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幻想遊戯~お前もナポリタンにしてやろうか~
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「思ったより……やるじゃないか……!!」
御剣 刀
の攻撃が次々と防がれる。ナポリターナ・スパゲッティーノ大総統は、ろっこんによる超加速からの斬撃に辛うじて対処していた。
『そちらもな……!!』
常人であればそもそも見えもしないスピードの中で、刀の攻撃を手にした片手半剣で防いでいく。刀もまだまだ本気を出しているわけではない、いわば相手の実力を見極めるための、小手調べ。
しかしながら、それは大総統にとっても同じことであろう。何しろ、人間のシルエットをしているが、相手は全身をパスタで構成する亜人間という未知の存在なのだ、何を仕掛けてくるか分からない。
そこに、
椎井 莉鳥
と
北里 雅樹
がやってきた。
「あれが大総統ね……」
莉鳥が刀と大総統の戦闘を観察する。
「雅樹……」
「何だい、椎井」
「……眼鏡」
「……」
少ない言葉での莉鳥の指示だったが、それで充分だった。雅樹のろっこんは眼鏡をかけるという準備動作を必要とする。眼鏡を懐から取り出す雅樹。
「……あれじゃ、ないかと思うんだけど」
莉鳥の指差す先を見ると、雅樹にも大総統の向こう側に何らかの機械――操作盤のようなものが見えた。恐らくは、パスターXの操作に関わる、重要な機械。
「なるほど」
「……狙える?」
雅樹のろっこんは『精密視力(マイクロ・アイズ)』。眼鏡をかけて対象を凝視すると最大で顕微鏡でレベルでの視力を得ることが出来る。うまく狙えば、かなり精密な射撃を行うことも可能だろう。
しかし、それも視線が通ればこそだ。
「……いや、まだ無理だ。あいつ……あの攻撃をいなしながら、しっかりガードしてる」
「そう……なら」
莉鳥が一歩前に出る。
「私も攻撃に加わって、何とか隙を作るわ。うまくいったら……頼むわね」
「あ、おい!」
ここまでスクロールを温存してきたといっても、回数はそこまで多くない。しかし莉鳥は雅樹の静止も聞かずに刀と大総統との戦闘に参加していく。
「まずはこれから……!!」
マジックミサイルを放つ莉鳥。放たれた魔術の矢は外れることなく大総統に命中するが、大きな隙を作るには至らない。
それは、斬撃を繰り返す刀にとっても同じだった。
「こいつ……!」
恐らく大総統はパスタの身体ゆえに痛みを感じにくいのだろう。マジックミサイルが当たってもひるむことがなければ、雅樹の視線を通すことはできない。
『ほう、新たな挑戦者か。こちらは何人でも歓迎だぞ』
右手で剣を持った大総統は、左手のパスタをうまく絡めてライフルを持ち、莉鳥と雅樹の方向へとパスタ光線を発射した。
「きゃっ!」
「おっと!」
何とか避けるふたり。あれに当たってしまえば数時間でパスタ化してしまう。
「中距離戦はかえって危険ね……!!」
陸上部に所属する莉鳥の反射神経は決して鈍くはない。しかし、それが対人の格闘戦に役立つかといえば、また別な話だ。
最低限、ろっこんのスタンハンドで身を守ることは出来るだろうが、それでは大きく隙を作ることはできない。
「ええい……!!」
それでも、やるしかない。大総統を倒すと同時にパスターXを無力化しなければ、寝子島の明日はないのだ。やや特攻気味に大総統へと接近する莉鳥。
その時だった。
天井付近から、まるでバケツをひっくり返したように水の塊が大総統目がけて落下してきたのである。
『!?』
「!?」
「え、何!?」
水戸 健吾
だった。廊下から天井伝いに大総統の部屋に侵入していた健吾は、莉鳥と刀のタイミングに合わせて大総統の頭部へと落下したのだ。
ろっこんにより水の塊になったままの健吾は大総統の口と思しき器官に進入する。そもそもパスタの塊である大総統が呼吸をする必要があるのかは分からないが、いきなり口を塞がれればいくら何でも隙ができるだろう。
「くらえーっ!」
そこに、健吾のスクロールによるジェネレイトファイアが炸裂した。
『……おおぉーーーっ!』
口の中に突然炎が発生する。至近距離にいる刀は巻き込まれないように一瞬、引く。莉鳥はまだ対処し切れていない。健吾は炎を放つと同時に脱出した。
少し離れていた雅樹だけはその様子を正確に把握することができた。
「椎井、脚だ!!」
「!!」
雅樹の声で莉鳥は我に帰った。振り回される大総統の両手をスタンハンドで辛うじてガードすると、大総統の片足にスクロールを押しつける。咄嗟にマジックミサイルを放った。
『……!!!』
莉鳥の攻撃は大総統の片足を吹き飛ばした。足りない器官を他のパスタで補うことはできるのかも知れないが、それも多少の時間を要するだろう。体勢を崩させるにはそれで充分だった。
「雅樹!!」
「任せろ!!」
今度は雅樹の番だ。眼鏡を通した視線は異常なまでの視力を以って細部までを見通すことができる。大総統の姿勢が崩れた先にあるのは、確かに何らかの操作盤である。そして、大総統が身体を呈してまで守っている以上、そこがこのパスターXにとって重要な機関であることに間違いない。
雅樹のジェネレイトウォーターがその操作盤の僅かな隙間に命中する。いくらパスタでできた不可思議な要塞とはいえ、何らかのマシンが電気で動いている以上、水に弱いであろうことは充分に予想できた。
「よし!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
まるよし
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月07日
参加申し込みの期限
2018年09月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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