告げつつ。
ティクスも何度訪れてもこの星幽塔には無い雰囲気に、小さく笑みを浮かべながらも危機管理は意識する。
争いごとが無さそうだから油断していい、そんな道理は無いから。仲間と来ているならば尚更。
とはいえ、仲間と共にいるからこそ楽しい事を共有する気もある。
さて何をするかと大きな黒曜石の瞳が思案色を浮かべたところで、イダスが声を張った。
「また宴会かっ? ならオレがひとっ走り皆の分の酒買ってくるぜ!」
「そうなー。刺激も無ぇし、不思議な光飾られてるの眺めながら浴びる程呑むのも悪くねーな」
イダスの言葉にコルが乗りそうな気配を察知したティクスの、一見可憐な唇からド低音な音が
ぼそりと漏れる。
「酒は飲んでも……」
「「飲まれるな」」
間髪入れず、その声にイダスとコルが条件反射の如くきれいにハモった様子に、フォーマが首を傾げた。
「おぅ、なにかやらかしたんかい二人は」
「ちょっとな……」
「んなら、前にティクスとやった勝負はどうだ?」
「勝負? ってなにすんだ?」
威圧感纏うティクスの笑みをやり過ごすように、コルがふと口にした。
その瞳は、あの時の勝負空気を思い出してすでにゆらりと熱さが灯り始めている。
しないわけがないだろう? そうティクスへ含んでいるように。
その目を見れば、ティクスも苦笑いと共にいつもの表情へと戻し。
イダスとフォーマが興味津々そうな顔を向けてくるのへ説明してやる。
「ああ、ささやかな願い事をかけた勝負な。俺とコルがやったのと同じでいいならー……あれだ、『射的』。
とれた景品の数を競うんだ。やってみるか」
「お? 何でい、勝負ならおれも混ぜてくんな!」
「おもしれえ……団長それやろうぜ! 願い事っつーならオレは掃除当番一週間交代だ!」
「そうだな……俺の願い事は1週間喧嘩なしだ。静かに寝かせろ。フォーマはどうだ?」
「おれの願いは……そうさな。一週間甘味追加はどうだ! 運び屋の助手でもいいぜ?」
思い思いの願い事が言葉にされるのを聞き取ってから。
コルがニヤリと口角を上げ続いた。
「そうだな俺が勝ったら今度こそ食わせてもらおうか。皆食いごたえがありそうだ」
「げぇ……コル兄さんにだけは負けらんねえな」
「大将やイダ坊のはともかく、コルの旦那のは勘弁願いてェ……」
「またそれか。イダスはさておき俺は美味しくねえってのに」
「だから旨いんだって」
「……お前実は覚えてんじゃねぇのかあの日の事」
「さぁて。なんのことだろうなあ」
ちょっ! オレはさておきって何!? なんてイダスが叫ぶのを聞いていないフリしながら、
ティクスが睨むのへ飄々とした笑顔でコルはかわしたり。
コルのそれは征服欲も多分にあるが、大事なモノ、懐に入れたものへのマーキングでもあるのだと、仲間たちもどことなく理解はしている。
しているが。甘噛みならいざ知らず、どう考えても容赦の無さそうなあの歯を見れば、避けられるならば全力で避けたいのが本能というものである。
かくして、まずは前哨戦たる射的勝負が開幕した。
「ちまちましたのは性にあわねえ。今回も加点狙いの大物で行く」
すでに経験済である射的となれば、たとえ大物であってもコツを掴んでいるコルが
頭部へ当て傾いだ隙に足元へ命中させれば、なんなく1個目の子馬ぬいぐるみゲット。
屋台のおっちゃん、よく分からないが早くもこの集団が只者じゃ無い事を察知。蒼白しながら景品追加!な電話をコソコソかけていたり。
「うぉっ。コル兄さんさすが。よっしオレも……とりあえず数がおおけりゃいいんだろ!」
勢い任せ。イダス、目に付いた物を片っ端から狙う作戦のようだ。
伊達な威勢では無いようで、コルクの装填が早い。ゆえに、乱射かと言わんばかりの数打ちで外すのも多いが同じくらい当てていく。
「狙いは的確に……」
当たると確信したものへ、瞬殺で当てているのはフォーマ。
時折大物や、倒したはずみでドミノ倒しのように複数一気に落とせるモノを狙うなど、博打勝負を仕掛ける様子もある。
多く取れりゃ土産も増えるしな。
ただでは転ばない、フォーマらしい戦法である。
「お! 大将もやるねェ!」
「団長! 大物も狙おうぜー!」
「これが着実で的確だ」
コルと同じく以前の祭りでコツ会得済たるティクスも、やはり前回同様コルとは正反対に数を稼いでいく算段。
周囲からの掛け声や野次も気にすることなく、取れそうな、それでいてアジトのちびたちが喜びそうだと思えるものを射抜いて行く。
この射的で勝負を決しようかとも思われたが、屋台のおじちゃんが『追加景品到着するまでご慈悲をっっ』な涙目だったので、適当なところで一旦区切り、隣りのスーパーボール掬いへと一同は移動した。
「ああ?! なんだこのスーパーボールつーのッ。物のくせに逃げんなよおい!」
「イダス、水の流れに逆らおうとするな。一つに定めて、出来る限り水に浸すのは一瞬で」
「団長なにそのスキル!?」
「慣れだろい。イダ坊、男を見せな♪」
「フォーマなんで上手いんだよ!?」
「まぁ気持ちはわからんでもねぇ。ちまちましたのは俺も取りずれぇしな……」
「あ。コル兄がおれとあんま変わんねーな、……ってオイ! 跳ね上げたの掴むのはアリなのか!?」
結果。射的&スーパーボール掬いを得た現時点、
1位、コル …… スーパーボールはイダスより気持ち上程度だったが、
射的の大物たちが得点に大きく貢献。
2位、ティクス …… 両屋台にて堅実な点数稼ぎがものをいわせた。
3位、フォーマ …… ティクスと僅差。
持ち前の順応力と器用さで、コル、ティクスの長所をマネて後半伸ばした。
4位、イダス …… 射的はティクスに並んでいたものの、スーパーボールが全く取れず点数伸びず。
一同、最後の勝負を決めにそれぞれが大量に景品抱えながら、通りを突き進んでいった。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
102人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月22日
参加申し込みの期限
2018年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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