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森に蠢く死霊術師と死者の傭兵団
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冬華と共にこの空間に乗り込んだもう一人の人物がいた。
それは
ティオレ・ユリウェイス
である。
彼女もまた触手に襲われたが、ツクヨの加護水晶から借り受けた赤い長剣を用いて難なくそれらを撃退していたのであった。
「まったく、こんな空間考えついた奴はよっぽどのエロ魔神で、おまけに性欲って奴を持て余してるんだろうね。だけどお生憎、あたしはそいつの思い通りにはならないよ」
そう言いながらティオレは忍び寄っていた触手を長剣で切り飛ばした。
襲い来る触手を撃退しながら歩いていると周囲の雰囲気が変わる。
黒い空間が終わりをつげ、多数の絵が飾られた真直ぐな通路に出る。通路の幅は人間一人分ほどしかなかった。
「罠でもありそうな感じだけど……いくしかないか」
意を決してティオレは通路を進んでいく。
すると彼女をはさむ様に壁に配置されている何も映っていなかった絵に映像が浮かび上がった。
「え、あた……し?」
それは既に忘れ去った忘却の彼方の記憶。
絵の中では一人の娼婦が客と抱き合っている。
壁の絵がティオレの声で彼女の頭の中に響かせる様に話し出す。
(呪いを強いられ……永劫の時を生きて……何をしても死ねない。それならば、溺れてしまえばいい)
じわりとかつて感じていた快感の一部が彼女を襲う。
耐える様にティオレは足を震わせながらも倒れずに堪えた。
「……うるさいっ」
(溺れている間は……忘れられる。死なずのティオレじゃ、なくていい……心地がいい)
快感は次第に強くなっていくが、ティオレは歯を食いしばって足を進める。
進む度に絵画の中の娼婦は男と激しく抱き合っていた。その動きにティオレは覚えがある。
(こいつらの相手をしていれば……現実なんて……見なくていい……ただ、啼いていれば……それでよかった)
「うるさい、黙れ! あた、しは……あたしは……ッ!」
息が荒くなり、顔を紅潮させながらティオレはふらふらと通路を歩く。
時折、倒れそうになるが壁に手を付いて何とか倒れずに踏み止まる。
絵画の中の娼婦は、あられもないポーズをしている。その娼婦の姿に彼女は見覚えがあった。
(何を我慢している……あの身を委ねた日々を。思い出せば……あなたはもう、戻れない……)
「そんな、こと……はぁ、く、あぁぁあああ゛あ゛あ゛ッ!」
強烈な強い感覚が彼女を突如として襲い、ティオレはその場に倒れ込んだ。
体をがくがくと痙攣させながら涎を垂らす。呼吸は辛うじてすることが可能だが、体を落ち着かせることができない。
(さあ、ゆだねて……あの日の悦楽に……その身を……心を)
「うあぁぁ、ああぁ、あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ーーッ!」
びくびくと震える体と荒くなった呼吸、朦朧とする意識の中で彼女は力を振り絞って短剣を抜く。
それを自らの脚に突き刺すと熱い痛みに吼えた。
「ぐ、はぁ、はぁ……ふざけるなッ! 死ねないあたしと違って、あいつらはもう死んでんだ! なのに、生かされている、望まない形で! 無理やりに! だったら、救ってやりたいだろうがぁッ!」
痛みと先程の強烈な感覚がぐるぐると混ざり合い、歪む視界の中、ティオレは通路を這って進む。
そして最奥に見える水晶が安置された台座にしがみ付くと最後の力を振り搾って短剣を水晶に突き立てた。
力を失う様にがくりとティオレはその場に倒れ込む。
次第に周囲の景色が薄くなっていき、空間が崩れていく。
彼女の強い想いが誘惑の異空間に打ち勝ったのである。
◆
「あれ、部屋の中が見えるようになった……結界の破壊が成功したのかな? ま、なにはともあれ出番だよねっ」
死霊術師イアの家の傍にある背の高い木の上で、動きやすそうな防火服に身を包んだ
新田 樹
は双眼鏡で部屋の中の様子を探っている。
彼女の見る限り、イアはまだ戦闘態勢すら取っておらず結界が破られたことにすら気が付いていないかもしれないようだった。
「あれなら……支援できそうだよね」
樹が様子を伺っていると突入部隊に志願した
白 真白
達が突入してくる。
真白は武器を構え、その切っ先をイアに真直ぐに向けていた。
「見つけたよ、イアちゃんっ! もうこれ以上の狼藉は許さないからね!」
「くっ……結界を他の者に破らせ、突入してきましたか……でか乳娘ッッ!」
「あー……うん、大きいのは否定しないよ」
イアは真白の大きすぎる胸に視線を移動すると数秒視線をロック。
じわじわとイアの目に涙が溜まっていく。無意識に小さな己の胸を隠すかのように空いている片手で片胸を覆っている。
「むぅぅ! いいでしょう、後悔させてあげますよ……その大きな胸を持ったという事をッ!」
バックステップしたイアは真白と距離を開け、片手を左に大きくかざした。その手に緑色の光が収束していく。
(あっ、先手を打たせちゃまずいよね。どうしようかな……あ、よーし、これでどうだっ)
樹はイアが身に着けている黒いドクロ柄のローブを念じて自身の手元に瞬間移動させた。
攻撃態勢を取っていたイアは薄桃色のキャミソール姿となる。薄い布地が透け、黒い下着がうっすらと見えている。
「へっ!? あ、えっ!?」
(ふっふっふ、驚いてるなぁ。よしよし、もいっちょ!)
再び念じ、彼女はイアのキャミソールを自らの手元に瞬間移動させた。
憐れ、下着姿となったイアはまったいらな胸の形が下着越しとはいえ露わとなり、パンツすら衆目に晒される事態となる。
咄嗟に身体を隠し、その場にへたり込むイアは死霊術師とは見えず、ただの小さな少女そのものであった。
「うう、なんで!? どうしてこんな事になってるんですかぁ!?」
羞恥に顔を染めるイアに対し、真白は無意識か意識的かは不明だが追い打ちをかけた。
真白は腕を組み自らの胸を下から持ち上げるように上へとあげる。
「イアちゃん、正直胸が大きくてもいい事ってないんだよ? この重さで肩は凝るしさ、揺れて痛いし……」
真白が自身の胸の苦労話を続ける度にイアはその目に大粒の涙を溜めていく。まるで今にも泣きだしそうである。
「じろじろ嫌な目で見てくる人もいるし、この前だってまたブラのサイズが合わなくなってて新しいの買わないといけなかったし……そういうことが何回もあるから出費がかさむんだよねぇ」
部屋にあった小さな椅子に腰掛け、真白は自身の服の裾を掴んで見せる。
「服だってこの身長でこの胸でしょ? サイズが合うのが全然なくてさぁ。しょうがないから自分で調整したりしてるんだよね」
真白は視線をイアに向け、彼女の姿をしっかりと見る。
小柄でちっぱいなイアは涙目になりながらも恨みがましい目で真白を睨んでいた。まだそのぐらいの元気はあるらしい。
「イアちゃんはちっぱいだし普通に子供服買えば済むだろうから、そういった経験ないよねぇ……イアちゃんみたいな体型もちょっとうらやましいし……あれ? イアちゃんどうしたの? 顔真っ赤だよ? 大丈夫?」
「ぐぅぅ……これだから、でか乳はぁ! 嫌いなんですよぉぉッ! しぃねぇぇぇぇぇーーー!」
空中にふわりと浮かび上がったイアの足元から彼女を包む様に大小様々な骨の欠片が渦の様に沸き上がっていく。
イアは瞳に憤怒の炎を宿らせながら、骨を自身の身体へ鎧の様に纏った。
骨により形成された両腕の鋭い爪を振り被り、イアは地面を疾駆する。
「よし、今だっ! ブレイジングブラッドッ! ツクヨさん、よろしくぅっ!」
「あひゃっはあぁーッ! ベスト! ナイスなタイミングですよォッ真白さぁんっ!」
真白が加護水晶を割り、ツクヨを呼び出すと彼女は嬉々とした表情で赤い剣と鎖を振り回し骨で武装したイアへと突進する。
「またデカチチかぁぁぁ! その無駄な脂肪を削り取ってやるぅぅぅぅうーーッッ!」
上段から振り下ろす様にツクヨを襲うイアの鋭い両腕の爪は彼女が展開する赤い鎖によって防がれる。骨の爪と回転する鎖がぶつかり合い、ガリガリと火花を散らす。
鎖をドーム状に展開する様に広げたツクヨはその衝撃でイアの体勢を崩した。
無防備となったイアにツクヨは自らの長剣で数度斬撃を叩き込んだ。
直後、連鎖的な爆発がイアを襲った。
「ぐぅうあああっ!」
爆発により、大きく吹っ飛んだイアであったが即座に体制を整え、着地する。
肩で息をするイアの骨の鎧は爆発の影響か数か所が綻び、ぼろぼろと骨が剥がれて崩れ落ちていた。
「はぁ、はぁ……攻撃なんて、無意味です。私の骸の殻は……不滅なのですから」
そういったイアの足元から再び骨の欠片が湧き出し、綻んだ箇所へ集結してその傷を塞いだ。
「はっ、面白れぇ芸当じゃねえか! だがそんなもの通用しねぇ! 要は……回復される以上の攻撃を叩き込めばいいってことだろッ!」
「その通りだ。いくぞっ!」
「ああ、やってやるぜッ!」
完全回復したイアの前に躍り出たのはヒーローストレイトこと
風雲児 轟
と
新田 亮
であった。
「それがわかったからとて、何の意味もありませんよっ! さあ、死になさい!」
イアは腕を振り被り、薙ぎ払うように振るうと緑や赤、黄色の光球を顕現させる。それらは不規則な移動で轟と亮へと飛来した。
光球を横っ飛びに躱した二人であったがそこを狙うかのように大量のスケルトンが組み合わさった骨の波が彼らを襲い、鋭利な爪や骨でその身を切り裂く。
「ぐあああああッ!」
「う、おぉぉおおッ!」
骨の波は彼らの足元に纏わりつき、動きを止めるが樹が瞬時にそれらを瞬間移動させ轟と亮の脚の自由を取り戻す。
自由となった彼らは直前まで突進で迫っていたイアの鋭い爪による一撃を紙一重で交わした。
「やりますね、ならばこれはどうですかッ! 炎よ、水よ……合わさりて敵を討滅する力と為せ! レイジング・フレアッ!」
高く飛び上がったイアは両腕を交差させ、赤色と青色の光球を作り出すとそれらを眼下の轟と亮目掛けて放った。
二色の光球はらせん状に絡み合いながら落ち、ついには融合して一つの白い大きな光球へと変化する。
「光球は任せろ、この剣なら……やれるかも知れねぇ」
「……わかった。イアは何とかしてみよう」
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月14日
参加申し込みの期限
2018年09月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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