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【夏至まつり】A Long Long Day
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●たき火~氷と炎
氷華・クルバトフ
は所在なさげに銀の髪をかき上げた。
隣には
檜山 立樹
の柔和な笑顔。
好き、と自覚し、誘ってみたはいいが、どうすればいいかわからない、というのが実情だ。
(いや。これはデートじゃなくて、ただ、取材の協力として……)
自分自身にしどろもどろに言い訳してみるが、傍目にはやっぱりデートである。
どこへ行ったものかときょろきょろ見回すと、食べ物の焼けるいい匂い。どうやらお酒もあるらしい。
「とりあえず、焚き火コーナーに行きませんか?」
氷華が誘うと、きっと彼女のいうところならどこでも「いいよ」というつもりだっただろう立樹が、笑みを深めてリードするように歩き出した。
屋台の前に付けば、氷華は一瞬、彼のことを忘れて瞳を輝かせる。
「美味しそうなものがたくさんありますね」
「こういうとこの食べ物って美味しいよね。付け合わせもあるしお酒もあるしで、夏にはピッタリだ」
「直火で焼いたホットドックか、私はそれを」
「じゃあ僕も。それから夏らしく、ペパーミントリキュールのカクテルを。ああ、彼女にも」
カフェ&BARエルデストのバーテンダーは、「青い珊瑚礁」と言う名のブルーのカクテルを2つ頼んで、たき火のそばに一緒に座った。
軽く乾杯し、焼きたてで焦げ目のついたホットドックにかぶりつく。
「ん、美味しいですね」
「うん」
カクテルを一口。氷華の切れ長の青い瞳が、この状況を喜んでいるのが見て取れる。
立樹は穏やかな笑みの下で、密かに覚悟を決めていた。
(誘われたし、実際楽しそうだしこれは好機とみていいんだよな? この前のことで相手がいないってわかったし、今までは相手がいるかもしれないから一歩下がっていたけどそうじゃないなら、いくしかない)
ホットドックを食べ終えた氷華は、ちら、と立樹の方を見た。その頬に、赤いトマトケチャップ。
「……おや。氷華さん頬っぺたについてるよ」
立樹の指が、氷華の頬をなぞり、そこについたケチャップを拭き取る。
立樹は赤い液体のついた指先を、ぺろりと舐めた。
「ひ、檜山さん!? な、舐めなくても……!?」
「ん? あぁ、ごめんね昔いとこ達にやってあげてた癖で」
無意識に、と付け足す。
(普通に指摘してくれればよかったのに)
氷華は頬が一気に熱くなるのを感じた。
反射的に、赤くなった顔を見せないように逸らす。
(そんな顔されたらもっといじわるしたくなっちゃうじゃないか)
立樹は彼女の赤くなった横顔に思う。
もちろんそんなことは言わないし、「可愛い」も照れて拗ねてしまうから余り言えないけど。
愛おしい気持ちが高まってゆく。
「つ、次は土産コーナーに移動しましょう!」
慌てたように氷華は立ち上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月02日
参加申し込みの期限
2018年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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