スイカ・ザ・マッスル！｜リアクション

スイカ・ザ・マッスル！

「アケーチちゃん、みーっけなのねん！」
　そこへミッシェル・ナイスゲイがアケーチの隣にやってきた。
　何故か身体はスイカの果汁まみれになっていた。
「おや？　ミッシェルさん？　どうしてスイカの香りを全身に漂わせているのです？」
「全身にジュースを浴びたのねん♪」
　恍惚の表情を浮かべるミッシェルに、アケーチは仏の表情で頷いた。
「なるほど。楽しめましたか？」
「すごく……スイカバーだったのねん……♪」
　ガシッと両者は固い握手を交わした。
　何気にこのふたり、似た者同士なのかもしれない。
「ところで、あそこで泳いでる志波さんの筋肉はどうです？」
　アケーチが指差す先に、志波がクロールで泳ぐ姿が。
　ミッシェルも「ウホッ♪」とテンションが上がる。
「見事な僧帽筋、いい筋肉でしょう？　余裕の泳力です、馬力が違いますよ」
「アタシが一番気に入っているのは……」
「何です……？」
　ミッシェルの視線がアケーチに注がれる。
「……アケーチちゃんのプリケツよ～ん♪」
「わーっ、何を！　わぁ、待って！　ここで揉んじゃ駄目ですよ、待って！　止まれ！　うわーっ！！」
　狂宴は止まらない……！