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遥かなる『ねこだい文明』を求めて……
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【星ヶ丘のお庭は世界イチ!】
星ヶ丘地区は
椿 美咲紀
にとって、自分の庭! と言ってしまっても、あるいは過言ではないかもしれません。
「あら~美咲紀ちゃん! ねえ見てみて、今年もハイビスカスがとっても綺麗に咲いたのよ~」
「おおーっ、これは素晴らしーお庭なのです♪」
なんてご近所のガーデニング仲間、すなわちガーデナーたちとの交流もバッチリです。こちらの星ヶ丘セレブな若奥さまも、あちらで手を振っている優雅な有閑マダムも、美咲紀にはお庭の話題を共有するお友だちにして、新聞部員としては有力な情報提供者ともなりました。
「ほあー。どのお家も個性あふれる庭造り! やっぱり星ヶ丘のお庭は素敵なのです! 私もますます意欲が湧いてきちゃうのですよ~」
「そうよね~、みんな愛情もって育ててるものね」
「そういえば、こちらは去年、満開のひまわりがとっても素敵だったのです、今年も植えます?」
「もちろん!」
などなど、ひとしきりお庭のお花たちについて、ガーデナー同士の意見交換を経た後に。
美咲紀は、さりげなく切り出しました。
「そうそう。最近、お庭で変わったものを見かけたりしませんでした?」
「変わったもの?」
「こんなのなんですけど」
スマホで撮影しておいた遺物を見せてみると、若奥さまはこてんと首をかしげます。
「なあに、これ? テラコッタの破片かしら」
美咲紀のいわく。ガーデナーは、たとえばこんなガラクタなり気になるものが庭から出てきた時、以前に壊してしまった鉢のカケラかな? お庭の装飾に使えるかも、とっときましょ♪ といった思考にいたるのだとか。
つまりは星ヶ丘の庭のどこかに遺物が埋もれていたなら、きっと装飾として変わらず庭を彩り続けているか、さもなければ納屋の奥にでもしまい込まれている可能性は高い……はず!
「なにかの部品らしいのです。今、みんなで探してるところなのです」
「へぇ~、そうなの。うーん、そうねぇ。私は見覚えがないけれど……あら?」
若奥さま、不意にぴっと手を上げますと。そこへ通りがかったのは、これまたご近所のガーデナーさんの集まりでした。
「奥さん、ちょっとこっち! ちょっと見てちょうだいな」
「あら美咲紀ちゃん、こんにちは! お庭の具合はどう?」
「こんにちはーなのです! もちろんバッチリなのですよー」
「見せたいものってなあに? どれどれ?」
なんて頼りになるお庭の先達な皆さまがやってきて、やいのやいの。ありがたいことに、みんなで美咲紀に協力してくれました。
しばしああでもないこうでもないと意見をやりとりしていた奥さま方ですけれど、そのうちおひとりが、はたとなにかを思い出したようです。
「そうだわ、思い出した! 確か、三原さんチのお庭だわ。これと同じような欠片をディスプレイに使ってらしてね、猫ちゃんの模様が可愛かったから覚えてたの。間違いないわ」
「三原さんのお庭ですね、なるほどです!」
有力情報をゲット!
美咲紀は奥さま方へお礼を言ってぺこり、さっそく件のお家へと向かいます。
「ますますご近所さんとお近づきになれて、嬉しいのです。うふふふ♪」
オシャレな家々や手の込んだお庭を眺めつつ星ヶ丘の美しい街並みを通り抜け、上機嫌で目的のお家へたどりつきますと。
はたしてそのお庭には、
「! あったー!」
咲き乱れるアジサイ。その花と葉が作り出すちょっとした影の中に、遺物はさりげなく、実に見事に溶け込んでおりました。
庭の片隅では、豪華なドレスに身を包んだゴージャスなねこのまぼろしが、前足をひらりと振りながら微笑んでいます。
「あら? かわいいお嬢さん、うちのお庭がどうかした?」
これまたこじゃれたお召し物の奥さまがやってきて、声をかけてくれました。どうやら家の住人はまだ、異変に気付いてはいないようです。
愛嬌たっぷり、美咲紀ちゃん。初対面でもすぐにお近づきになれてしまうその愛想の良さがまた、彼女の持ち味でもあるのです。
「こんにちは! ちょっとお願いがあるのですー!」
その後はもちろん、交渉は万事スムーズに進んで、美咲紀は無事に遺物をゲットすることができたのでした。お見事!
「お庭好きに悪い人はいないのですよ♪」
どんぶら押し寄せる波間に浮かぶ、一艘の小型ボート。
ざばばー! 白波を破るように勢いよく現れた人物は、高々と腕を掲げて叫びました。
「取ったどーーー!!」
お約束を忘れない、男の粋な心意気。
八神 修
でありました。誰も見てませんけれど、ともかく遺物をゲット!
「ねこの幻影は……消えたようだな。よし」
先ほどまでは海面にぷかぷかぷかり、浮き輪で浮かぶデブねこの優雅なお昼寝模様が映し出されておりましたけれど。修が浅い海底に沈んでいた遺物を首尾よく手にしたことで、今は消えてしまったようです。
猫好きの修にとっては、もっと眺めていたいところではありましたけれど、そこはそれ。
「ねこだい文明か。実際に目にしてみたかったものだな」
ボートへ上がり、遺物の不思議なきらめきを眺めつつ身体を拭っておりますと、
「おっと。電話か」
震えるスマホを取ると、聞こえてきた声は、
恵御納 夏朝
です。
『遺物をひとつ確保したよ。八神君のほうはどう?』
「お疲れ、恵御納。こちらはふたつめを手に入れたところだ」
『さすがだね……!』
遺物を揃ってレオのところへ届けることに決めると、修はボートを星ヶ丘マリーナへと走らせます。
清々しい波風を浴びながらもスマホを確認すると、ねこったーのタイムラインには、見覚えのある顔がぴかぴかの笑みを浮かべておりました。
「『遺物ゲットしたのです! レオさんに届けにいくのですよー』……美咲紀も手に入れたか」
どうやら、友人たちも絶好調のようです。
「よし。レオのところへ急ぐとするか!」
スロットルをがこんと倒し、エンジン全開! 修のボートは風を切り裂き、さっそうと駆け抜けていきました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月02日
参加申し込みの期限
2018年09月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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