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FEAR THE FORCE:夢幻泡影
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朝鳥さゆるはマンションまでたどりついた。
もどかしくオートロックを開け、エレベーターに乗る。
自室のドアは空いていた。
「藍人――」
片篠藍人の姿を探す。
最初は台所へ、リビングを抜けると寝室に向かった。
「藍人、いるの?」
寝室のドアを開ける。
灯がついていた。間接照明。
昨夜から朝にかけあんなに愛し合った部屋、それが24時間も経たぬうちに、もうこんなにも寒々しい。
唇を噛み、さゆるは立ち尽くす。
軍装のまま、帽子も脱がず藍人が、ベッドの前に立っていた。
手には拳銃が握られている。
「何も言わないでくれ、さゆる」
藍人の口調は重い。一語一語、吐き出すように告げる。
「俺はお前を、連行しなければならない。これが、俺の仕事だ」
「違うでしょう?」
さゆるは藍人に近づいていく。
「私を、処分するよう命じられているのよね? 処刑と言ったほうがより正確?」
「許してくれ……俺は」
「うん……許す」
抱きつくようにして、さゆるは藍人の胸に体をあずけた。
プシュ、という押し殺した音が立った。
サイレンサー付オートマチックピストルの銃声。
そのとき既に、さゆるは後ろ手に隠していた包丁で藍人の腹部を刺し貫いていた。深く。ありったけの力で。帰宅して最初に、台所で用意しておいたものだ。
「許すけど……独りで逝くのは……嫌……」
重い音を立て黒い拳銃が転がった。
悲痛な声を上げると、軍人はどさっと背中からベッドに倒れた。
その上にさゆるの体が重なる。
昨夜一度、そんな姿勢になったことがある。そのときは、刃と弾丸は抜きだった。
シーツに赤いものが拡がっていく。
さゆるは最後の力をふりしぼって、恋人の目をのぞき込んだ。
「藍人……あたしたちは……きっといつか……逢えるよね……」
彼の返事は聞こえなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
前回シナリオ
FEAR THE FORCE:変異-METAMORPHOSE
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
21人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月09日
参加申し込みの期限
2018年08月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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