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【1】天宵荘へ
星ヶ丘のはずれに、問題の天宵荘は建っていた。
洋風の三階建てで、玄関前には小さな前庭がある。その少し手前に門があるが、残っているのは門柱と二枚のうち一枚の門扉だけだった。
土曜日の夜。
その門前にやって来たのは、寝子高二年の
上下 左右
だ。
真っ暗な周囲を懐中電灯で照らしながら、あたりを見回す。
「ネットでは、心霊スポットって書いてありましたわね。一緒に探索する人を募集している方もいたような……。たしか、今日でしたわね。まだ来ていないのでしょうか?」
呟いたものの、あたりに人影はなかった。
どうやら彼女は、噂を耳にしたあと『F.O.A.F都市伝説研究室』の掲示板かねこったーを見たらしい。
「お先に、ちょっとだけ探索しましょう」
少し考えたあと呟いて、彼女はそのまま門の中に入って行く。
玄関近くで立ち止まり、建物に懐中電灯を向けた。
「噂になっているだけあって、かなり雰囲気ありますわね。本当に何か出て来そうですわ」
わくわくと楽しげに言って、持参したデジカメを構える。
「とりあえず、入ってみましょう! もし幽霊さんが出て来たら、このカメラで激写してやりますわ!」
大きくうなずくと、玄関のドアに手をかけた。
ドアには鍵がかかっておらず、彼女は中へと足を踏み入れる。
懐中電灯の光に照らし出されたのは、広々としたロビーだった。
床には厚く埃が積もり、残されている丸テーブルや椅子、ソファは壊れて汚れてしまっている。
左右はその様子に目を丸くしつつ、まずは一階を探索して回ろうと、ロビーを横切り奥へと入って行った。
そのころ、天宵荘の門前には、寝子高二年生の
跡野 茉莉
と
浮舟 久雨
、
薄野 五月
の三人が訪れていた。
ちなみに彼女たちは、学校でここの噂を知った。
「そのような話は、今まで聞いたことがないが……」
少し前の昼休みのことだ。
五月がクラスで聞いた話だと前置きして告げた、天宵荘の噂――製薬会社が保養所として建てたもので、社員を薬の人体実験に使っており、その犠牲者の亡霊が今もさまよっている、という話に久雨は首をかしげて言った。
「私も今日、初めて聞きました。地元でそういう場所があると、少し気になりますね」
うなずいて続ける五月。
(たしかに、何か気になる)
黙って話を聞いていた茉莉も、無言のまま内心に呟く。
その二人に、しばらく何か考えていた久雨が言った。
「噂が本当なのかどうか、たしかめに行ってみないか?」
「三人で一緒にですか? いいですねー。賛成ですーふっふ」
即座にうなずく五月に、茉莉も無言でうなずいていた。
そうして、今夜の探索となったのだ。
門前で顔を合わせると、三人はそれぞれ懐中電灯を手に、足元を照らしながら門の中へと入って行く。
「……さすがに夜になると、真っ暗」
「ああ。だが、三人一緒に集まって探索……まるで探検隊のようだな。怖いというよりも、実は少々、わくわくしている」
いつもどおり無表情に呟く茉莉に、久雨がうなずいて言った。
「私もそうなのですーふっふ」
五月も、楽しげに言う。
互いに携帯電話の番号やメルアドなどを交換していても、三人で一緒に行動するのは、初めてなのだ。
「……にしても、想像していたより大きな建物だ。どこから調べるんだ?」
五月に、久雨が訪ねた。
「あのあと、他にもいろいろ聞いたのですが……噂話の中で、私が気になったのは二つです。一つは『地下の一番奥の部屋から、悲鳴が聞こえる』」
「それは……けっこうな音量、だな?」
答える五月に、久雨は眉をひそめる。
「ですねーふっふー。もう一つは『三階の踊り場の窓辺に、佇む女性の姿が見える』というものです」
「女性の姿? 実際にその場に誰かがいるということか?」
うなずいて続ける五月に、久雨はまた眉をひそめて問い返した。
「さあ……。でも、気になるでしょう? ……ということで、まずは三階から調べに行ってみましょう」
「わかった」
五月の提案に、久雨がうなずく。
ずっと黙って話を聞いていた茉莉も、うなずいた。
そうこうするうち、三人は玄関前へとたどり着く。
「お騒がせしてすみません、少しだけお邪魔します」
足を止めた五月が、手を合わせて建物に向かって声をかけた。
久雨と茉莉もそれに倣って手を合わせる。
やがて中に入った三人は、三階へと向かうべく、ロビーの奥にある階段を昇り始めた。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月09日
参加申し込みの期限
2018年05月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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