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ヒュー・ヒューバート
と
城山 水樹
は去年結ばれたばかりのカップルである。新進気鋭のフォトグラファーとモデルという関係上、互いに忙しく頻繁に会う事は出来ない。だが、そんな中で大切に恋を育んできたのだ。
6月上旬。珍しく二人の休みが重なった日。
この日は水樹の方から木天蓼市内のヒューのアパートを訪れて、今日はどこで過ごそうか、なんて話をしていると、突然クーラーが突然故障した。
例年ならばまだクーラーが壊れても大丈夫な時期。だが、今年に限っては既に暑い日が多いという状況で、本日も晴天の真夏日だった。
そんな時にクーラーが故障したらどうなるか? それは火を見るよりも明らかだろう。
「ついてないわね、こんな時にクーラーが故障するなんて」
「ごめんね、水樹。別に調子は悪くなかったんだけどね」
「別にヒューのせいではないわ。だけど、これだと流石にゆっくり過ごすのは難しいわね。……あら?」
「どうしたんだい?」
真夏に近い、いや、真夏と同じくらいの暑さの中、クーラーが壊れた部屋の中で過ごすというのはサウナの中にいるのに近い。こんな中で過ごしてしまえばとてもではないが休日とは言えない一日になってしまう。
さて、どうしようかと二人で悩んでいたところに水樹の視界に一枚のチラシが入った。
「ねえ、ヒュー。このチラシ見て」
水樹が指し示したのは寝子島温泉に混浴できる温泉宿があるという宣伝のチラシであった。
「へえ、温泉か。……ちょうどオフシーズンだから泊りでも料金がお得になってるね」
「この暑さで汗もかいてしまっているし、温泉でさっぱりしてからゆったりと過ごすというのも良いかもしれないわ」
「うん、そうだね。まだ時間は早いし行ってみようか?」
水樹は元々ヒューのアパートに泊まるつもりで来ている為に、温泉宿で泊まる予定に変えても特に問題はない。
そうと決まればクーラーが壊れた部屋にいつまでもいる必要はない。早速二人はその温泉宿へと向かう事にしたのであった。
温泉宿に向かう道程。道行く人を平等に照らす太陽。しかし、その太陽が生み出す暑さも恋人達の距離を離す事だけは出来ない。この暑さの中でも、しっかりとヒューと水樹は手を握って寄り添っている。
そもそもの話、こうして寄り添っている時は暑さなどを気にしている場合ではないのだ。何せ、未だに二人の中には初恋に受かれる中学生めいた感情が存在しているのだ。
ヒューに視線を向けられる、水樹と手を繋ぐ、互いに身体を抱き締め合う。それらに常に心臓が大きく高鳴るのだ。良い大人だというのに、未だにそんな感情が抜けきらない。
お互いにそんな感情のままで恋をしたままなのだ、この二人は。
そうして、ドキドキとしながらも道程を歩いて行くと、温泉宿へと無事に到着。
宿へと着いた頃にはすっかり二人も汗だくであった。これから温泉へと入るのだから、問題はないが早目に入らなければ風邪を引いてしまうかもしれない。
「すっかり汗まみれになっちゃったね。混浴の温泉が丁度空いてて良かった」
「ええ。荷物を部屋に置いたら早速温泉へと行きましょう」
衣擦れの音が更衣室に響く。ヒューと水樹。二人は既に何度も身体を重ねた関係であり、一緒にお風呂に入った事もある。
だが、いつもと違う場所、初めての温泉という空間は新鮮な感情を二人に与えていた。だから、ついつい赤面なんてしてしまったりして。
「水樹、行ける?」
「ええ、大丈夫よ」
それを誤魔化すようにヒューが水樹に尋ねる。水樹も状況を理解しているが故に何も言わずに準備が出来ている事だけを告げる。二人並んで更衣室から温泉の浴場へ。
「少人数用の浴場だって聞いてたけど、結構広いね」
「本当。これならゆっくりと楽しむ事が出来そうだわ」
「先に身体を洗おうか」
どうやら二人は先に身体を洗う事にしたようで、まずは洗い場の方へ。
一緒に入るのは既に何度か経験しているだけあり、互いの身体を洗いっこするのも慣れたもの。特に何かに苦労する事もなく、洗い終わった後は改めて湯船へと移動する。
手を繋いだまま足の先からゆっくりと温泉の中へ入る二人。
肩を寄せ合ってリラックスした状態でお湯に浸かる。互いに仕事で忙しい故に身体に蓄積された疲労が湯の中に溶けだしていく、そんな感覚を味わう。
ヒューが目を瞑り温泉を堪能している横では、水樹が全身でお湯を感じようとしているかのように手足を伸ばしている。
水樹はモデルを職業にしているだけあり、そのプロポーションは見事であり普段から妖艶な雰囲気のある美人だ。しかし、恋人であるヒューの前では何も隠す必要がないからか普段に比べてより一層その魅力が際立っているように感じられる。
しっとりとした肌は色気を醸し出し、今の彼女を目撃した人物全てを嫌でも魅了してしまうのではないだろうか。
「あぁ……。良い温泉。疲れが溶けて消えていくみたいだわ」
「温泉に入るのは久々だけど、やっぱり気持ち良いね」
「そう言えば、この間仕事で行った先で凄い美味しいサンドイッチを食べたのよ」
「へぇ、どんなサンドイッチなんだい?」
暖かい温泉に包まれて、他愛のない会話を交わす。二人っきりだけの世界。外へ出かけているというのに、まるでそうとは思えない甘い一時。
温泉に入っているのだから当たり前ではあるのだが、服がないというのは思うよりも二人の距離を縮めているのかもしれない。
ふと会話が途切れる。ヒューと水樹の視線が交差する。どうやら会話をする内にお互いに求めあう気持ちになってしまったようだ。
気が付けば二人の距離は更に縮まり、自然をキスを交わす。唇と唇を熱く重ね合う。
湯気が漂う浴場の中、温泉とはまた別の熱が生まれる。それは愛し合うが故の情熱。
ヒューが水樹の背に手を回せば、水樹が更に密着する。まるでこのまま溶けて混ざり合ってしまえば良いとでも言うかのようだ。
そっとヒューが水樹の首筋にキスを落とす。そして、一度目と少しずれた場所へ今度は強く。水樹の首筋に痕を残そうとしているのだろうか?
それはまるで、水樹の恋人は自分であるという証を残そうとしているようにも思える。
「はぁっ……」
水樹の口から熱さを伴う吐息が漏れる。ヒューから与えられた熱が余りにも熱かったのかもしれない。
「幾ら二人っきりと言っても借りてる温泉で最後までするのは問題があるよね」
「あら、このままというのも良いかと思ったのだけど。でもまぁ、そうね。じゃあ、続きは部屋でしましょうか」
熱さに浮かれているようにも見えたが、それでも最後の一線を違えない理性はまだ残っていたようだ。
名残惜しそうに身体を離すヒューと水樹。
この後、温泉から上がった二人が部屋に戻ってからどうなったのかは説明するまでもないだろう。
少なくともこの温泉街の中では、その日の最大の熱帯夜がそこにはあった。
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3人まで
シナリオジャンル
日常
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定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月20日
参加申し込みの期限
2018年05月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月27日 11時00分
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