【聖なるコケシは単三電池2本で稼働します】
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン!
「ヨロシイドスエー! ヨロシイドスエー!」
けたたましい振動音と無機質なマイコボイスが暗闇の部屋にこだまする。
うねうねと動く御神体『聖なるコケシ』に近付く謎の人物。
「聖なるコケシ……、実在していたのね! これを盗めばミッションコンプリート!」
その名を
エヴァ・ブランシェ。
あからさまにニンジャだ!
「ニンジャに仇為す魔法少女は強敵! でも聖なるコケシがあれば、奴らはただのメス犬同然!」
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン!
祭壇上で艶めかしくダンシングオールナイトする御神体にエヴァが手を伸ばさんとする。
――その時であった!
『離別を告げる白ウサギの長針(ヴォーパル・バニー・ブレード)!』
詠唱!
暗闇から放たれる漆黒の大剣が、エヴァ目掛けて飛来!
「イヤーッ!」
エヴァは光速で移動するナニカをニンジャ聴力だけで方向を探知かつブリッジ回避!
タツジン!
彼女は起き上がるとすかさずアイサツした。
「ドーモ、小癪な魔法少女の皆さん。ヤミウチとはシツレイでは?」
「私たちは律義に礼儀作法をこなす必要ないわ!」
滝原 レオン、ではなく、『黒き魔法少女Noir(ノワール)』!
その両脇に控える2人の魔法少女も前へ歩を進める。
まずは左側の魔法少女だ。
「もう諦めとくれやす……。あと1回残したとびきりの変身、見とうないやろ?」
弥逢 遊琳、ではなく、『マジカル花嫁ゆーりん』!
かつては白と黒の陣営に分かれてぶつかった2人だが、
今は対ニンジャ戦力として手を取り合い御神体を警備していたのだ。
そして、右側の深紅の魔法少女もニンジャにこう告げた。
「逃がさないぞ! 正義の炎で邪なるニンジャは焼き尽くす!」
灯 斗南、ではなく、『仮面魔法少女ミス・マスカレード』が炎を右手から噴出させる!
その瞬間、部屋は途端に炎に照らされ、聖なるコケシの姿がハッキリと視認できるように。
「馬鹿! 闇討ちの意味がなくな……あんっ……!」
ノワールが腰砕けになって、その場にへたり込んでしまった!
「ノワールはん!? しっかりしとくれやす!? って、はぁぁぁん……!?」
ゆーりんも、顔を赤らめながら羞恥に震えるように縮こまってしまう!
「一体、なにが起きて、ひゃんっ!? らめっ、らめぇ!」
ミス・マスカレードも、仮面をガードしつつ涙目でごろごろもだもだとその場で転がる!
「ククククク! 流石、御神体の力! これを目視した魔法少女は、
『この世で一番恥ずかしい行為を受ける幻覚』に囚われてしまうというのは、どうやら本当のことのようね!」
つまり、散々煮え湯を飲まされ続けてきたニンジャ側としては、聖なるコケシは対魔法少女への切り札!
このまま持ち去られてしまったら、魔法少女は大ピンチだ!
そこへ颯爽と駆け付けた『魔砲少女』!
この惨状を見るなり、彼女は叫んだ!
「魔法少女側が全員男とはどういうことじゃあああああぁぁぁ!!」
かくして、御神体たる聖なるコケシの攻防戦、魔法少女vsニンジャの死闘が繰り広げられる!
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン!
「ヨロシイドスエー! ヨロシイドスエー!」
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン!
ヴィィィィィィィン……!
難易度:極 楽
※難易度については、焼きスルメのマスターページ参照
※この難易度は、乾物のシナリオのみに適用されるものです。
概要
主目的1:魔法少女側 → ニンジャを殺す(意味深)&御神体を守護せよ
主目的2:ニンジャ側 → 御神体を奪って魔法少女に羞恥プレイを敢行
副目的1:らっ倫との殴り合い(いいか、限度は弁えろよ!?)
副目的2:新しい自分(キャラ)との出会い(ただし自己責任)
※世界は既にテオに切り取られているので、街が破壊されても元通りに戻ります※
※ただしキャラは崩壊します。むしろ、しよう(推奨)※
※本シナリオはアクション次第で多少性的な表現が入ることがあります※
※同時に、性的過ぎるアクションは適宜マスタリングされることがあります※
◆聖なるコケシとは?◆
魔法少女同士で争いが絶えなかった時代、互いの魔力を削いで平和を築くために安置された御神体。
それは、ガイドのように振動しながらうねうねと動くコケシの形状をしている。
(決して、いかがわしい用途で使われる物体ではない)
普段は神殿の最奥の祭壇に祀られている。
例え最強と謳われる魔法少女がいたとしても、この御神体の前では性癖丸出しの変態と化す。
(この世で一番恥ずかしい行為を受ける幻覚によって、ほぼバレる)
これなら喧嘩どころじゃなくなるので平和になること請け合いである。
ただし、ニンジャや一般人は効果がないので、悪用されたら大変だ!
覚悟を決めるまでの手順
1・参加者はどんな魔法少女またはニンジャなのか、設定を軽く盛り込んでください
男性でも魔法少女(♂)やくのいち(♂)になります。
衣装は全員『女物のみ』となっております。
パンツルックは邪道。しかしホットパンツは有効!
2・何故か性別が反転する場合がある模様。
わぁい! 性転換有りのシナリオだよ!
女性PCでも、気が付けば魔法少女(ジジイ)や爺ニンジャになってる事も……!!
3・魔法少女らしく、衣装や変身シーン、武器、必殺技にこだわってださい。
ガチな方向もカオスな方向も大歓迎!!
つまりオイシイ展開になれば何でもバッチコーイです!
4・ニンジャもヒサツワザや武器をこだわろう。
ツヨイニンジャは武装と鍛錬を怠らない。
5・……散り際の美学って知ってるか?(※前フリ)
6・ろっこんは100%フル稼働可能!
7・以下の『まほうのことば』がアクション内にある場合、記載キャラはもれなく爆破オチになります!(にっこり)
『葉っぱ1枚で充分ッス!!』
8・以下の『きんだんのことば』がアクション内にある場合、記載キャラはもれなく全裸になります(モザイク込み)
『葉っぱなんて喰ってやった』
9・勝敗は、アクションのカオス度が酷い方が勝つ。
10・<急募>全力のカオス
<出荷>羞恥心・今まで積み重ねてきたキャラクター性
マスターより
ドーモ、クッソカオスなシナリオをデッドボールでお届けする乾物こと焼きスルメです。
ある意味、乾物の原点回帰である魔法少女シナリオ。
シリーズ4作目なのに3(ドライ)とは、これ如何に。
乾物が何に影響されてこのタイトルをつけたか分かるプレイヤーさんたち!
さぁ、大人しく参加しようか?(ホトケスマイル)