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たたかえ文房具!
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スズメの愛嬌ある鳴き声と朝日とのハーモニーを自室の窓辺から感じ取れば、起き抜けとは思えぬ軽やかな動きで洗面台に向かう足音響く。
花椿 涼太郎
は本日も日課通り、丁寧に洗顔した後正面の鏡へご挨拶。
「今日も美しい僕、おはよ……う!?」
いつもと違った素っ頓狂なアクセントが言葉の最後に付いた。
原因は、己の頬に存在感主張する大きなピンクのハートマーク。
昨夜確かに、念入りにお風呂で磨き上げたはず。当然顔も。
「……は、はっはっはっは、あまりに美しい僕に妖精さんが悪戯しちゃったのかな?」
一瞬驚いたものの、髪をかき上げすぐに立ち直りを見せた涼太郎。
その上げた手の甲にも何やら青色が走っているのに気付いた。
「……『スゴイ』?。やあ、なんだか褒められちゃったよ妖精さんに。直接言ってくれていいのに恥ずかしがり屋さんだね、はーっはっはっは!」
全ての事象を自分への賛美だと変換する素敵脳にて、結局あまり気にせずそのまま自室へと戻って来た視界の中に捉えたものあり。
妖精改め、ピンクとブルー2本のクレヨンが、まるで涼太郎を出迎えるようにど真ん中でぴょこぴょこ跳ねているではないか。
「おやおや、君たちが僕の顔や身体にアートしたのかな?
確かに美しい僕をキャンバスに見たてたい気持ちはわかるけどね、はーはっはっはっは!」
「おかえりヨン♡ さっきは気付かず素通りされちゃってどうしようかと思ったヨン」
「それはごめんよっ。ところでこれは一体??」
動くクレヨンに動じるどころか物凄く自然に会話する涼太郎である。
とりあえず描いた当人へ、当然な質問をしてみる。
「こんなにキレイで描きやすいニンゲンのお肌は初めてヨン! 感動しちゃったのヨン♡」
「……ボクも、ビックリしたヨン。滑らかでそれでいてボクらを弾かない磨き上げ具合……すごかったヨン」
(※つまり手の甲の『スゴイ』は青クレヨンの感想だった模様)
いまいち質問に答えているか定かで無いが、やたら褒められていることは分かった涼太郎、すっかりクレヨンたちの正面で輝かしい笑顔となっていた。
「はーーっはっはっは!! 僕の玉のお肌に目をつけるなんて、そちらこそ審美眼が素敵だよね!」
「もっともっと描きたいヨン♡」
「え?」
「……描きたい、ヨン」
「ふむ」
「全身くまなくアートに愛を散りばめてあげるヨン♡」
「全身、つまり僕の生まれたままの姿を飾りたい、と……」
会話が成立しているようなしていないような、斜めに成立しちゃっているような。
しかして、一糸纏わぬ姿は手を加えるよりそのものが美しいわけでもあって……と優雅な微笑みに微か悩まし気な色を浮かべたその時。
色々な場面でいつでも使えるように用意してあるサイン色紙の束の上、そこにあった涼太郎愛用のサインペンが突如キラキラ華麗に舞い降りて来た。
日頃ブロマイドにサインしたりするのにも使っている、インクは黒だが外装金ぴか☆なサインペン、線な手をビシッとクレヨンたちに突きつけながらご主人を振り返り、色紙の上に何やらカキカキ。
そこには力強い太字で、『涼さまをお守りします!』と書かれる。
驚くどころかパッと顔を輝かせれば、涼太郎、ペンへとウインク。
「はーっはっはっは、流石僕の愛用のマイペン。ありがとう☆」
「えーっ、お邪魔するのヨン? 涼さまがもっともっとアートでカッコ良くなるだけヨン♡いっそ協力してほしいヨン♡」
「(ふるふる。カキカキ)」
「涼様、は、このままでうつくしい? ……そうなのヨン? でも、あの描き心地……ボクも、もう少し涼さまへ描いてみたいヨン」
「(むっ。カキカキカキ!)」
「どっちが涼さまの美しさ語れる(=表現できる)か、勝負ヨン? そういうことなら望むところヨン!♡」
クレヨンとサインペンで、流れるように『涼さま』呼びが統一され、あれよあれよという間に勝負方法が決まりそして始まっていた。
「ああ……! 僕の身体を取り合うコたち……美しい僕は一人しかおらず申し訳ないと思いつつ! どちらも頑張れー!☆」
各々が文字で、絵で、片方が黒髪の艶は黒だからこそ天使の輪が! と語れば、片方がその一房ピンクにしてもお洒落ヨン! と述べ応戦する。
色紙が黒と桃と青で次々埋め尽くされていく。
色紙10枚目を超えたところで、その決着はようやく収束に向かった。
「ふぁぁっ……確かにっ、あの長い睫毛とその落ちる影は……色つけるよりそのままで王子様ヨン……っ、負けたヨン~」
「(ウィナーポーズ)」
「はっはっは、朝から素晴らしい闘いを見物できて僕は楽しかったよ! どちらもナイスファイトッ」
マイペンを撫で撫でと労いながら、しょんぼりするピンクと青へも優しく声をかけて。
涼太郎、散らばった色紙たちを見つめてると何やら思いつく。
「そうだ、折角だしこのマイペン君が描いてくれた僕、の周りの余白へ、良かったらキミたちが彩り加えてくれないかな?」
「……合作ヨン?」
「楽しそうヨン~♡」
そういうことなら、と涼太郎の手の中からまたキラキラと躍り出るサインペン、部屋のドアを指差した。
「外で描くのかい? いいとも! じゃあ皆で行こうか♪」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月05日
参加申し込みの期限
2018年06月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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