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詩歌句ノ怪
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「即興なのにすごいや! 俺なんて全然だめなのに」
「えへへ」
竜世は頬を緩めたが、すぐにきりりと引き締めて敵に向かい合う。怪物は竜に怯えて動かない。竜世は竜の背に乗ると、柳之介を手招きした。そして柳之介が後ろに乗ったことを確認すると、竜に合図する。大きく羽ばたいた竜は、そのまま天高く昇った。
「島みたいに端っこって有るのか?」
「どうだろう……」
竜世は遠くを見ようと試みたが、竜が高く飛ぶにつれてなぜか伸びる建物に遮られて、よく見えない。んー、っと竜世が目を細めていると、建物の隙間から怪物――蝙蝠のようでいて、その頭は馬、足は蜥蜴――が飛んでくる。竜世は咄嗟に俳句を考えた。
「『火を吹くぞ 雨にもまけず すごいヤツ』!」
すると、竜の口から炎が噴き出た。怪物は燃え、煙を立てながら下に落ちていく。それにつられるように、竜世の視線が下へいった。怪物は地面に落ちる前に消滅する。それによって、下の景色がよく見えた。小さく、紫たちの姿が見える。
「誰かいる!」
「おーい!」
竜世と柳之介は手を振りながら地面に降り立った。すると、美咲紀や紫が駆け寄ってくる。
「室井さん! 無事だったんですね」
「ちょうどよかった、脱出口が見つかったわ!」
竜世と柳之介は二人に案内されて、レンガ造りの図書館らしき建物の中へ入っていった。図書館の中は本がふわふわと浮いていて、奇妙な形の書架が並んでいる。紫はその一角にある本棚、そのうちの一つを手に取って開いた。
「この本よ」
紫が本を開くと、にゅっと子供の手が出てくる。紫は悲鳴を上げ、本を落とした。彼女の手から滑り落ちたそれを、柳之介が代わりに取る。竜世は見覚えのある手に気付くと、本へ近付いて、その手を取った。
「この手……!」
「あっ、竜世くん!」
「大丈夫なの!?」
竜世はその手に引っ張られ、本の中へと吸い込まれていく。心配する四人に、竜世ははっきりとこう返した。
「わかんねえけど! だって信じていい気がする!」
そうして、そのまま竜世は本の中に入り、戻ってこなかった。美咲紀はそのページをめくってみたり、引っ繰り返したりしてみたが、手はもう出てこない。
「行っちゃったのです……」
「しかし俺たちはどうすればいいだろう」
亮がこう言った。すると、どこからか声が響いた。
『梯子たる 光皆呼び 闇晴らす』
短い句と共に、本が光り輝き中からにゅっと梯子が出てくる。
「これは……!?」
「何だ!?」
紫と亮が困惑する間を、すたすたと美咲紀が近づいた。美咲紀は本に浮かんだ文字を見ると、二人へ振り向いた。
「みんな、これにつかまるです!」
紫と亮は顔を見合わせると、頷いて梯子へ捕まった。柳之介も二人に倣う。最後に美咲紀が捕まると、梯子ががくりと動いて本の中に沈んでいく。四人の視界が光で包まれた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月10日
参加申し込みの期限
2018年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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