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ミントグリーンのひと時を ―或いは静かなる碧の侵略―
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序:その香りに誘われて
漂う、涼しげな香りに店を訪れた者たちは心が安らぐのを感じていた。だが、その中庭は、とても大変なことになっていた。
――ミントが、増えすぎたのである。
「今年も暑くなるとおもったから、たくさん用意しようと考えたけれどこれじゃあ生産が間に合うか……」
そう思いながらもせっせと摘み取っていく店主。彼はふと、足音を聞いて来客を感じた。
――さあ、今日も出迎えよう。
(体につけるもの……。ミントスプレーが欲しいかな。虫よけにもなるし)
そう考えながら店内を歩くのは、
島崎 嘉織
。彼女はミントをけっこう好んでいるようで、ふわりと香るミントにふわっ、とわずかにほほ笑んだ。
いつのまにか来ていたみせではあるが、居心地が良い。ミントの香りに心がすっきりしながら、ミントスプレーを探しゆっくり店を歩いていく。
お目当てのミントスプレーを見つけた嘉織はそれを手に取り、サイズの大きいものにするか、小さいものにするか少し考えた。
「いらっしゃいませ」
顔を上げると、黒髪を短く切った青年が、やんわりとほほ笑んでいた。彼は店主のシグルト・バトラーといい、ちょうどミントの葉を積んでいたようだ。
「新鮮なミント、だね」
「ありがとう。実は中庭で生い茂ってしまってね……」
見るかい? と誘われた嘉織が見たのは、中庭に生い茂るミントだった。あまりの多さに嘉織は思わず目を見開いた。
「繁殖力が強いと聞いていたけど、これほどとは……」
ぽつりとつぶやいてしまったが、すぐさま通常運行のマイペースさに戻る嘉織。彼女はこくり、と頷いて新鮮な葉にそっと触れた。
「除草剤をまくのはお勧めしないな。そうだね、大量消費ができる有効活用法を提案するよ。たとえば、もうすでにやってるかもしれないけど、ミントシロップとか」
「自家製ミントシロップ……」
「うん。活用法なら色々あるよ。ソーダ水で割って、レモンやライムを絞って。ジンジャーエールでもいいかも。大人だったらカクテルにも使えるかも」
そういいながらミントシロップのジンジャーエール割りをイメージし、いいなぁ、と思ってしまう。
「それはいいアイデアですね。閉店したらさっそく作りましょうっ」
ぱっ、と目を輝かせお礼をいうシグルトに嘉織は1つリクエストした。
「だったら、シロップ自体を瓶詰にして売ってくれたら僕は自宅用に買っていきたいな」
お店で飲み物を売るのもいいけれど、と付け加えつつそういえば、考慮しよう、とシグルトは頷く。
生命力あふれるミントの茂みを脳裏に思い浮かべ、嘉織はちょっとわくわくする。あれだけ新鮮なミントがたくさんあるのだ。きっとおいしいミントシロップがたくさん出来上がるだろう、と。
嘉織はその後ミントスプレーを購入するとイートインでチョコミントアイスを食べることにした。シグルト曰くなかなかおいしく出来上がっているそうで、自慢の一品らしい。
(なら、食べるのが楽しみだね)
嘉織は椅子に腰かけ、店に流れるピアノの音に耳を澄ませながらしばし待つのだった。
その席から少し離れたところ。
青木 慎之介
はミントティーをゆっくりと飲んでいた。冷たいそれは、氷も相まってミント独特の香りと涼しさをより感じられるものだった。
「ふぅ、じつにクールだな。思っている以上に飲みやすいし、ちょっと大人の気分だぜ」
そういいながら涼んでいると、ふわり、と風が吹いた。現れたのは近所に住む
月守 輝夜
だった。
「すごいミントの香り……!」
いつのまにか店に来ていたことに輝夜は驚いていたものの、すぐに気持ちはミントオイルに向かっていた。お財布があるか不安だったが、ポケットをさぐるとすぐに出てきてくれたので一安心する。
ミントオイルを購入した彼女はイートインで慎之介を見つけた。とたんに輝夜の頬がうっすらと赤くなるのだが、そんなドキドキを悟られぬよう、彼女はつとめて自然体を装い慎之介のもとに足を向けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月20日
参加申し込みの期限
2018年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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