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ねこじま魔法少女大戦３（ドライ）～聖なるコケシ攻防戦～
【真実はモザイクが掛かってたくらいがちょうどいい】
先刻の戦闘で、半分以上が崩壊してしまった神殿深奥部の祭殿。
そこに存在しているのは、奪われたはずの御神体、聖なるコケシと、冒涜的な異形の少女であった。
「魔法少女かぁ、なるほどねぇ！ どおりでねぇ！」
キャッキャとはしゃぐ少女の正体は桜庭 円。
これでもれっきとした魔法少女である。
先刻、彼女はこの世界に来て、すぐさま理解してしまった。
「御神体が何故、コケシなのか！ ボクは理解したぞ！ そこにおわすは、お方は魔王マーラ様！ すなわち、この世界の真の王を模ったのが聖なるコケシの正体だったんだ！」
その真相に辿り着いた桜庭の足元が血の海と化す！
彼女は足場の支えを失い、血の海へ叩き落され溺れる。
肺を満たす錆びた鉄の香りがする赤水が酸素吸入を阻害する。
脳が痺れて、肢体が溶け合い、地獄の釜で煮込まれるような錯覚。
≪汝、よくぞ真理に辿り着いた。褒美に、我が眷属の一員とならん！≫
「ああ、声が、声が聞こえるよ！ あは、カミサマの声だ！ あは、は、あははは、ははははははは！」
発狂した桜庭は、血の底から触手がぬるりと地上へ伸ばす。
そして８本の強靭な触手は彼女の身体を血の海から軽々と持ち上げ、今の姿へ変貌させたのだ。
「この地には信仰があった！ そもそも、魔法少女が何故、魔法が使えるのか？ それは、幼気な少女たちのロリでえっちなアレコレで魔王マーラ様がビンビンにお喜びになる見返りだからだ！ ちなみに男の娘のバコバコな戦闘シーンも魔王様は大好物だって！」
桜庭はこの魔法少女世界にカラクリに気が付いてしまった。
だが代償として正気と人間の姿を失ってしまったのだった。
勘のいいネコジマ住民は嫌いだよ、と神は言っているのかもしれない。
そこへ、拍手で称えながらひとりの人物が歩み寄ってきた。
「素晴らしい。実に素晴らしい。まさか、身をもって神の存在証明を果たしてくれる魔法少女が居ようとはね」
姿を現したのは、八神 修こと、ヤガ＝ミン！
生きてたんかい、ワレェ！？
「やほぅ、魔法少女ラブさんだぞ★ らーぶらーぶ！」
触手と両手でハートマークを作ってアピールする桜庭ことラブ。
友好ムードを強調する彼女に、ヤガ＝ミンは手を差し向ける。
握手、かと思いきや……！
「だけど、ちょっと死んでくれないかな？」
ゴウランガ！
いきなり拳銃を召喚！
そのままラブの口内へ銃口をねじ込み乱射！
ＢＬＡＭＢＬＡＭＢＬＡＭ！
「うあぁぁぁ！？ だめだよ！ 拳銃はそこにいれるものじゃないよ！ ３発は外れだからって、引き金はひいちゃ……」
「凄いな、あれで即死じゃないなんて！ それならこれはどうだ？」
今度はヤガ＝ミンの右腕が触手に変化！
ラブの首を締め上げていく！
「く、首も絞めちゃうの？ あっ……、うぅ……。かはっ……！」
ラブの顔が次第に鬱血していく！ だが同時にうっとりとしているぞ！
「あぁ……。でも……。生きてるって感じが……はぁん……ダメ、気持ち、い、い……♪」
ヤガ＝ミンの足元に大量の潮水が溢れかえる！
「なるほど、俺もマーラ様に肉体の一部を差し出しているが、完全な眷属となると不死身になるのか」
濡れる足元を意に介さず、目を輝かせながらヤガ＝ミンは触手をラブの首から解いた。
「桜庭、お前のおかげで、俺はこの世界を意のままにできそうだ……！」
ヤガ＝ミンは懐からもう一本、御神体を取り出して頬擦りをし始めた。
「っかは……！ ンのやろう……！ 御神体で遊ぶとは。さてはアンチだなオメー」
「アンチ？ 逆だよ、俺は敬虔な信者さ。ただマーラ様の威光を借りて、この世界に淫蕩の楽園を作りたいだけさ。争いなんてない、平和で淫靡な理想の世界……。桜庭だって、その身体になったのだから、俺の言っている意味が分かるだろう？」
なんと、今回の『キング オブ やべー奴』はヤガ＝ミンだった。
あまりのヤバさに彼は黒幕ポジションに収まってしまったのだ！
何がどうヤバイかは、これから明かされる訳だけど。
というか、１本しかないはずの御神体を量産して、既に複数本持ち歩いている時点で頭がおかしいぜ！（賞賛）
ヤガ＝ミンのイカレた思想に、眷属化したラブも賛同。
彼女も相当狂っていた。
「つまり！ マーラ様が魔法少女の身体の中に出入りし放題じゃないか！ やっべぇ、御神体にゴム被せないと……！」
「不死身の桜庭に、媒介を幾らでも生産できるこの俺の頭脳。あとはノコノコとここへ戻ってくる魔法少女たちとニンジャをまとめて辱めれば、俺達を止める邪魔者はこの世界から消える！」
ふたりの高笑いが祭壇内で響き渡る。
果たして、ここまで辿り着いた者は、この真実を受け入れることができるのだろうか？
先刻の戦闘で、半分以上が崩壊してしまった神殿深奥部の祭殿。
そこに存在しているのは、奪われたはずの御神体、聖なるコケシと、冒涜的な異形の少女であった。
「魔法少女かぁ、なるほどねぇ！ どおりでねぇ！」
キャッキャとはしゃぐ少女の正体は桜庭 円。
これでもれっきとした魔法少女である。
先刻、彼女はこの世界に来て、すぐさま理解してしまった。
「御神体が何故、コケシなのか！ ボクは理解したぞ！ そこにおわすは、お方は魔王マーラ様！ すなわち、この世界の真の王を模ったのが聖なるコケシの正体だったんだ！」
その真相に辿り着いた桜庭の足元が血の海と化す！
彼女は足場の支えを失い、血の海へ叩き落され溺れる。
肺を満たす錆びた鉄の香りがする赤水が酸素吸入を阻害する。
脳が痺れて、肢体が溶け合い、地獄の釜で煮込まれるような錯覚。
「ああ、声が、声が聞こえるよ！ あは、カミサマの声だ！ あは、は、あははは、ははははははは！」
発狂した桜庭は、血の底から触手がぬるりと地上へ伸ばす。
そして８本の強靭な触手は彼女の身体を血の海から軽々と持ち上げ、今の姿へ変貌させたのだ。
「この地には信仰があった！ そもそも、魔法少女が何故、魔法が使えるのか？ それは、幼気な少女たちのロリでえっちなアレコレで魔王マーラ様がビンビンにお喜びになる見返りだからだ！ ちなみに男の娘のバコバコな戦闘シーンも魔王様は大好物だって！」
桜庭はこの魔法少女世界にカラクリに気が付いてしまった。
だが代償として正気と人間の姿を失ってしまったのだった。
勘のいいネコジマ住民は嫌いだよ、と神は言っているのかもしれない。
そこへ、拍手で称えながらひとりの人物が歩み寄ってきた。
「素晴らしい。実に素晴らしい。まさか、身をもって神の存在証明を果たしてくれる魔法少女が居ようとはね」
姿を現したのは、八神 修こと、ヤガ＝ミン！
生きてたんかい、ワレェ！？
「やほぅ、魔法少女ラブさんだぞ★ らーぶらーぶ！」
触手と両手でハートマークを作ってアピールする桜庭ことラブ。
友好ムードを強調する彼女に、ヤガ＝ミンは手を差し向ける。
握手、かと思いきや……！
ゴウランガ！
いきなり拳銃を召喚！
そのままラブの口内へ銃口をねじ込み乱射！
ＢＬＡＭＢＬＡＭＢＬＡＭ！
「うあぁぁぁ！？ だめだよ！ 拳銃はそこにいれるものじゃないよ！ ３発は外れだからって、引き金はひいちゃ……」
「凄いな、あれで即死じゃないなんて！ それならこれはどうだ？」
今度はヤガ＝ミンの右腕が触手に変化！
ラブの首を締め上げていく！
「く、首も絞めちゃうの？ あっ……、うぅ……。かはっ……！」
ラブの顔が次第に鬱血していく！ だが同時にうっとりとしているぞ！
「あぁ……。でも……。生きてるって感じが……はぁん……ダメ、気持ち、い、い……♪」
ヤガ＝ミンの足元に大量の潮水が溢れかえる！
「なるほど、俺もマーラ様に肉体の一部を差し出しているが、完全な眷属となると不死身になるのか」
濡れる足元を意に介さず、目を輝かせながらヤガ＝ミンは触手をラブの首から解いた。
「桜庭、お前のおかげで、俺はこの世界を意のままにできそうだ……！」
ヤガ＝ミンは懐からもう一本、御神体を取り出して頬擦りをし始めた。
「っかは……！ ンのやろう……！ 御神体で遊ぶとは。さてはアンチだなオメー」
「アンチ？ 逆だよ、俺は敬虔な信者さ。ただマーラ様の威光を借りて、この世界に淫蕩の楽園を作りたいだけさ。争いなんてない、平和で淫靡な理想の世界……。桜庭だって、その身体になったのだから、俺の言っている意味が分かるだろう？」
なんと、今回の『キング オブ やべー奴』はヤガ＝ミンだった。
あまりのヤバさに彼は黒幕ポジションに収まってしまったのだ！
何がどうヤバイかは、これから明かされる訳だけど。
というか、１本しかないはずの御神体を量産して、既に複数本持ち歩いている時点で頭がおかしいぜ！（賞賛）
ヤガ＝ミンのイカレた思想に、眷属化したラブも賛同。
彼女も相当狂っていた。
「つまり！ マーラ様が魔法少女の身体の中に出入りし放題じゃないか！ やっべぇ、御神体にゴム被せないと……！」
「不死身の桜庭に、媒介を幾らでも生産できるこの俺の頭脳。あとはノコノコとここへ戻ってくる魔法少女たちとニンジャをまとめて辱めれば、俺達を止める邪魔者はこの世界から消える！」
ふたりの高笑いが祭壇内で響き渡る。
果たして、ここまで辿り着いた者は、この真実を受け入れることができるのだろうか？
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年05月05日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年05月12日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2018年05月12日 11時00分
