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ミントグリーンのひと時を ―或いは静かなる碧の侵略―
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破:それはきっと、心さわやかな
(暑い……。きつい……)
方向音痴である己を内心叱りつつ、
楡宮 遠海
はシーサイドタウンを迷っていた。ちょっと用事を済ませようとおもっていたのに、帰り道が分からなくなる。それもこれも暑さのせいだ、と言いたくなったその時、ふわり、とミントの香りを覚えた。看板には『ミントグリーン・モーメント』と書かれており、休めそうだな、と考える。
(それにしても、いい香りね)
香りに誘われるがまま扉を開けば、涼しい空気と共によりさわやかなミントの香りに包まれた。
「ミントの香りでより涼しく感じるわ。気持ちいい」
渡りに船だ、とばかりに店内に入れば、ほてった頬にほんのり冷たい風が触れる。ふう、と一息ついている間に、さっぱりとした気分になっていた。
店内を歩けばハーブや香辛料を使った商品が並んでおり、見ていても楽しいモノばかりだった。そうしながらも感じたのは
(ミントグリーンが眩しい……かも)
だった。しかし遠海自身も淡いミントグリーンのTシャツを着ていた。その上にパーカーを羽織り、デニムのショートパンツという女の子らしさもありつつクールに決めていた。
「せっかくだし、何かかってこようかな……」
と棚を見ていると制汗剤が目に入った。これからの季節には欠かせないものである。軽音部での練習でもそれは大いに活躍してくれるだろう。
「うん、これにしよう!」
と手を伸ばした時。店内のポスターに目が行った。そこにはミントを使ったお菓子の試食会について書かれていた。
「いろいろ食べられるのね。ちょっといいかも」
遠海は支払いを済ませると、さっそく試食会について聞いてみる。と、店主のシグルトは笑顔で言った。
「イートインでやりますので、よかったらどうぞ。そろそろですので」
「はいっ!」
遠海は、どんなお菓子が食べられるのか、すこし心が躍るような気分だった。
店内に入ると、すぅ、とさっぱりとしたミントの香りが鼻をくすぐる。それだけで気分が落ち着くのはなぜだろう。
(あぁ、気持ちいいな)
ミントの香りを堪能し、顔が自然とほころんでいた
八神 修
は、ふと、店主と目が合った。ばつが悪くなったが、店主は「ようこそ」と笑顔で出迎える。
「こんにちは。よい香りですね。そして……恥ずかしいところをお見せしました」
「いえいえ。私も、この店にくるとそうしてしまいますよ」
苦笑する店主と修は、顔を見合わせて笑ってしまった。
そこでミントが大繁殖した話を聞き、修はすぐにプランターを思い出した。それに変えてみてはどうか、と提案すればシグルトと名乗った店主も頷く。
「次の休店日が明日だから、閉店後にでもそうしましょうか。幸いプランターは家にありますし」
善は急げですからね、と頷く彼に、修は頷きつつも考えを巡らせる。
「増えた分は入浴剤にしては? 大量に消費できますし。小袋にいれて来店者に配布すれば営業効果もあるかと」
「それは名案だね。ミントシロップを作ろうかと思っていたけど入浴剤もいいな。アイデア、ありがとう!」
シグルトは、嬉しそうに目を細め、修は役に立てたらいいな、と思った。
彼は次にそれとなくキャットニップやペニーロイヤルミントなど猫向きのミントがないか問いかける。と、シグルトは少し考えた。
「ちょっとまってて。数は少ないけど確かあったから」
と、店の奥に作ったペット用品コーナーからキャットニップを持ってきた。ペニーロイヤルミントはなかったようだ。その鉢植えを手にした彼は、真面目な顔で
「使い方に気を付けてくださいね」
と言って渡してくれた。
「はい」
修は注意して猫たちにあげよう、と改めて思うのだった。
お茶して帰ろう、とイートインへ寄ると……寝子高でお世話になっている先生の一人、
久保田 美和
をみつけた。
「こんにちは。相席よろしいですか?」
「ええ、もちろん!」
美和は修に笑顔で頷き、席を進める。それとなく何か買い物に来たのかと聞けば、美和はこくり、と頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月20日
参加申し込みの期限
2018年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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