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森に蠢く死霊術師と死者の傭兵団
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目で轟と亮は合図を交わすと轟は地面を蹴り、光球へと肉薄する。
イザナから借り受けた双刃を握り締めるとそれらを信じて力任せに光球目掛けて振るった。
双刃は見事に光球を切り裂き、霧散させた。
「いけっ! 今だッ!」
その言葉に亮は動き出し、懐から取り出した硬球を力いっぱいにイア目掛けて投擲する。
それはまっすぐに飛びイアの右足大腿部に命中した。そこを守っていた骨が砕けて飛び散る。
ぶつかってあらぬ方向へ飛んでいった硬球であったが、樹の操作によりそれは瞬時に亮の手へと戻った。
妹の確かな支援に感謝しながら亮は再び硬球を力いっぱいに放り投げる。
「らぁぁぁーーッ!」
次々と飛来する硬球のダメージで骨の鎧が剥げ、動きも鈍くなったイア目掛けて亮はウェストポーチに入れていた予備の硬球も投擲する。
硬球の数が増え、そのダメージはイアの骨の鎧の再生力を上回り始めた。
余裕の表情を浮かべていたイアの表情に焦りの色が見え始める。
「小癪な……その程度の攻撃なんて……! はぁっ!」
地面に手をかざすと、イアの正面に骨で形成された壁が出現する。
その硬度は凄まじく亮が力いっぱい投擲する硬球の一撃にもびくともしない。
「それなら、これで!」
亮は投げる方向を変え、イアとは全然違う方向へ硬球を投擲する。
それをみて嘲笑する様にイアは笑った。
「どこに投げているのです。それでは当たるわけが……ぐあっ!?」
あらぬ方向へ投げられたはずの硬球は突如としてイアの背後に出現し彼女の背中に命中したのである。
予期せぬ方向からの攻撃にイアは集中を乱し、彼女を守る骨の壁は消失する。
その隙を逃さず、何者かがイアに肉薄し神速の一撃を放った。
鋭い一撃はイアの骨の鎧の胸部を切り裂き、再びまったいらな平原が露わとなる。
御剣 刀
は落ち着いた様子でイアを観察し、続く一手の為に彼女の攻撃を待った。
「き、貴様ぁぁぁぁ!」
激昂したイアは両腕の爪を振り回し彼を狙うがどの攻撃も勢いを削がれ、ダメージを与えるまでには至らない。
その状況にいら立ち、イアの攻撃は更に力任せになっていく。
上段から両腕同時の振り下ろし攻撃すらまともな狙いはつかず、彼に身を半歩ずらされ簡単に避けられてしまった。
「なぜです! なせ貴様は倒れないのです! 私の一撃はそんな……細い武器で受け止められるはずのものではないはずッ!」
再び御剣を狙ったイアの骨の爪は寸前の所で御剣にいなされる。
「お前のペッタンコなナイチチと変わらないチンケな攻撃じゃ、俺には届かねぇ。俺の知ってる金髪巨乳の攻撃の方が圧倒的に凄いね、更に……その巨乳に勝ってる俺はもっとすげぇッ!」
御剣は剣の切っ先を真直ぐにイアに向け、言い放つ。
「だからてめぇは……ここで俺に負けるんだよッッ!」
「言わせておけば貴様ぁ……しぃぃねぇぇぇぇぇぇッ! この巨乳好きめぇぇぇぇぇーーッ!」
イアは両腕を広げると今までとは比べ物にならない程の骨を召喚し、右腕に集めていく。
それは巨大な骨の爪となり、大きく広げられたその腕は禍々しさを放っていた。
骨の巨大爪が振り下ろされると同時に御剣はツクヨの加護水晶を砕く。
「お呼び出しですねぇッ! いきますよぉーッ!」
御剣はツクヨの突進に合わせ、巨大爪との距離を詰めていく。
二人の突進を防ごうとイアが召喚したスケルトン達をツクヨは赤い鎖でひと薙ぎに吹き飛ばす。
ツクヨが作った道を二人は走る。
その視線はただ一点。巨大爪が振り下ろされるその瞬間、もろくなる関節の一部分。
「潰れろォお! 巨乳好きぃぃいーーッ!」
「せいやぁぁぁぁーッ!」
呼吸のあったツクヨと御剣の斬撃が巨大爪の関節を切り裂いた。
支えの要を失った巨大爪は自重を支える事ができず、崩れる。
イアはいきなりの武器消失に何が怒ったか理解できていないようで驚愕の表情を浮かべていた。
二人がその一瞬の隙を逃すはずがない。
ツクヨの剣による連撃に合わせ、御剣は何度も斬撃を放った。
その速度は二人が競い合う様に徐々に上がっていき、ついには常人では目で捉えられない程になる。
最後に交差する様に斬り抜けた二人はすれ違う際、お互いに微笑をたたえる。
力を放ったツクヨが消失するのと同時に連鎖的な爆発の炎がイアを包んだ。
「ぎぃいあいぁああーーッ!」
爆発につぐ爆発が彼女の身体を右に左にと曲げさせる。それは爆発に踊らされているような光景であった。
煙が収まるとそこには、体を震わせ全身血塗れで肩で息をするイアの姿。
彼女の瞳にはまだ憤怒の炎が燃え滾り、戦いをあきらめているような節はない。
剣を構え直す御剣を制したのは轟であった。
「ここは任せてくれ。言わなきゃならねぇ事がある」
「……わかった」
轟は肩で息をするイアの前に出ると静かに話し出す。
「容姿を気にする気持ちはそこはかとなくわかるぜ」
「お前に、何が……わかるというのですかっ!」
「わかるさ! 俺にだって、誰にだって何かへのコンプレックスってもんはあるんだ」
自分の握った拳を見ながら轟は噛み締める様に言う。
「だから大事なのは心の……心の奥底の性根って奴だ。例えば人を物みたいに扱うのが当たり前って思ってるなら、どんな理想的な美人になろうとまるで魅力的じゃねぇッ! わかるか、イアっ!」
「何を知った風に……ッ!」
「つまり、今のお前はちょっと強い以外……魅力が何もねぇ、ちび娘って事だッ!」
「ふざけたことを……言いたいのはそれだけですかっ!」
「ここまで言っても伝わらねぇか。いいぜ、その性根。この、ヒーローストレイトが……叩きなおしてやるぜッ!」
轟とイアは同時に地面を蹴ると飛び上がり、空中で拳と骨の爪を交えた。
何度も打ち合うがお互いに致命傷には至らない。
轟は距離を取るとろっこんの進化能力を発動させる。
「いくぜっ! バァァァストッ! トラァァァンスッッ!」
身体能力が一気に向上し、彼の速度はイアを上回る。
その速度を生かし、イアの周囲を円状に走った。
「ど、どこだ! これでは狙いが……っ!」
完全に轟を見失っているイアの様子に今が好機と見た轟はイザナの加護水晶を砕いた。
次の瞬間イザナはイアの直上に出現し、極太の雷のビームを放つ。
「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁああああーーーーッ!」
体を駆け巡る雷の激痛とその衝撃にイアの動きは完全に封じられた。
「轟っ、さっさと決めて! 長くはもたない!」
「おうっ! 任されたァっ! いくぜっ、悪霊撃滅! ゴォォストッ! ブレイクゥゥゥッ! スゥゥゥマッシャァァァァーーーーッ!」
全体重を乗せた右ストレートがイア目掛けて放たれ、その拳はイアの胸部を撃ち抜きその体をくの字に曲げた。
「がっ、ふっ……この私が……生きている……人、間、なんかにぃ……」
拳がめり込んだまま、イアの身体に小さな緑色の炎が灯っていく。
それは次第に彼女の身体全体に燃え広がり、イアの全身を包んだ。
「このままじゃ終わらせない……いつか、いつか……必ず……お前達を……ッ!」
そう言いながら、彼女は緑色の炎に焼かれ――消えていったのである。
こうして一連の騒動は終結を見る事となった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ウケッキ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月14日
参加申し込みの期限
2018年09月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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