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【夏至まつり】A Long Long Day
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●お土産~ゆっくりとした時間
「ドライフラワーの花冠をお土産にどうぞーデス! 花輪占いの思い出を忘れなくなると思うマス!」
たき火の方に楓子を見つけて一安心した
トワ・E・ライトフェロゥ
は、オミヤゲは買うより渡す方に回った方が面白そうだと、売り子側に飛び入り参加。威勢のいい声で道行く人に声を掛けている。
(花輪占いの思い出かあ)
花輪占いが大成功したことで、遠距離恋愛中の恋人がすっかり恋しくなった
マリエッタ・ラシュリエ
は、トワの呼び声に惹かれて足を止めた。
「本の栞にー薬草の押し花トカー、Mountain Ash、ナナカマドーもあるのデス! ナナカマドはーRowanって名前でお守りも兼ねるマス。幸運をもたらすグッズがいっぱいあるマス!」
マリエッタはすこしだけ悩んで、さっきの花輪によく似た白や紫の花と濃い緑の草で編まれたドライフラワーの花輪をひとつ手に取った。
「これください。それから、押し花の栞も」
選んだ栞は、カミツレの白と黄色の素朴な花が愛らしかった。
花輪も栞も、自分の部屋に飾っておくにはもってこいだ。
トワが、
「コレー、参加記念の小瓶デス!」
と今朝採れた朝露を入れたおしゃれな小瓶を渡してくれた。
「これも? 大判振舞いね、嬉しい」
「ドーイタシマシテー、デス。夏至まつり、まだまだ楽しんで行ってくださいーなのデス」
「ありがとう」
マリエッタはあとは適当に見て回ってから帰ろうかな……と思っていた。
が、サンマさんに呼び止められてなりゆきでお清めに参加。
「すずしーい」
暑かったので、思いがけずの海水浴が気持ちよく、夏至まつり大満喫であった。
◇
あれこれ見て歩いてすこし疲れたのだろうか。お土産コーナーの近くの砂浜で、三角座りで海を見ている
七夜 あおい
を見つけ、
八神 修
は声を掛けた。
「あおい、来ていたんだね」
「あ、修君」
「どうしたの?」
「うん、ちょっと歩き疲れちゃった、かな」
そうなんだ、と言いながら、隣に腰かける。
そこからは、禊も、花輪占いも、たき火も、夏至まつりの全体の様子が見て取れた。
「イキな祭だね」
修が言うと、そうだね、とあおいも頷く。
「何か買った?」
「……ううん。悩んじゃって」
「俺は、栞、欲しいなと思ってさ」
「修君らしいね」
よく使うでしょ、と、よく使うしさ、という言葉が被って、笑い合う。
「よかったらいっしょに選んでくれないか?」
あおいはうーんと伸びをして立ち上がると、屈伸運動で足のこわばりを取ってから、いいよ、と答えた。
押し花の栞は、ハーブや薬草が主だった。
「製作体験コーナーがあれば一緒に作りたいと思ったけれど」
と手作りには価値があると考える修は言ったが、あたりを見て、
「ないみたいだね。でも、みて。これも可愛いよ」
と、一枚の栞を手に取った。黄色の花びらが五枚、その真ん中から花火のように広がるおしべが可憐だ。
「なんの花かな?」
「西洋オトギリだね。魔除けの効果もあって、枕の下に入れて寝ると結婚相手の夢を見れるなんて話もあるよ」
「ホント?」
「どうだろう……見たい気もするけど、一寸怖いや」
「あはは、確かに。あ、栞じゃないけど、こっちのナナカマドの枝を模した飾りも可愛い」
「ナナカマドって花は白くて実は深紅なんだ。……不思議だね」
「修君って……」
「?」
「意外とロマンチスト?」
「『意外と』……はうっ」
ちょっとのけぞる。そう思われていたのか、と。
修はさんざん悩んだあげく、紫色がキレイだったラベンダーの押し花の栞を買い、揃いのものをあおいにプレゼントした。
「リラックスできるよ」
「ありがとう」
「写真撮ってもいい?」
「いいよ」
海をバックに自撮りで一枚。
参加の記念にと貰った朝露の小瓶も嬉しい。
「これっていずれ効き目がなくなってしまうだろ。一寸残念かなって」
夏至の朝露のいわれを知らなったあおいは小首をかしげた。
「夏至の朝露は、身体にいいとか、特別な効能があるっていわれてるんだよ」
「そうだったんだ。でも、永遠のものってないような気がする」
「そうだね。いずれ消えるから、より価値があるんだね。それに、思い出は消えないし」
修はにこ、と微笑んだ。
あおいは海の青に小瓶を翳して見つめていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月02日
参加申し込みの期限
2018年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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