this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
実験農場:田植えのはずが泥試合
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
起:初夏のプロローグ
ここは九夜山にある実験農場。
普段はほのぼのとした雰囲気の中、それでも真面目に品種改良の実験を行っているのだが……この日は妙にカオスな空気が流れていた。
「あぁ! もう、行かないでくださいっ!」
田植えルックで全力疾走するのは研究員の一人である志村 霧乃。彼女は「ちぇすとぉおおお!」と苗にとびかかり、ようやく1匹捕まえる。
「こんな風に捕まえていただければ幸いです」
額の汗をぬぐいながらそう言えば、いつの間にか召喚された数名は「はぁ……」と相槌を打つ。
「……やり方はわかった。ほんなら、手分けして捕まえんとならんな」
そう言ったのは田植えルックな寝子高の生物担当教師、
牛瀬 巧
がため息をついた。
彼のほかにも数名このあたりに召喚されたらしく、ここ拠点では
羽生 碧南
が「えっ? えっ?! 何なの?」ときょろきょろあたりを見渡していた。傍らにいた
八神 修
は落ち着いた様子で「何かトラブルが起こったのか」と納得している。
事情を説明しようと巧が口を開こうとしたその時、風を切って緑色の何かがそこを横切った。
「わっ?! い、今の何ですか!?」
「すっごく早くなかったか……?」
「簡単に説明するとですね、稲の苗です。理由は不明ですが、暴れまわっています」
霧乃が事情を説明すると碧南はようやく落ち着いた。
「やっぱり、あれって苗だったんだ。なんとなく形からしてそう見えたから不思議に思ったのだけれども」
彼女は『ひと』でありながらよく神魂関連の出来事によく遭遇する。それゆえに、すぐに冷静になれたようだ。
「儂は周辺を回ってみる。羽生さんと八神君も、気ぃつけて捕まえてくれな? ここの研究員さんは暴れる苗のせいで志村さん以外ケガしてしもうたそうやからな」
「大丈夫です。運動神経には自信がありますからっ!」
心配する巧に、碧南はぽん、と胸をたたいて笑顔を向けた。彼女は運動には自信があるのだ。一方の修は苗の状態を危惧していた。そうしながらも、気になることがあった。
「あの苗たちは、どうすればおとなしくなる?」
「田んぼに植えれば」
「田んぼに植えればおとなしくなるんだな?」
霧乃の問いに修が念押しする。彼はそこでなにか閃いたのか、霧乃にリヤカーを貸してほしい、と問いかけた。それに何にするのかわからなかった霧乃だったが、修が説明すると合点がいった。
「それで成功するかはわからないけど、やってみる価値はあると思いますよ」
彼女は快くリヤカーを貸してくれた上、ビニール袋と田んぼの土を分けてくれた。
「ほほぉ、なるほどな」
巧はその工夫に対しにやり、と笑った。
その頃、水源あたりでは……。
「ここは……」
佐藤 英二
はジャージに長靴といういで立ちで立ちすくんでいた。周りを見渡すと田んぼがあり、そのまわりをちょろちょろと何かが動いているのが見えた。
(何だろう、アレ。まさか……苗?)
目を凝らしていると緑色のふさふさとしたものがちょろちょとしている。そのタイミングで聞こえるミラの声にわずかに表情が険しくなった。
「つまりは、あれ……、稲の苗?」
捕まえなければ、日本全国のお米が危ない。英二はごくり、と息をのんだ。だが、立ち尽くしている時間はないのである。
(やるしかない、か)
英二はぐっ、と手を握りしめた。
そして、三夜湖付近。ここでもミラの声を聴いた面々が集っていた。なぜかここに一番人が集まっていた。
「苗ちゃん達ったら元気すぎるわねぇ~」
たおやかな声で苦笑するのは
尾鎌 蛇那伊
。彼が「あらあら」と片手を頬にあてた視線の先。苗が田んぼの畝に体当たりしていた。
「実験ができないのは放っておけないけれど、私は運動神経に自信がないからちょっと工夫が必要ね」
神野 美野梨
が困った様子でいい、何か使えないかとあたりを見渡す。その間にも苗たちは大暴れである。
そんな中、
水上 桜
は固まっていた。なぜならなぜか彼女は寝子高水泳部の競泳水着姿でそこにいたのだから。初夏の太陽が乙女の柔肌を炙り、水田の表面をきらめかせる。そして、のどかにも見える田園風景に……健康的な水着姿の少女。一部のニッチな層には受けるだろうが、ちょっとまっていただきたい。苗が暴れているのである。
「だからフツウって嫌いなのよ!!」
なぜここで水着姿なのか、とか、なぜ苗があばれているのか、とか疑問や葛藤や呪詛などをナノセカンド(ようは10億分の1秒の速さ)ですませてさっきのセリフに込めた桜は、他のメンバーをみて少し「今度どうなるのかしら」と遠い目になりかけた。その視線の先で
「甘いお米が……このままでは育たない……だと?!」
ある意味欠食児童ともいえる
御剣 刀
が愕然としていた。まぁ、苗が田んぼに植えられないと、育たないからね。そうなると日本中の苗が動き出して大騒動だからね。
「御剣君、愕然としている場合じゃないよ。とにかく、捕まえて植えるしかないよ!」
最初は「三夜湖付近にも田んぼがあるんだね」と目を輝かせていた恵御納
恵御納 夏朝
だったが、大事である。
「ちょっと用意したいものがあるんだ。ちょっと先に作業していてくれるかな?」
「私もちょっと準備したいものがあるのだけれども……」
夏朝と美野梨が申し訳なさそうにそういうと、蛇那伊と刀、桜はしっかりとうなずいた。
「先にあたしたちで捕まえておくわ。しっかり準備していらっしゃい」
蛇那伊に励まされ、2人は礼を述べると素早く行動を開始した。
こうして始まった苗確保作戦。
果たして、彼らは逃げ出した暴れ苗を捕まえることができるのだろうか?
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
実験農場:田植えのはずが泥試合
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月13日
参加申し込みの期限
2018年07月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!