FEAR THE FORCE：夢幻泡影｜リアクション

FEAR THE FORCE：夢幻泡影

　補遺：3　

　灼けつく陽射しを避けて、テオドロス･バルツァはブロック塀の上、いい具合に陽から逃れられる木陰に居場所を確保した。
　そこから眺める。
　ちょうど登校の時間帯だ。
　がやがやと寝子高生たちが学校に向かって歩いている。
　そのなかに、連れだって歩く七夜あおいと野々ののこの姿を認めると、猫は眼を細めて、早くも本日二度目の朝寝に入るのだった。

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あとがき

担当マスター：桂木京介
ファンレターはマスターページから！

　これまでのご愛顧、本当にありがとうございました。
　マスターの桂木京介です。

　毎回言っておりますが、今回もしんどい執筆作業でした……。
　このシリーズは私の生命力を削り取っているんじゃないかと思ってます。書く前と現在で体重落ちました、3キロくらい！（ダイエットになって良かったとも言えますが／笑）

　といってもですね、私に鞭をくれ、奮い立たせてくれたのも、やはり皆様の力強いアクションだったと思います。
　皆様あっての桂木です。今回はとくに、そのことを思い知った気持ちです。

　本シナリオ終了後、アムリタ世界の記憶は消えた、というような描写をしておりますが、これは絶対ではありません。キャラクターによってはもっと記憶が残っているかもしれませんし、ふとした拍子で思いだすかもしれません。そのあたりは自由に解釈してくださいませ。

　それではまたいつか、どこかでお目にかかれたら嬉しく思います。
　ご意見ご感想もお待ち申し上げております。
　桂木京介でした。

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