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窓の外に視線を遣って、
輝楽 弥生
は「うむむ」と唇を尖らせた。
「雨やな~」
今日も今日とて、スケッチブックを連れて外にスケッチに出かけようと思っていた弥生。
しかし、空は生憎の雨模様で……。
「あ! せや!」
ぴん! と、思いついて、弥生は黄緑の双眸を煌めかせる。
「ここは、家でハム助でもスケッチするのもいいかもしれへん」
ちなみに、ハム助というのは、弥生が自室で飼っているハムスターだ。
いつものように水彩鉛筆を手に取ろうとして、「そうや!」と、弥生はまたまた思いつく。
「今日は時間があるし、スケッチブックやなくて、カンバスを使うんはどうやろか」
そして、そこに色を乗せるのは、
「これこれ! 新しい油絵のセット!」
ぴっかぴっかの新品の画材道具を、いそいそと用意する。
油絵のセットは、先日、中間テストを頑張ったご褒美にと祖母に買ってもらったものだ。
イーゼルは持っていないので、ベッドに座り、膝の上にカンバスを置く。
ハム助をじっくりと観察しながら下書き用の鉛筆をカンバスに走らせ終えれば、
「さあ、絵の具の出番やな」
わくわくを堪え切れないまま、そっと、絵の具を、カンバスに乗せる。
「お、おお~」
初めての感触に、思わず声が漏れた。
「やっぱり質感に厚みが出るっていうか、いつものスケッチよりリアルなタッチで描ける気がするなあ」
声を華やがせたあとで、「せやけど」と、ちょっぴり眉を寄せ、弥生は、軽く首を傾ける。
「初めて使う画材道具やし、イマイチ思うように描けへんもんやな……って、わわ!?」
思うように筆を進ませられずにいたところに、更に、まさかのアクシデント。
タイミングの悪いことに、ベッドによじ登ってきたのは、祖母が飼っているシャム猫のオセロだ。
オセロの頭突き攻撃を脇腹に食らえば、
「わ、わ、わ……!」
その勢いに、何とか形になり始めていたカンバスの中のハム助が、思い切りよくはみ出してしまった。
「あー、やってもうたわ……」
絵を描いている間は、家族が来ても、ドアをノックはされたくない。
そう思ったが故にドアを開けっ放しにしておいたところから、オセロはするりとやって来たのだった。
「失敗や……あ、でも」
幸い、はみ出した部分は背景で、何も描き込んでいない。
弥生の頭の中で、またきらっと閃くものがあった。
「せや、向日葵とか描き足すんはどうやろか? 修正出来るかもしれん」
今よりも更に画面が明るく、素敵になりそうな、そんな予感がした。
「うん、名案やな! よーし、ばっちり完成させるで~!」
そうしてまた、弥生はカンバスに筆を走らせる。
その表情は、晴れの日のお日様よりも眩しく、生き生きとしていた。
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担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月27日
参加申し込みの期限
2018年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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