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【星幽塔】第八階層 ハーピーの襲来
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巨大な竜巻が出現したことにより、ハーピーが次々に巻き込まれて行く。難を逃れ、逃げていくハーピー達を見つけ、刀は駆け出した。
「そろそろ出て来ても良い頃だな。……!」
一発目の煙玉の効果が切れ、刀に気づいたハチドリハーピーの羽の矢が雨のように降ってくる。
「見つかったか」
女王を見つけていないのにここでの戦闘は控えたいところだが、仕方ないだろう。刀は日本刀を構えた。
しかし、
「たあっ」
背後から飛んできた巨大な剣が回転しながら矢ごとハチドリハーピー達を凪ぎ払う。
「!」
「援護するわ」
「ああ、ありがたい」
ティオレに言って、刀は頭の中で撃鉄を落としてろっこんを発動。加速する。
空気を足場にしてハーピーの頭上、背後に回り込むよう宙を駆け抜ける。
襲ってきた大鷹ハーピーの羽を切り裂き、回転しながら上空から突っ込んでくるハチドリハーピーの頭を落とす。見ると、地面に落下した大鷹ハーピーはティオレがとどめを指してくれていた。さらにダチョウタイプのハーピー達を圧倒している。
「頼もしいな」
ふと気づく。
艶やかな羽ととびきりの美貌をを持つ大きなハーピーが現れたのだ。
樹は女王ハーピーに狙いを定め、箱庭(リトルガーデン)を発動させようにも、取り巻き達がガードしているため、ままならない。
「くぅ、上手くいかない!」
「あなた達!」
地上からの声に樹達は視線を下へ。
「竜巻はどのくらい維持できるの?」
ティオレの問いに亮が答える。
「持って十五分です」
刀も聞いていたのだろう、こちらを見ていた。
「俺が動きを止める。その間に瞬間移動させてくれ」
刀は煙玉を地面に叩きつけた。
辺りが煙に包まれる。
それに紛れて近づく刀に気づいたのだろう、女王が身構える。取り巻き達も警戒を強めるがそこに瞬間移動させられた爆裂芋が投げ込まれ、女王のチームを守るチームは散り散りに。
「よっし!」
樹はガッツポーズをする。
刀は腰に着けていた日本刀の鞘を女王に投げつけ、加速する。
そして、そのまま首を跳ねた、と思われたが、首の皮一枚で繋がっている。
「ぎゃ、ぎゃあ……ああ」
そこですぐに箱庭が発動する。
女王は竜巻の中へ瞬間移動させられ、飲み込まれて行くのだった。
城下町の中心部、噴水広場が見えてくるにつれ、飛び回るハーピーの数も増えきた。
「こっちは剣だから空中にいるハーピーには不利だね。空中から襲ってくる分には俺が剣を振るって対応するから、ブロゥは地面近くや落ちてきたハーピーに牙か爪でとどめをさして」
ブロケイドは大きく頷いた。
と、その時は。町で一際高い建物の上に立つハーピーが歌い始めたのだ。
「うっ!? し、しまった、ハーピーの歌声が」
幸次の視界がぐにゃりと歪んだ。頭がボーッとして、力が抜ける。
その瞬間、体がふわりと浮いて、地面に落ちてしまった。
「……あ?」
体の自由が利かない。
「終わった……。このままハーピーのエサ行きか……」
すぐに頭に痛みが。
落ちた衝撃で頭の装備が取れたらしく、頭部が無防備なのだろう。
マヒした状態で頭から食われるのか……幸次が覚悟を決めた時である。
「痛たたたたた!!なんか身に覚えのある痛み!?」
ブロケロイドに頭を噛まれてた。「ちょっ、いつもみたいに甘噛みだけどめっちゃ牙ささってるから!」
しかし、体が自由に動かせるようになっていた。痛みで歌の術を解除してくれたらしい。
「ありがとうブロゥ、もう大丈夫だよ」
「本当に大丈夫ですか?」
少し心配そうに歩み寄ってきたのは桜である。
「え? ああ、大丈夫。ありがとう」
「ならいいんですけど、頭から血出てますよ。後、すっごい落ち方したので、正直……」
すっごい落ち方がどの程度かわからないが、これだけ心配されると言うことは危なかったのだろう。
「ところで君もハーピーを?」
「はい。やってやろうと思いまして」
桜は気合い十分に握りこぶしを作る動作をした。
「さっきの歌、よく無事だったね」
「すぐに耳を塞いだので」
先ほどはブロケイドの背中に乗っていたため、とっさに反応出来なかったのだ。しかし、もう油断はしない。
落ちていた頭の装備を被り直して再び戦闘態勢に入る。
「頼むよ、ブロゥ。そうだ、よかったら君も乗っていく?」
「良いんですか? じゃあ、広場まで。お願いします」
幸次と桜は二人乗りをして、噴水広場へと駆け出した。
さっそく襲ってきたのはハチドリハーピーである。
「! 私、まだ準備が」
「大丈夫、ここは俺達が」
幸次は剣を抜いて、逆手に持ち直した。
「はっ」
横に一閃。剣がその翼を切り裂いた。悲鳴を上げて落下するハーピー、ブロケイドが瞬時に咥え、喉を噛み砕く。
「合図もなしに息ぴったりですね」
桜は狩人の光で攻撃力を強化しながら感心して言った。
「まあね。ところで何か作戦はある?」
「ハーピーは数種類ますよね。その中から特に大鷲タイプを中心に攻撃をします。よく観察すればわかるように、この大鷲タイプは大群の中でも特にリーダー格みたいですから。群れを統率しているんだと思います。こいつを全部倒せば残りのハチドリ、ダチョウの両タイプは烏合の衆になるのではないかと」
「じゃあ、俺達は大鷹タイプ以外を狙おう」
「では基本的に、ということで。あんまり制約しても仕方ないですからね。臨機応変に」
「わかってるよ。ね、ブロゥ」
やがて噴水広場に着いた。おびただしい数のハーピーが飛び回っている。
と、歓迎とばかりにハチドリハーピーの攻撃が。羽の矢が雨のように二人に降り注ぐ。
「危ない!」
幸次は剣でそれらを打ち落とした。
しかし、続けて大鷹ハーピーが襲来。
素早くブロケイドの背中から降りた桜はバックステップを踏んで、ボウガンに狩人の光を発動させる。
一直線に向かってくるものの、動いている相手に当てるのは至難の技だ。
桜は矢先を自分の目の前に固定した。偏差射撃、移動している目標に対して、その少し前、すなわち未来位置を狙って射つ射撃法。
大鷹ハーピーがギリギリまで近づいてきたのを確認、矢先はまだハーピーを捕らえていないが、引き金を引く。
数秒後、大鷹ハーピーの脳天を矢が貫いた。
「うわ、凄い」
「この調子で行きます!」
と、そんな話をしていた時、後ろから声をかけられた。
「あなた達もハーピー退治なのです?」
走ってきたのは美咲紀と修である。
「そうだけど、君達も?」
「ああ。少し頼みがある。取り残されている町民を安全な場所へ避難させたいんだ。援護してくれないか」
修が言うと、幸次と桜は頷いた。
「わかった。なんとかやってみるよ」
「任せて下さい」
四人は頷き合い、互いに背を向けた。
噴水広場での決戦が始まる。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月17日
参加申し込みの期限
2018年07月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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