「大分暑くなったなぁ」
それは学校が終わった後の一幕。手で顔を扇ぎながら
七峯 亨がそんな風に呟く。
時期は6月の上旬。まだまだ真夏ではないが、晴れの日であればそれに近い温度まで上がる事も出てきている。
「最近は暑くなるのが年々早くなっている気がしますね」
亨の言葉に対して相槌を返すのは
哀坂 極夜。亨の友達にして恋敵である。
極夜が言っているのは所謂地球温暖化という奴だ。とは言えども、そこまで極端な事にはまだなっていないのだが。
「何せまだ6月だってのにこの暑さだからなぁ」
「しかし、暑いなら暑いなりの楽しみ方をするというのも良いかもしれませんね」
「暑いなりの楽しみ方って何よ?」
「そうですね」
例えば、温泉に行ってさっぱりする。どこかにキャンプに行って早目の花火をしたりバーベキューをしたりする。少し遠出をしてレジャー施設のようなところで室内プールに入る。
「後は大分早いけど日が落ちた後に九夜山に行ってお月見とか、水のあるところって事でマリンパラダイスに行くって言うのも良いかもしれませんね」
「温泉と言えば、そういや混浴できる温泉があるってチラシで見たなぁ」
極夜が次々と案を挙げていけば、亨が思い出したようにそんな事を言う。亨がにやりと笑っているのは想い人である
矢萩 咲との混浴を夢見てのものだ。プールに行って彼女の水着を夏より前に見るというのも良いかもしれないとも考えていたが。
「まぁ、どこに行くにせよ私達だけで決めるわけにも行きません。後でちゃんと話し合いましょうか」
「そうさな」
暑い事には変わりない。しかし、大事な人達とどこかに出かけるというのは若い彼らには正しく希望に満ち溢れた事柄であった。
暑い初夏。果たして二人はどのようにして過ごすのだろうか。
こんにちは、昂祈です。
まずは、七峯 亨さんと哀坂 極夜さん、矢萩 咲さん、ガイドに登場して頂きありがとうございました。
もしご参加頂ける場合はプランなどはご自由にお考え下さって構いません。
5月だというのに私のところはもうかなり暑い日が続いています!
という事で、初夏だけど暑い日をどうやって過ごすかというシナリオです。
○何をするか
基本的には暑い日をどう過ごすかという事になります。
ガイドに幾つか案を出していますが、これ以外がダメというわけではないので自由にお考え頂いて大丈夫です。
(例えば、一人で散歩して公園の日陰で休憩とか)
お色気なシーンがご希望な場合は、今回も可能な限り頑張ります!
○場所について
ガイドでも触れていますが、寝子島外もOKです。
○NPCについて
遠藤 健。
高校二年生。
同行のご希望があれば、一緒に参加します。
基本的に皆様のアクションに沿った行動をとります。