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【七夕】ミルキーウェイに愛を叫べ 屋台も楽し~い♪
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下駄の音も軽やかに、屋台を冷やかしながら鳥居まで歩いてきた
仙藤 紫
と
仙藤 蒼
。巫女さん達に勧められて短冊を書く事にした。
綺麗な字でさらさらと紫が記したのは、
『皆が幸せに過ごせますように』
(何事もなく、平穏が1番)
穏やかに微笑むと、紫は隣の蒼を見た。
「蒼は何て書いたの?」
丁度その時、蒼は短冊を書き終わったようだった。パッと短冊を後ろ手に隠すと、彼女はてへっと笑った。
「内緒♪」
「そうなの?」
またゲームの事でも書いたのかしらと思いながら紫は微笑む。
「じゃあ、吊しに行きましょう」
「うん!」
先に歩き出した姉の背を追いながら、蒼はそっと自分の短冊を見た。
『お姉ちゃんみたいないい女になりたい』
(願うのは……願うのは自由だもんね!)
ふん! と蒼は拳を握る。そこに紫が優雅に振り返った。
「蒼? 吊さないの?」
「あ、吊す~!」
蒼はちょっと浴衣の裾をつまむと、カタカタと下駄を鳴らして元気に姉の許に走り出す。……お願い事には、まだもう少し頑張らないといけないようだ。
*
屋台を巡りながら歩いていた
オルカ・ヴィヴァルディ
と
獅子目 悠月
は、いつの間にか神社の鳥居の前まで来ていた。
「タンザクって前のHINAみたいなもの? 書こうよ悠月~」
ひょいとお面を上げ、オルカの瞳が楽しそうに輝く。2人は短冊に願い事を書く事にした。
悠月はお面を後ろに回すと、迷い無くペンを取った。
『望む未来を掴む』
しっかりと書いた。恐れも驕りもない。いつかの未来を、きっと。俺はもう踏み出しているのだから。
悠月は自分が記した願いを己に刻みつけるようにじっと見つめた。
そんな決意に溢れた悠月を横に、オルカは頭にちょこんとお面を載せながらふむと顎に手を当てた。
(前と同じもいいけど……これ恋人達に見せるんだよね)
1年に1度の逢瀬を果たす、ロマンティックな彼らに願うとしたら。
『悠月が俺の愛を信じますように』
(これくらいのアピールはいいよねぇ~)
……まぁ、イマイチ伝わってない今の方がガマンできるからいいんだけど。
オルカは悠月の美しい横顔を眺める。彼はオルカの企業努力なんかきっと微塵も分かっていないのだ。
(でもさ、信じてくれるのなら)
オルカは熱を帯びた目で悠月を捕らえた。
もう曖昧に逃がしたりなんかしない。俺の愛にどっぷり浸して、溺れさせてやる。
「……どうしたオルカ?」
じっと自分を見つめている事に気づいた悠月が顔を向ける。オルカはにっこり笑って短冊を掲げた。
「! ……真面目に書け!!」
ドスッ。オルカの横っ腹に気合いの入った一撃が繰り出された。
*
「あ、見て見て茉莉ちゃん。短冊に願い事書くんだって。私達も書こ~!」
参道を上がり鳥居の前まで来た
回田 はつな
と
跡野 茉莉
。大きな笹の前に人だかりをみつけ、自分達も短冊を書く事にした。
「私はね~、もう決まってるの」
一人えへんと言うと、はつなは短冊にしっかり文字を記していく。そこに書かれていたのは。
『仲良くなりたい人と、もっと仲良くなれますように』
キュッキュッと勢いよくペンで書き、最後に強めの筆圧で自分の名前を記せば。
「うひ~、完成!」
はつなは満足そうに短冊を掲げた。
大事な大事なお願い事。実は、その為の1歩をはつなは後で踏み出してみるつもりなのだ。
はつなはチラリと横を見る。そこにはまだ何やら思案している茉莉の姿。
(頑張るぞ~!)
はつなはフン! と気合い充分に頷いた。
(短冊に願い事かぁ……)
顎に手を当てしばし熟考していた茉莉。その微動だにしなさ具合に周囲の人間が(人形じゃないか……?)とざわつき始める頃、ようやく彼女はペンを持ち、手を動かし始めた。
『仲良くしてくれる人に感謝の気持ちが伝えられますように』
優しく大好きな親友。彼女と一緒にいる楽しさ、嬉しさを、もっともっと上手く伝えられたらいいのに。
鉄仮面のような己の口下手がもどかしい。茉莉は黙って少し下を向く。するとはつなが首を傾げて話しかけてきた。
「茉莉ちゃん、書き終わった~? ……どこか具合悪い? 元気ないけど」
「えっ? ……ううん、大丈夫」
「よかった~。じゃあ、吊しに行こう!」
ほっとした様子ではつなが言う。茉莉はこくんと頷いた。……自分の事を理解してくれる親友に深く感謝をしながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月15日
参加申し込みの期限
2018年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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