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詩歌句ノ怪
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空に歯車が浮かび、カチカチと音を立てる。視界の隅にそれを認めた途端、歯車は消え、しかしカチカチと廻る音だけはいつまでも耳に残る。
仙藤 紫
はこめかみを指で押さえながら、ここへ来る前に取った行動を検証した。記憶のラストシーンにあるのは、大学の図書館。そして書架。ある本を手に取った自分。次の講義に備えて予習しようと、必要な本を探して書架を巡っていたのだったと、紫はようやく思い出した。
状況分析を終えた紫は、きょろきょろと辺りを見回した。旧市街のようであるが、しかし決して彼女の知るそれではない。神魂の仕業にしては、度を越している……。
同じことを、
新田 亮
も考えていた。彼は建物の二階から街を観察していた。四角四面の建物の隙間に、ドロドロの“何か”が蠢いている。亮はポケットにためた小石を確認した。そうしていると、ふわりと何かが視界に入る。亮は構えたが、それが
椿 美咲紀
であることに気付くと、手を下ろした。
「おお、雀よ……」
美咲紀が諳んじる。その声が止むと、美咲紀は亮の隣に降り立った。
「変な事象には慣れてます。レトロな雰囲気なのでどこかの世界に迷い込んだですね」
「だろうな」
亮は首肯した。ちゅんちゅんと空には雀が飛びまわり、街の中に羽を落としていく。
「一緒に脱出路を探しましょ」
「ああ。行こう」
そういうことになった。
「ひぃい! 助けて、誰か……」
一方その頃、室井 柳之介は走り回り、怪物から逃げていた。路地に入り怪物が自分を見失ったとわかると、ほっと胸を撫でおろした。そうして路地の奥へ歩を進めると、足に何かが当たり、視線は自然と下へ行く。そこには小学生くらいの子供が倒れていた。
「誰かいるの?」
それで立てた物音に気付いたようで、誰かが近付いてくる。柳之介は子供をかばいながら、それを睨んだ。それ――もとい紫は肩を竦めた。
「私は怪物じゃないわ」
柳之介の長い長い安堵のため息を、紫は聞いた。
「椿さんと新田くんと一緒に、出口を探してるの。図書館に行こうと思ってるんだけど……」
「いや、俺は」
柳之介は子供を一瞥して、首を横に振った。
「ここに残るよ。この子一人だと危ないよ」
「そう……」
「もし目覚めたら、あとから合流する!」
紫は柳之介の瞳を覗き込んでから、踵を返して往来に戻る。そこには、美咲紀と亮が待っていた。
「行きましょう」
この言葉を合図に、三人は街の探索を始めた。空では歯車がカチカチと廻る。三人は遠くに怪物の慟哭を聞いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月10日
参加申し込みの期限
2018年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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