this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【創立記念】B☆Iトリエンナーレ!
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
38
つぎへ >>
「こういうときは正統派制服ででたほうが意外と反応あるかしら?」
「制服とは、ありのままが本当にカッコイくてカワイイの!」
トリエンナーレへの出場を急遽任された風紀委員の一年生コンビな
貴家 衿花
と
パトリシア・プロウライト
は、茜に染まる教室の一角で作戦会議中。
「だって、デザイナーさんが私たち寝子高生のために、寝子高に似合うのはこんな服! って考えてくれたんだよ!」
正統派制服アピールに情熱を燃やし拳を固め、パトリシアは金の髪を揺らして黒い瞳に制服愛の炎を燃やす。
「きっちり着こなした制服の素晴らしさを魅せちゃう☆」
心に渦巻く楽しさにジッとしていられなくなり、椅子から立ち上がってその場でくるりとターンする。この春から着始めた寝子高校の制服も、とっても可愛い。
「ふふふ、パティさんが風紀委員として、……ビシッと着こなした制服って最高ってところを見せちゃうんだから!」
同じ中学校に通い、同じ高校に通うことにもなった衿花の顔を覗き込む。眼鏡の奥の意志の強そうな瞳は、夕陽の色に深い海の色に透けて見えて、とても綺麗だ。
「パトリシアさん?」
瞳を見られることを嫌うのか、衿花は黒い睫毛を深く伏せた。
大人びた雰囲気の同級生からほんの少し冷めたような声で名を呼ばれても、パトリシアは気にしない。その場でもう一度、くるりとターンしてスカートの裾を揺らしてみせる。いつも被っていて最早トレードマークと化してさえいる犬耳帽子の長い耳が同じように揺れた。
「えっへっへ~、やっぱり一緒できると嬉しいね!」
屈託のない笑顔を惜しげもなく見せられ、衿花は淡い笑みを滲ませた顔をもたげる。小さく、頷く。
「一年生同士で、こうして一緒に参加出来るのって凄く嬉しいわ」
小さい頃からの癖で、同年代に対して子供っぽいと考えてしまいはするけれど、少し距離を置いて冷めたような目で見てしまいもするけれど、それだけは本当。
「こういう思い出がいっぱい積もって、友情とかになるかな、かな!」
「そうね」
素っ気なく答えてしまってから、後悔する。悪い癖だと思っているのに、直したいと思っているのに、なかなか上手くいかない。
唇をきゅっと引き結ぶ衿花の前の席に、パトリシアはちょこんと座り直す。ではではー、と何にも気にしていない明るい声で作戦会議を続行する。
「貴家さんはどう考えてる?」
何物にも囚われぬような明るい瞳に見つめられ、衿花は少し言葉に詰まった。しばらく考え、俯けていた瞳をあげる。真直ぐにパトリシアを見つめ返す。
「あんまり変な格好はダメよ、なんて注意も出来る役割になったら良いかしら、……なんて」
「わお、風紀委員の鑑!」
「もう、ふざけないで」
楽しそうに笑うパトリシアにつられ、思わず笑う。
「だから、早めの出番だったら嬉しいわね。運営さんに掛け合ってみようかしら?」
「よーし、じゃあ行こう、今すぐ行こう!」
衿花の手を取って立ち上がりながら、パトリシアは考える。襟花の案を活かすには、まずは気崩した制服でキャットウォークを歩くのがいいだろうか。
「ウォルター先生にも参加してもらいたいのだけれど……」
「よーし、じゃあそれも! 今すぐお願いしに行こう!」
実行委員の仕事に一段落をつけ、生徒会室に一旦戻った武道と恩、修の三人を待っていたのは、金ぴかカードを手に窓辺に佇む
屋敷野 梢
だった。
「アラー懐かしい! 一年ぶりの出場おめでとうカードじゃなぁい!」
前年度王者の武道が楽し気な声をあげる。
「あらあら、生徒会にも来るなんてこれはいかなきゃいけないわねぇ、武道ちゃ……コホン、志波会長、八神副会長?」
「ええ、折角ですからね」
恩の言葉に修が微笑み頷く。
カードを見るなり乗り気を見せる男子三人を横目に、カードを手にした梢は浮かない顔をする。オリーブ色の瞳に映っているのは、カードの裏側、『強制参加』の文字。
「サラっと流されてるけど、割と問題ですよねー」
ぷっと頬を膨らませる。
「こーいうのって、自主的に参加してこそだと思うんですけどー!」
「それでもカードを見て見ない振りしない梢ちゃんがステキ☆」
生徒会長に輝く笑顔を向けられ、副会長は窓の外の夕暮れに視線を逸らす。
「さっさと決めちゃいましょー」
「生徒会で出るなら、これよねぇ」
生徒会役員の腕章を取り出し取り付けて見せる恩に、修は同意を示す。
「必須ですね。あとは、やはり制服。奇を衒わないカタイ衣装は生徒会らしい特徴だと」
個人的にも奇天烈な服よりスーツや制服の方が落ち着く、と修は今もきちんと身に着けている制服を見下ろす。
(気持ちがシャキッとするんだ)
それに、と恩から受け取った生徒会腕章に微笑む。
「この腕章は俺達にとって特別なものですし」
見る度、身に着ける度、生徒会の運営を託してもらえた皆の信頼を感じることができる。頑張らねば、と気持ちを新たにすることができる。
役員の面々の気持ちが固まったのを見計らい、武道会長はその場をひとことで取りまとめた。
「とりあえず決めポーズでババーンとして感じのを各自考えておいてねヨロシク!」
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
38
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【創立記念】B☆Iトリエンナーレ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月09日
参加申し込みの期限
2018年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!