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九夜山を、赤と黒を纏った竜が駆ける。
源 竜世
は、今、常のようにヒミツの特訓に打ち込んでいた。
ドラゴンを模したカプセルギアたるスターライトナイトが、岩の隙間を走る。
ギアを操作する竜世の指には、スマートフォンを握る手には、ぎしと力がこもっていた。
(もっと早く。もっとどんな攻撃でもよけれるくらい)
焦りに、竜世本人も気付かぬ間に、手に汗が滲む。
「あっ」
と思った時には、フリックミスで、スターライトナイトは岩にぶつかっていた。
石が跳ね、
あの時
のように竜世の頬を掠める。その痛みにも構わずに、
「ああ! スターライトナイト!?」
竜世は相棒の元へと駆け寄ると、その小さな身体を、そっと労わるように掬い上げた。
「だいじょうぶか!? 欠けたりは……うん、してねえ、かな」
指で機体をなぞって、その無事を確かめる竜世。
その指がふと、前に継ぎ接ぎをした部分に触れ、竜世は、ぴく、と動きを止めた。
ライバルのギアが攻撃を食らいかけた時に、庇ってできた傷。
(スターライトナイトなら大丈夫だって思った。絶対負けねえし、負けられないから)
何より、ただ見ているだけなんて、できなかった。
それしかないと、確固たる意志を持って掴み取った選択。
そこに、後悔はない。
ただ、相棒のパーツが幾らも破壊された時のことを思い出すと、竜世の腹の底は、ジリジリと焼け焦げた。
知らず、きゅ、と唇を噛む竜世。
(もう、あんな気持ちは嫌だから)
スターライトナイトを持ち上げて、太陽に翳す。
陽の光が、竜世の琥珀の双眸に映る決意の色を、より一層鮮やかに見せた。
「スターライトナイト、オレさ……もっと強くなるよ」
何が起こっているのか、難しいことは竜世にはさっぱりで、でも。
「何が起こっても、オレとお前のバトルができるように、もっと強く」
お前とならどこまでもやれる気がするんだ、と零す声は、光から生まれたように眩い。
竜世は、大切な相棒へと、にっと笑いかけた。
「だから、いっしょにがんばろうぜ! 相棒!」
今は、ろっこんの力で人の姿に変じてはいないスターライトナイト。
それでも、自分の言葉は確かに届いていると、竜世は信じている。
「よっし! スターライトナイト、もう一回だ!」
晴れた声で言って、竜世はまた、スマートフォンを握り直した。
射す光に、スターライトナイトの赤が、きら、と光る。
さあ、特訓を再開しようか。
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担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月27日
参加申し込みの期限
2018年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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