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ミントグリーンのひと時を ―或いは静かなる碧の侵略―
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「もうすぐ友達の誕生日だから、アロマキャンドルを送ろうと思ってきたの。でも、どれがいいのか迷っちゃって」
と美和はほんのりと恥ずかしそうに苦笑した。修はそんな美和をほほえましく思いながら一つの箱を取り出した。
「おしゃれね。これ、アロマキャンドル?」
「火を使わないタイプだから、寝てしまっても安全ですよ。俺は猫を飼っているので、彼等向けのこれを買った所なんです」
「へぇ、ペット想いね」
そういわれ、内心照れてしまう。修は悟られるのがちょっと恥ずかしかったので、平静を装いメニューを見る。元々少し休んでいくところだったのだ。
修は
寝子高で行われた雑巾がけレース
で彼女の部屋のペア掃除券を獲得した。それを使用したのが
先日
で、その事についてふれると、美和は感謝しているようだった。
「ぴかぴかになってうれしいわ。自分でそれを維持できるように頑張らなくちゃ」
美和はそう言って小さく苦笑した。
「あれ、あたし他のお店を見て回っていた筈なのに……。これも神魂の所為だったりするのかな?」
先ほどまで別の店にいた
立花 深紺灯
は、ミントの香りが心地よい空間にきょとん、としていた。だが、店主らしき男性と修が話していた内容から、ミントの大繁殖で店主が困っている事を知る。
(困っている人がいるんだもん。今はそんなことを考えている場合じゃないよね)
彼女は店主が一人になったところで深紺灯は「すみません」と声をかけた。元々彼女は猫鳴館の夏に備えて何か良い物無いか探して回っていた所である。ミントは丁度良いかもしれない、とも考えた。
「何でしょう?」
「あ、あの、虫除けや臭い消しの為にミントオイルが欲しくて……出来れば作り方から教えてくださいっ!」
その申し出に、店主のシグルトは少し驚いていたようだった。
「ミントオイルの作り方、ですか。新鮮なペパーミントの葉とバジルオイルが必要で、オリーブオイルもしくアーモンドオイルでも代用できます。ちょっと手間がかかりますが……」
と穏やかにほほ笑んだ。
「どんな方法なんですか?」
「まずペパーミントをよく洗い、すり鉢でつぶす。そしてバジルオイルでゆっくり30分煮た後、漉して瓶に入れ冷暗所に保管し、10日間の間12時間おきに瓶をひっくり返す、というぐらいですかね」
「すっごく手間暇かけるんですね」
そういいながらも、深紺灯は猫鳴館でやってみよう、と考えるのだった。
「よかったら、苗も分けてもらえますか?」
「もちろん。ただし、繁殖力強いからプランターに植えることをお勧めします」
店主が裏にはを見せながらそう言えば、苦笑する深紺灯。
そんな彼女が香りにすがすがしさを覚えていると……、ぽん、と何か閃いた。
(もしかしてこれ、眠気覚ましにも良いのかな…?)
こんなにすっきりした気分になるのだ。効果は高いかもしれない。深紺灯はシグルトにお願いした。
「苗だけじゃなくて、ガムやキャンディーも欲しいな。大部屋でも個室でも夜まで勉強頑張ってる人もいるので……」
ミントティーも確かにいいだろう。だが多分この時期は、皆麦茶とかいつものお茶でも十分だと思うかもしれない。
店主は彼女の問いに笑顔で答え、商品の場所を教えてもらう。そうしながらもシグルトはにっこり笑った。
「もしかして寮暮らし? さっき大部屋とか聞こえたし……。」
「はい」
深紺灯の問いに、シグルトは「いいなぁ」とわずかな羨望を混ぜた。
「きっと同じ寮の人も気に入ってくれるよ。そうだ、こっちのミントキャンディーとガム、少し多めのにしよう。みんなで暑い夏を乗り切ってね。ミントの事とかハーブでわからないことがあれば聞きにおいで」
そう言ってシグルトが多めに梱包すると、恐縮してしまう深紺灯。だがシグルトは「差し入れだと思ってくれていいよ」と笑って答えるのだった。
(あたしは暑いの苦手で去年の夏はずっとぐったりして何も役に立たなかった。だから、今年の夏は猫鳴館の皆の為に役に立てるといいな……)
そう思いながらもらった新鮮な葉っぱを見るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月20日
参加申し込みの期限
2018年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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