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輝け! 写真館 Recollection
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■夏の風物詩と
雨の寝子島。
「これが寝子島の雨季ってものでしょうかっ」
どこか興味深そうに
リリエル・エーテライト
は辺りを見回しながら街を歩く。
「あれっ? リリエルちゃんじゃん」
後方からリリエルに声がかかった。ほえ? と後ろを振り向けば、そこには以前、寝子島でチラシ配りをした際に一緒だったお兄さんの姿。
「幽さん、こんにちは!ですっ。何をされてるのですか?」
「あぁ、こないだ一緒にバイトした写真館で今日もバイトしてて。買い出しが必要だったから出掛けてたんだよねー」
紗雪 幽
は笑みを見せる。手にはいくつかの買い物袋。
「そうなんですね、幽さんは働き者ですっ」
リリエル自身も星幽塔のBarアストラルで仕事をしたり、またたび動物園で清掃のバイトをしたりもするのだが……この島の若者たちは『学業』が生業だという。それに加えて仕事も行うなんて、幽の働きっぷりにリリエルは青い瞳を輝かせた。
「そっかな? 俺は忙しすぎる方が肌に合ってるっぽいみたいでさー」
こうして雨の中買い物に出てるわけ、とリリエルに続ける。
「あ、そだ。リリエルちゃん暇ってある感じ? お店来てくれたらきっと理子さん喜ぶよー。モデルのバイトも探してるって言ってるし」
「お仕事があるんですね! そうですね、それじゃあ私もお店に行きます!」
少しでもお役に立てるならば、と拳をグッと握るリリエル。
「それじゃあ、幽さんの荷物一緒にお持ちしますっ!」
何が入ってるのかな? と袋を覗けば……いちごシロップやブルーハワイシロップ。これは写真館で使うのでしょうか? と小首を傾げつつも。
「リリエルちゃん優しいね、おにーさん感動ー。でも、こーゆーのは男の仕事だから大丈夫!」
ニカッと笑う幽。でも……というリリエルに
「それじゃあ、お店まで俺の話し相手になってよ」
そう言う幽の言葉に、勿論です! 明るい笑顔を見せるリリエルだった。
「幽くん、おかえりーって、あらっ可愛い子をナンパしてきたじゃない!」
「理子さん、こんにちは!」
リリエルが理子に挨拶すれば、その声に時子も玄関まで出迎える。
「リリエルさんもいらしてくださったのですね……」
時子がタオルをそれぞれに手渡し、微笑む。
「時子さんも働いているのですね! お疲れ様です!」
満面の笑みを見せるリリエル、そして
「また何かお手伝いが出来ると聞いて来ちゃいました♪ ……それで、モデルバイトってどういうことをするんですか?」
唇に人差し指を充て、リリエルが小首を傾げればさらりと金色のポニーテールが揺れる。
「ふっふっふ、説明しようリリエルちゃん。今、あの棚に飾ってある写真のように、テーマに沿った服装に着替えて貰う。そして可愛い笑顔をこのカメラに収めればOK! よっ」
成程、とリリエルは頷いた。
「わかりました! 似合うかわかりませんけど、がんばリリエルですっ」
両手をキュッと握り、腕を引き締めるリリエル。
「こっちまで元気になれそうっ! それじゃあ水着選んじゃいましょうかー!」
時子に案内されながら、リリエルは楽しそうに水着を選ぶのだった。
「いろんな水着がありますね!」
キャッキャと楽しそうな表情を見せるリリエルに
「はい、このようなワンピースタイプもあれば……」
「こんなハッデハデなのもあるわよ!」
時子も理子も、リリエルの身体にオススメの水着を洋服の上からあてがい。
「リリエルさんは髪も長いですし、髪型を変えてもだいぶ印象が変わりそうですよね……」
「確かにそうねっ! でも今日はリリエルちゃんの気の赴くままに選んでいいのよっ!」
「どれにしようか悩みますね……!」
笑みのままに困ったように眉を寄せるリリエル。
そんな女性陣のキャッキャとした空気を横目で見ながら、幽は店の床をゆっくりとモップがけするのだった。
(雨の日のこんな時期くらい、のんびりとした期間があってもいいっすよね)
悩んだ末に、リリエルが選んだのは赤を基調に白色で細かな水玉模様が入ったビキニタイプのもの。
時子がリリエルの髪を梳かし整えたそのビキニ姿に。
「リリエルちゃん、めっちゃ似合うじゃん!」
幽が目を細め笑う。
「ちょっと緊張しちゃいますが……そ、それじゃ、撮影お願いします!」
スタジオに入りもじもじとするリリエル。それはそれで初々しい愛らしさを感じさせる。
「あはは、緊張するリリエルちゃんも愛らしいけどっ、あたしいつものリリエルちゃんの笑顔が見たいなー」
撮影が始まり、シャッターを切りながら声をかける理子。
「こ、こうですか?」
言われて笑顔を浮かべるも、やはりぎこちなさが残るわけで。
そっと、髪を直すために時子がリリエルへと近付いた。
「先日のチラシ配りの時のように、お客様を呼び込むための笑顔をぜひ、見せていただきたいです……」
そっと笑む時子の笑みと表情に、リリエルはハッとする。
(これは、ただ写真を撮ってもらうわけじゃなくて……お客様を呼ぶための写真、でしたね!)
リリエルの瞳が大きく開かれた。
(心を込めて、お客様に向けて……)
「いらっしゃいませ!!」
リリエルが満面の笑みを浮かべる。カメラのファインダーの奥にお客様の姿をイメージし、いつものBarのように笑顔を浮かべ
「お、いーじゃなーーい! 元気もあって素敵!」
せっかくだから小道具も入れよっか、と理子の気まぐれの提案に幽が急いで苺シロップのかき氷を作成したり。
「おやつ用のシロップが早くも役に立つとは思わなかったっす」
こうして、苺のような甘くて瑞々しいリリエルの写真が沢山カメラに収まるのだった。
「何とか撮影終わりましたー」
いつもの服装に戻ったリリエルが大きく息を吐く。
「モデルって難しいですね」
「でも、とてもリリエルさん愛らしかったですよ……」
時子がフルーツタルトとアイスティーをリリエルの前へ。
「わわ、今回もお菓子とお茶があるんですか♪ ありがとうございます!」
いただきます、と手を合わせ。リリエルはタルトに乗った苺を頬張った。
「ふっふっふ、お陰様で素敵にキュートな写真が撮影できたわ! リリエルちゃん、ありがとう!」
完成した写真に
「わぁ……今まで以上に、苺が好きになりそうです!」
今日一番の笑みを見せるリリエルに、笑顔を見せる幽と時子だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月07日
参加申し込みの期限
2018年08月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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