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ダーク・ネコジマシティ・ウォーズ
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【epilogue(1)】
尾鎌 蛇那伊
(ミスター菩薩)は、静寂が取り戻されたヒルズを眺めて、一つ息を吐いた。ヒルズが守られたのは、ここで暮らす元ヴィランの助けがあればこそだった。
「……やはりここのヴィラン達は守るに値する人達だった。それでこそ、私が菩薩の心に目覚めた意味があるというものね」
いつかヒーローとヴィランという垣根がなくなったとき、このシティに真の平和が訪れるのかもしれない。
そんなことを考えつつ、ミスター菩薩はその日のパトロールを終えた。
* * *
志波 武道
(ブラックデスペア)は、一人山を登っていた。
「……よもや機械が人類に負けるとは」
満身創痍の体で呟いた言葉は、どこか清々しくもあった。
あるいは、人類にはまだ希望が残されているのだろうか……。
そんなとき、どこからともなくギターの音が聞こえてきた。
そのギターはBDの心を震わせ、同時に、ゆっくりとその活動を停止させにかかってきた。
「……そうか。これが……人類の……希望の音か……」
どこか満足げに呟いて、かつて志波武道と呼ばれる人間だった機械人形は静かにその活動を停止した。
* * *
八神 修
(nein)は、結局、素直な自分の気持ちを口にすることにした。
「……クソマーズ・ゴ・ハン。怪我をしているみたいだな。俺の屋敷で手当てをするよ。一緒に来てくれ。何なら食事も用意するよ」
「断る。私はマズいゴハンしか食べない」
「え……?」
毅然として言ったクソマーズに、neinは反応に困った。
と、そこに現れたのが
旅鴉 月詠
(ジャック)だ。
「はいはーい。じゃあ、間を取って、ウチで食べると(カロリー的に)マズいことになるラーメンを一緒に食べていくといいヨ」
「え……?」
「ほう。食べると(カロリー的に)マズいのか。ならば、食べてやってもいい」
「そ、そうか……」
neinは、微妙に納得がいかなかったが、ひとまずジャックの機転とクソマーズの優しさに感謝した。
「うむ。これは食べると、(カロリー的に)マズいな」
クソマーズは、何故か嬉しそうにラーメンをすすりながら言う。
「……そうだな。なあ、クソマーズはどうしてヴィランになったんだ?」
「知れたこと。このシティのヒロインになるためだ!」
「……いや、ヒロインとヴィランは正反対の存在じゃないのか?」
「……!?」
クソマーズは、目から鱗が落ちたような顔をしていた。
もしかすると、一番マズいのは彼女の頭かもしれない。
(だがしかし、それがいい!)
そう躊躇無く思うくらいには、やっぱりクソマーズのことが大好きなneinなのであった。
* * *
イーストエンドにも、静寂は戻っていた。
そこで、
虚栄 心
(ティミッド・バニティ)もまた平常運転に戻り、弱者から略奪を繰り返していた。
だが、
「うえーん! 俺の百円返せよー!」
「ふふん! あんたに百円なんか、もったいないわ! あんたなんかこの紙切れで充分よ!」
「え……」
バニティは貧しい子供をぶん殴り、百円玉を奪って、代わりに千円を置いて立ち去った。
(……ふふふ。情けをかけたわけじゃないわ。弱者は弱者のままで生存してもらわないと、あとで私が困るからよ!)
バニティは、くすくすと笑いながら、また次の獲物を探しに行く。
これもまた彼女の生存戦略であり、一つの悪いことのかたち――なのかもしれない。
* * *
宮祀 智瑜
(チユチユ)は、ティーチャーを膝枕して、彼が目を覚ますのを待っていた。
チユチユは、身を挺して自分をかばってくれたティーチャーに、感謝の気持ちを伝えようとしていた。
こんがりと焼けたサンマに野良猫が群がってきたので、彼らを眺めながらチユチユは彼の目覚めを待った。
そして、ようやっと彼が目を覚まそうとしたときだった。
「……う……ここ……は……?」
「あ、先生、目が覚めましたか?」
「ぶぼあっ……!」
またティーチャーは鼻血を噴き出して倒れた。チユチユのはだけた胸が依然としてそのままの状態だったからである。
「きゃあああ! せ、先生、しっかりしてください! 先生!?」
チユチユは、いまだにティーチャーの出血の原因が自分にあることに気づいていないようである。
ティーチャーが出血多量で爆発するのが先か、チユチユがその原因に気づくのが先か、それは神のみぞ知るといったところになりそうだ。
* * *
新田 亮
(イビル・ソルジャー)は、月にいた。
「ふはははー! さすがだな、ラッカミガール! それでこそ、私の宿命のライバルだ!」
彼は、脱出し過ぎて、月にまでやってきていたが、いまだラッカミガールを倒すことを諦めていなかった。
彼のようなヴィランがいる限り、ラッカミガールはいつでもまたシティの人々のもとに現れるであろう。
もっとも、そのときもまた、焼きそばパンのために、突然戦場から離脱する可能性は否めなかったのだが。
* * *
新田 樹
(エンシェント・マギ)は、ナインナイトマウンテンの中腹で、座禅を組み、宙に浮いていた。
「くっ……。さすがヴィランだわ。すっかり騙されてしまったけれど、あんな雑魚相手でラーメンのカロリーが消費できるわけないじゃない」
樹は、かぼちゃの屋台の店主に騙された自分に腹を立てつつ、おいしかったのでまた行こうかなと思っている自分にも気づかずにはいられなかった。
「まだまだ修行が足りないわ。もっと強くならなくちゃ」
きりり、と唇を引き結ぶとマギの身体が数センチ高く宙に浮かぶ。
かくして、強さを求める彼女の戦いもまた続いていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月19日
参加申し込みの期限
2018年05月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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