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詩歌句ノ怪
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「心あてに 折らば折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花」
亮が短歌を詠むと、妖怪がパキリと音を立てて氷に覆われる。それが微動だにしないところを見ると、美咲紀は感心したような目を向けた。
「なにとなく 君に待たたる ここちして 出でし花野の夕月夜かな」
次いで紫が詠むと、夜が来る。月が昇る。月は眩く光り輝き、隠れた妖怪を探し当てた。光に怯んだ妖怪に、亮が小石を投げ撃退していく。美咲紀はふわりと飛びながら、妖怪を引き付けていた。
「この世界、本が鍵になっていると思うです」
美咲紀がそういう下で、亮の拳が妖怪にめり込んだ。
「文学作品は今と昔を繋ぐ物なのですよ。きっと元の世界へ帰してくれます」
亮が再び短歌を詠むと、彼女の足を掴もうと腕を伸ばしていた妖怪が凍り付く。新たな襲撃がないことを確認すると、美咲紀は地面に降り、服の埃をぱっと掃った。
「美咲紀もそう思うか」
「でも、大丈夫かしら」
そう言う二人に向かって、美咲紀は冷静に返す。
「私や皆さんが居ないことをきっと元の世界でも誰かが気がついてくれてますよ」
そうして修の顔を思い浮かべながら、紫の書き出した地図を見た。寝子島の旧市街の地図に、探索の成果を書き足したものだ。
「向こうも動いてくれてるでしょ。こっちもやることやらなきゃ……図書館、行ってみませんか?」
「俺もそう思ってた」
「そうしましょ」
三人は心を決め、図書館へ向かった。その途中で、紫がふとこう言い出した。
「そういえば、室井さんは大丈夫かしら」
「うーん」
「きっと大丈夫なのです」
「おそってくるのかよ! 聞いてねえぞ!」
「そうだよ! だから仲良くなるのは無理だって!」
一方その頃、柳之介と竜世は怪異に追われて全力ダッシュしていた。それでかれこれ数十分、走り続けた柳之介に限界がやってくる。
「にいちゃん!」
倒れこんだ柳之介に気付いた竜世は、慌てて彼のもとに駆け戻った。
「竜世くんは先に行ってて!」
「でも!」
「竜世くん……! ……君、俳句は詠めるかい?」
「俳句!?」
あまりにも唐突過ぎる柳之介の言葉に、竜世は戸惑う。柳之介は竜世に簡単にこの『シの世界』では俳句が力になるらしい――ということを説明した。
「俳句とか短歌が力に?」
「ああ!」
「それって確かごーしちごーでキゴってのいれなきゃいけねーんだろ!?」
「詳しいね」
褒められた竜世は、得意気にえへんと笑い、
「学校で習った……ってタイラがいってた!」
と言った。怪物が迫ってきている。竜世はうーん、と考え込んだ。
――えーっと今はつゆだから……カエル! んじゃこうだ!
「『カエルかな ドラゴンかもな 大きいな』!」
すると、空に竜の啼く声が響いた。風を切る音と、妖怪の悲鳴、地響きがする。竜世の前に現れたのは、彼のカプセルギア、スターライトナイトとよく似た赤い竜だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月10日
参加申し込みの期限
2018年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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