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詩歌句ノ怪
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「一発勝負だな。慎重にいこう」
「ああ……」
店に入った修は、刀に歩み寄ってひそひそと相談し始めた。店員は席を外しているのか、この場には修と、刀と、タイラと、徳二郎しかいない。修は刀のいうことにこくりと頷きつつ、本棚の『悪食韋編』を一瞥する。
「燃やすとか言って脅せば呑み込んだ人達を吐き出すかな?」
「やめたほうがいいんじゃないか」
「そうだな……」
刀は徳二郎の方へ振り向くと、口を開いた。
「……まあ被害を被った室井さんや田山さんに任せるよ」
「別にいいぞ? 燃やしても」
「お、おお……」
ざっくりした返答に、かえって困る羽目になった。刀が悩んでいる横で、修がつらつらと考えを述べる。
「燃やしたら死ぬだろうが、殺すのは如何なものか……寺か専門家に預かって貰うのはどうだ」
「そうするか……」
そうして考えをまとめた二人は、『悪食韋編』へと向き直った。刀が前に出てその背表紙を手に取る。
「次があったら確実に燃やすからな」
本に向けてそう囁きかけ、勢いよく開いた。その剣幕に『悪食韋編』はガタガタと震えている。その後ろへ、タイラが駆け寄ってきた。
「開いたか!?」
「ああ、今なら……!」
そうして、中から誰かの手が伸びてくる。タイラは迷わず手を伸ばし、竜世のことを強く思い浮かべながらその手を引っ張り上げた。それによって、中から少年がぬるりと出てきて、タイラの上へと圧し掛かるように倒れた。
「……他にも人がいるかもしれないな」
「それならいい考えがある」
修は手帳にさらさらと句を書いて、ページの中へ放り込んだ。
『あやかしに 刺さりし光 現世へ架かる』
それを見て、刀は怪訝そうに修の方を見る。
「なんだ?」
「書なら文章に力があるかもだろ」
そうして暫く待つと、ページの中からにゅっと人影が這い出て来た。修はぐっとガッツポーズを取る。
「来た!」
そうして四人が床に転がったところで、刀がしっかりと『悪食韋編』を押さえつけ、逃げないように縛り上げた。
「よし、捕まえたぞ!」
「待て、この札を……!」
「ありがとう、田山さん!」
徳二郎の差し出した札を、刀と修は一心不乱に貼り付けた。すると、バタバタとのたうち回り、声にならない悲鳴を上げながら、『悪食韋編』は動きを止めた。しんと静まり返った場に、
「竜世! ……竜世!」
「ううーん……」
タイラがぺちぺちと竜世の頬を叩く音と、起き上がる彼の呻き声が響いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月10日
参加申し込みの期限
2018年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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