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「えっ、混浴!?」
それは正しく青天の霹靂というべき事実。
矢萩 咲
は
七峯 亨
と
哀坂 極夜
、二人の恋人に熱心に誘われてウキウキ気分で温泉へとやって来たのだが、部屋に荷物を置いてから浴場へと来てみればから何故か二人も同じ脱衣所へと入って来たのだ。そして、亨が告げたのは本日の温泉が混浴であるという事だった。
実は今回の温泉に出かけるという話は亨が持ってきたものであり、行く温泉も彼が選んできたのだ。
これくらいの時期が温泉を楽しむには一番と特に熱心に誘っていたのは亨だったので、これは何かあるなと極夜も咲も思ってはいたのだがまさか混浴とは思わなかったようである。ちなみにこの温泉には混浴以外も勿論あるのだが、既に混浴用の小温泉を予約してあったりする。
混浴でない方に入るという事は出来るが、そうなるとわざわざ割高の小温泉を予約しておいて入らないという事になってしまう。それに金銭的な事を覗いても他人がいない三人だけの温泉というのも、悪くはないとは咲も思っているのだ。
「計画通り!」
「どこかの人みたいな台詞を言ってますが、残念ながらお前ではただのエロガッパにしか見えませんよ」
「こ、混浴なんて聞いてないぞ!」
極夜のツッコミの通り、亨のその笑みは悪役が浮かべる黒い笑みというよりは混浴温泉に入った後の事を想像して漏れている桃色の笑みにしか見えない。
そして、悪くはないと思いつつもやはり葛藤があるようで咲は亨へと抗議の声を上げていた。
「いやいや。まさか今更入らないなんてそんな事は言わないよなぁ? 大体、風呂なら前にも一緒に入ったじゃん」
「うう……。確かに前にも一緒に入ったけど……。わかったよ……折角の温泉入らずに帰るなんてありえないし、入るけど……。だけど、タオルだけは絶対取らないからな!」
幾許かの葛藤を経て咲はこのまま入る事にしたようだ。混浴の温泉とあってただで終わるとは思っていないのか、服を脱ぐ段階から既に顔が赤いのはご愛敬というところかもしれない。
「亨。またお前は咲先輩に何かをするつもりですね? ここまで用意周到に準備していたんです。何もしない訳がありませんからね。とりあえず、咲先輩が先に入るまではここで私と一緒に大人しくして貰いますよ」
「……いや、それは良いけどさ。何でお前、そんな高い位置にまでタオル巻いてんの?」
あくまでも本番は浴場に入った後という事なのか極夜の提案に亨が反対する事はなかったが、代わりに極夜の巻いているタオルの位置が気になっているようだ。
だが、まるで女子のように胸まで覆うようにタオルを巻いていれば気にもなるだろう。紛れもない男子だと言うのにだ。
「……? 何か変ですか?」
「男が胸を隠す意味ってあるか?」
男子にも胸自体はある。だが、それを隠すかと言えば隠さない方が大多数ではあるだろう。但し、今回は女性である咲がいるので判断が別れるところかもしれない。
それは兎も角、いつの間にか咲が服を脱ぎ終わり、タオルを身体に巻いていた。つまるところ、準備完了というわけだ。
「湯けむりの中でも見紛うことなき濡羽の髪に紅玉の瞳、爪先から素っ首まで凛と締まった美躯。こりゃ恋人冥利に尽きるってもんさ。な、さーき?」
「ひゃうっ。ちょ、ちょっと亨君。耳元で喋らないで」
どうやら早速亨のテンションは天元突破しているらしい。そのテンションのまま口から言葉を喋ったかと思えば、自然にするりと咲へすり寄っていた。
「まさに極上といったところだが、ここで終わる俺じゃねぇ。もひとつ勢い余ってみないとなぁ」
その瞬間、今までの付き合いによる経験から嫌な予感を咲は感じた。しかし、亨とて同じだけの経験を積んでいるのだ。咲が何か行動を起こす前に、先手を取る事が出来る。
縮身で自らの身体を小さくしたと思ったら、見本とでも言うかのように咲の豊満な胸へとダイヴを決める。それはまるでどこぞの三世を彷彿とさせる。
「はっはっはっー! 俺の温泉とはここに見つけたり!」
「あぁああああ!? またいつもの、って、んっ、ふっ。ちょ、身動ぎしないでっ!?」
「お前はまたろっこんをそんな事に使って!」
幸福、至福。そんな表情で咲の胸の感触を文字通りに全身で味わう亨。だが、亨はそれで良いかもしれないがされる側の咲としては堪ったものではない。
何せ自分の胸の谷間に小さくなった亨がすっぽりと嵌っているのだ。彼が少し動けば感触がダイレクトに届く。身悶えもしてしまうというものだ。
「ここは俺の席、実に極楽さ」
そんな事言いながら止めに入る極夜の手を巧みに躱す亨。何せ亨は咲の胸の谷間にいるのだ。下手な事をしてしまうと咲の豊満な胸を鷲掴みにしてしまう可能性があるので、極夜も大胆に行う事が出来ないでいた。
それでもそのままにはしておけないのか亨を何とか止めようとする極夜の一瞬の隙をついて、亨が咲の谷間から飛び立つ。ただ、逃げたわけではない。すれ違い様に極夜が纏っていたタオルを奪い去って行ったのだ。
「む、何っ!?」
「隠すと見違うぜ、筋の張りは男の躰なのによ。なァに褒めてる方だ」
余りにも極夜があっさりと奪われたように見えるが、恐らくは亨とは言えまさか自らのタオルを奪うとは思っていなかったのだろう。
手で下半身部分を隠しながら極夜を観察する亨。確かに彼の言う通り、極夜は男子とは思えない程セクシーである。風呂場にいるとあって、普段よりもそれが増しているようにさえ見える。それこそ湯気の中で見れば女性に見える事間違いなしだ。
「にゃああああ! いい加減にしろ! この破廉恥野郎!」
やりたい放題の亨であるが、極夜を裸にしたのは流石にやりすぎだったかもしれない。
小さくなった亨から解放されたと思えば今度は極夜の完全なる裸体を見た咲が限界を迎えたようで、目をぐるぐると回して勝ち誇るかのように浴場の一画に佇んでいた亨へと制裁を加えるのであった。
それは正しく巨人に踏みつぶされる小人の如く。
「こうなる事は殆ど予定調和であったような気もしますが……大丈夫ですか、咲先輩?」
「うう……折角の温泉なのに。全く。……はあ、こういう時の極夜君の優しさが染み渡る……ありがとう極夜君」
はしゃいだ亨の主な被害者である咲を極夜が気遣う。既に亨のこういった行いは何度も経験しているとは言え、真面目な咲としてはいつも振り回されてばかりである。
極夜の気遣いの言葉に深く息を吐く咲。振り回す亨と気遣う極夜。何だかんだでこの三人はこの状態こそがバランスが取れているのかもしれない。咲としては少々大変かもしれないが。
「そうだ。少し、我儘を言っても宜しいですか?」
咲の様子が大分落ち着いたところでそんな風に話を切り出す極夜。
「ん? 何だい?」
「実は、咲先輩のその綺麗な髪を一度手入れしてみたく。それとお背中もお流ししても、良いでしょうか?」
「髪か……。まぁ、極夜君なら良いかな?」
少し考えるが、器用な極夜ならば大丈夫だろうと咲は考えたようだ。それに誰かと違って変な事もしないだろうと。
チラッと咲が亨の方に視線を向ければ、未だ押し潰されたダメージから回復していないようで小さい状態のまま倒れている。この様子ならば亨自身が何かする事もなさそうである。
「では、こちらへどうぞ」
「うん」
極夜のエスコートで洗い場へと着く咲。その様子からは極夜を疑っているという様子は全くなく安心しきっているようだ。
まるで乱雑に扱えば壊れてしまうかのように、そっと優しく咲の髪を持ち上げブラッシングをしていく極夜。
「あぁ、やはり咲先輩の髪は素晴らしいですね……。この手触りと言い艶と言い、至高の美しさですよ」
「そ、そうか? 自分ではあまりそういうのは解らないんだが……」
べた褒め。そうとしか言いようがない程の褒め具合である。しかし、これ等の言葉は全てまごう事なき極夜の本心だ。
褒めながらも極夜の手つきは止まる事はない。それはまるで一秒でもこの時を無駄にすまいとしているかのようである。
「クククッ。俺のターンはまだ終了していないぜ!」
すっかりとブラッシングに夢中になっている極夜と咲。そんな二人をこっそり見ながら呟くのは当然亨だ。そう。亨はまだ満足等していなかったのだ。
「だが、今はあいつの手番だからな。俺がキラーパスをしてやるぜ!」
気付かれてないのを良い事に亨は再び行動開始。目標は咲の足元。目的は極夜のラッキースケベのサポートだ。
とは言いつつも、ちゃっかり下から咲を鑑賞していたりするのは実に亨らしい行動と言えるだろう。
「へっへー!」
「……むっ!?」
「……ん、どうかしたか?」
まずは極夜の足元へと向かい、彼の足へとタックルをする。すっかり油断していた極夜は突然加わった衝撃を堪える事が出来ずにバランスを崩す。
何事かあったかのような極夜の声を聞いた咲は何だろうと彼の方を振り向く。そのタイミングで今度は咲の足元へと向かった亨が咲の踵を跳ね上げた。
すると、どうなるか? 向かい合わせとなった極夜と咲が互いにバランスを崩し、咲の方へと極夜が倒れこむような形となる。
しかもここで咲にとって良くなかったのは極夜の反応が人よりも良い点にあった。
反応に優れるが故にバランスを崩した自分の身体を何とかしようとし、そして、万が一倒れても大丈夫なように手を前に出してしまうのだ。
その結果、距離が近くなった咲のたわわに実った胸をしっかりと掴んでしまう。
「……あっ」
「……えっ」
起こった事に対してフリーズ。咲も極夜もまるで時が止まったかのようですらある。
しかし、極夜はその状態から直ぐに脱却する。それも当たり前と言えば当たり前だ。何せ極夜は今、彼が愛して止まない女性の胸を思いっきり掴んでいるのだから。その感触たるや意識を戻すのに十二分と言えるだろう。
「あ、す、すみませ……う……」
未だ固まったままの咲に謝って手を放そうとする極夜。
しかし、極夜とて男。しかも今目の前に見えるのは咲の裸なのだ。今、彼が掴んでいる豊満な胸は咲の胸なのだ。離れたり放そうとしなければと考えるのだが、それに身体が反応しない。
それどころか様々なところをじっくりと見てしまったり、更には感触を確かめるように揉んでしまったりなんて事も。
「わぁぁぁぁ! 極夜君のえっちぃぃぃ!」
それを漸く認識した咲が顔を真っ赤にしたと思ったら叫ぶと同時に強烈なビンタを極夜にお見舞いしていた。
「おぉう、きょーれつー」
原因を作った亨はそれを見て他人事のようにそう言う。だが、一方の極夜と言えばどこか満足しているところもあったかもしれない。後悔はなし、と言うところだろうか。
「はぁ……何だか温泉に来たのに疲れた」
「す、すみません……」
いや、二人と入れたのは……その……嬉しかったけどさ、えへへ」
様々なはっちゃけがあった温泉も終わり、三人は更衣室にて着替えをしている最中。
ぶつぶつと呟く咲に極夜が謝っている。だが、咲は文句を言っているようで、実のところ満更でもなかったようだ。彼女として恋人である亨と極夜と共にこういう風に過ごすのが嫌いというわけではないのだ。
「こういうのも良い……気配!」
咲が楽しかったとニヤけつつ色っぽい下着を履いていたら、感じ慣れた気配を察知。気配を感じた下側へと視線を向けると、そこには未だ小さくなったままの亨の姿があった。
「……さて? 言い残す事はあるか?」
「これだけ全身で咲を堪能すりゃ本望。締めは任せたぜ、さーき♪」
全身から怒気を立ち昇らせる咲に対してどこまでもいつも通りの亨。
亨からすればそこに咲がいるのに何もしないのはあり得ないのだ。
「このォ……破廉恥野郎!」
それが本日の温泉の締めの一言であったのは言わずとも知れた事であるだろう。
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15人
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15人
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シナリオガイド公開日
2018年05月20日
参加申し込みの期限
2018年05月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月27日 11時00分
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