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たたかえ文房具!
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動く赤と青のクレヨン相手に淡々と会話していれば、今度は自身のペンケースから飛び出してきた三色ボールペン。わーよろしくねーなご挨拶をしてから。
ラクガキだらけになった部屋を改めて見直せば、はたと気付いたように慌てて諸々の箱たちを漁り出す
白 真白
の姿。
「なんだヨ゛ン、今頃壮大な落書きたちに気付いて慌て出したのヨ゛ン?」
「カード、カードは無事っ?」
「ここにきてスルーするヨ゛ン!?」
「……セーフ、カードはどれも無事だね」
種類ごとに区分けしてあるカードたち、丁寧に蓋閉めて仕舞っておいたおかげで全て落書きからは免れた事を確認して、ホッとたわわな胸を撫で下ろす。
とはいえ、もしも机の上でデッキ構築中であったらば、それも被害にあっていたかもしれない。
そう考えるとさすがにこのまま帰す気は無くなるわけで。
「さぁて、どうお仕置きしてあげようか。三色くん、何かいい案はあるかね?」
「……レッド、ボクたち今完全に眼中に無いみたいヨン……」
「こんなに存在感に溢れているのにそんなバカなヨ゛ン!!!」
何やらわめいているのをひとまず置いておく真白。作戦会議、大事。
赤いのは威勢が良くて、青い方は根暗っていうか……ネガティブっぽいよね、と自身のペンへクレヨン2本の気質をしっかり確認したり。
「ふむふむ、お説教は私が直接やった方がいいと」
用意してあげた紙へ、三色ボールペンが丁寧に文字を書き込んでいくのを追っていく。
確かにこういうことはちゃんと言って聞かせないと教育にならないよね、なんて頷いて返し。
「よし、それじゃ戦略はお任せ! さぁ、かかってこい」
「……今、待ってた間にもっとラクガキしてればよかったヨン……?」
「ハッ!! ブルー! そういうことはもっと早く言って欲しいヨ゛ン!!」
スルーしていたかと思えばマイペースに再び自分たちへ向かい合う真白へ、2本のクレヨンなんだか気持ち的にすでに負けた気分である。
そんな気分を振り払うように、気合を込めブルブル胴体振るレッド。
三色くんかまえて、と後ろから指示を放つ真白の言葉に、三色ボールペン身構えた。
じり、じり、とレッドと三色ボールペンの間合いが徐々に詰まる。
「……、……っぷしョン!」
「ぅおりゃ~~~~ヨ゛ン~~~~!!」
「今だよ!」
僅かな静寂の中、堪え切れなかったらしいブルーのくしゃみを合図かのように、レッドが一気に突撃してくる。
それを待っていましたとばかりに、真白はタイミング良く掛け声を上げた。
三色ボールペン、ほんの微か立ち位置をずらした瞬間細く短い脚が届く距離を保っては、突撃レッドの足元へと引っかけた。
「ヨヨヨヨ゛――ン……っっっ」
「はいそこだ!」
体勢が崩れたのを見逃さず矢継ぎ早に飛んだ指示へ、三色くん、しっかりと対応した。
複数色特有の太いボディを活かし、斜めったレッドの重心ど真ん中に合わせ打ち上げたのだ。
「ナイスだよ、三色くん!」
こちらの意図を読み取った連携に笑顔を向けながら、ひゅるりら~と宙に舞ったレッドを真白ががっちりとキャッチした。
「こ、こんなはず……っっぬぅぅぅ抜け出せ無いっヨ゛ンンンン!!」
「さて、赤クレヨンは捕まったけど青クレヨンはどうするかな? 降参するならいつでも受け付けるよ」
「降参ヨン……」
「え、あ、もう?」
「ブ、ブルー!! 根性どこいっちゃったヨ゛ン!!」
「……ボク、最初からそんなの持ってない、ヨン……」
「君は本当にネガティブなんだね」
「まったくだヨ゛ン! もっと言ってやってほしいヨ゛ン!」
ブルーからの早々な降伏宣言に、真白が拍子抜けした声をかければ、ちゃっかりと真白の手の中で一緒になって会話するレッド。
私には全然分かんないネガティブさだ、と肩をすくめてから。
逃げ出す度胸すら無さそうと踏んだブルーはそのままにして、真白、にっこりと笑ってレッドへ視線合わせた。
「さて、お説教だね」
「ヨ゛ン!?」
なんだか先程までよりこのニンゲンの迫力が増した気がする!
そんな直感から硬直するレッドを、自分の顔真ん前まで持ち上げて。
動き出したのはろっこんのせいだからとしても、部屋をこんなふうにしちゃったのはまごうことなくこのクレヨンたちの意思。
「なんでこんなラクガキをしちゃったのかな? カードの方に被害はなかったからそこはよかったけど……
それでも掃除は大変なんだからね」
「なんでも何もないヨ゛ン! 脅したって屈しはしな、」
「
き っ ち り 話 し て も ら お う か
」
「我々の存在をもっともっと知らしめたかったヨ゛ン! ビックリすることすれば、印象に残ると思ったヨ゛ン!」
ぺらぺらーっ。
色違いの双眸がギラリと光って迫れば、レッド、あっさりと喋り出した。
「あーなるほどぉ。ま、分からなくはない、けど。
……何せリボンやストッキングが動いた先日だし、タイミング的にある程度のことじゃビックリしないんだよねぇ」
一瞬、迫力籠っていた真白の表情に哀愁と僅かな恥じらいが混ざった気がした。
首を傾げるレッドに、コホンッ、と咳払いしてから改めて向き直れば。
驚かせたいなら例えばさ、と、三色ボールペンからのイラストも交えて、『クレヨン存在意義の高め方』な話し合いが暫く行われていたとか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月05日
参加申し込みの期限
2018年06月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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