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【中間テスト】一夜漬け狂騒曲 ~寝るなよ? 絶対寝るなよ?~
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【4】
場面は星ヶ丘寮ラウンジに戻る。
ボインとワンコとギャル――
添木 牡丹
と
戌井 創
と
丑都渡 紗姫
の3名は、順調に勉強を進めていた。
「紗姫さん、どうしました?」
牡丹は今にも現実逃避しそうな丑都渡に声を掛けた。
「なんか、辛そうですぅ……。飲み物持ってきましょうか?」
「べつにー、ただべんきょーまじだっりぃって思ってただけー」
丑都渡は内心、「真面目にべんきょーってのも鳥肌立つじゃん……、ありえなー」なんて悪態ついていた。
(とりま、頼まれた事はやっとくかー)
丑都渡は気怠げに首を回すと、数学の分からない部分を牡丹に教えを請うことにした。
「ん、ありがと、牡丹。んじゃー、今度は牡丹とワンコ、分からないところをあたしにきーていーよ。でもわかんねーとこはわかんねーからー」
「あっ、じゃ! 公民のここなんですけど――!」
「ボクも英語が苦手で……、ここ、どうやって訳すんですか? 直訳しても上手く文章にならなくて……」
2人の指摘した疑問点に目を通すこと10秒あまり。
丑都渡が抑揚のない口調で解説を始めた。
「んー? あー、牡丹のそれは教科書のここに載ってるやつね。見落としがちだけど、覚えておくといーよ。ワンコは頭硬すぎー。別に意味通ればいいんだから、そこまで訳せたんなら普段あたしらが喋ってるように直せば?」
「あっ、本当ですぅ! 確かに見落としてました!」
「う~ん、つまりもっと口語に近くていいんだね!」
牡丹も戌井も納得したようで、すぐにノートへペンを走らせた。
「紗姫さん凄いですぅ! ぱっと見ただけで分かっちゃうんですね!」
羨望の眼差しを向ける牡丹に、向けられている丑都渡は「たいしたことなくね?」と興味なさげに返した。
「テストってさー、要領よくやったモン勝ちっつーか、あたしは平均上くらいなら取れっと思うし、今日は数学だけ聞ければいいやー」
「紗姫先輩、実は秀才なのかな?」
戌井が首を傾げると、丑都渡はうんざりしながらそれを否定。
「ちっげーし、てゆーかそんくらい取んないと実家がうっせーから取んなきゃしゃーないし。くっそだるぅー……」
「そうなんだー……、苦労してるんですねー」
「ワンコに同情されたくないんですけどー」
やる気が削がれた丑都渡はスマホからねこったーを閲覧。
すると一夜漬けを敢行しているユーザー達の阿鼻叫喚の声や決意溢れる呟きがタイムライン上に流れていた。
「ねーねー、牡丹。チョー必死なのとか諦めてんのとか色々いんじゃん。マジウケんだけど」
「あ、本当ですね。でも、それだけみなさん頑張ってるんですよぉ」
大好きな人に囲まれてるせいか、『綺麗な牡丹ちゃん』状態の彼女の笑顔が眩しい。
「私も親切丁寧に数学を教えますよぉ」
「えー、てゆーか一夜漬けってメチいんじゃーん」
丑都渡はソファーに身を投げてゴロゴロしだした。
「肩凝ったー……、眠みー、死ぬー」
「んー、ちょっとボク疲れちゃった……。みんなも眠くなってきた頃だよね」
丑都渡が集中力が途絶えたのをきっかけに、戌井は休憩を提案した。
「ボク、コーヒー貰ってくるね! 紗姫先輩はミルクと砂糖どうします?」
「あたし徹夜する気ねーしなー……、いいわー」
仰向けになったまま丑都渡は手をひらひらさせた。
「ぼたん先輩はー?」
「ミルクだけお願いしますね?」
牡丹はニコニコ微笑みながら答えた。
「牡丹はコーヒーにもミルク入れてるから発育良いのかな……?」
ボソッと丑都渡が呟くと、牡丹の顔がみるみるうちに赤く染まっていった。
戌井がコーヒーを取りに行っている間、丑都渡に数学を牡丹が教えていると、ふらりとやってくるのは
神堂坂 呼水
だ。
「頑張ってるようじゃの~」
老獪な口調で勝手に2人の近くに座ると、持参している皿に盛ったピザをこれみよがしに食べ始めた。
「私は 2年3組の神堂坂じゃ。テスト勉強、捗っとるかの?」
くっちゃくっちゃとピザ食べながら自己紹介する神堂坂に気圧されながらも、2人は簡単に自己紹介を済ませた。
「2-9の丑都渡だよー」
「2年4組の添木ですー。お隣のクラスですねー。テスト勉強は順調ですよぅ?」
「そりゃ良かったわい」
神堂坂はその答えにうんうんと数回うなづいた。
「つーか、私ー、眠いから寝ちゃおうかなー……」
と、言った途端からウトウトしだす丑都渡。
数秒後には寝息を立てて……。
「フゥ~……」
神堂坂がいきなり丑都渡の耳に吐息を吹き掛けた。
生暖かい息の感覚に、うたた寝をしていた丑都渡はビクッと飛び起きる。
「チーズ臭ぇっ!? チーズ臭する息が耳に当たってチョーキモいんだけど!」
丑都渡が慌てふためく様子にご満悦の神堂坂。
「驚いたかの?」
「何すんのさ?」
ジト目で神堂坂を睨み付ける丑都渡。
それに神堂坂は年寄りのようにカラカラ笑い出す。
「いや、寝たらここにいる意味が薄れるじゃろうて?」
「は?」
「いや、だからじゃな? 頑張るのは当然じゃし、平均点取れれば十分じゃと思うんじゃが、授業を軽く聞いとけばソレぐらい取れるじゃろ?」
神堂坂に悪気は微塵もない。
これは彼女の持論で、彼女自身もそうやって今までテストを乗り切ってきたのだから。
しかし、相手が悪かった。
「別に? あたし、いつもそれくらい取れるし。てゆーか、人と話してる時にくっちゃくっちゃピザ食ってんじゃねーよ」
勉強に飽き飽きしていたところに、躾のなっていない相手が丑都渡の目の前に現れた。
幼い頃は厳しくしつけられていた丑都渡は、それがちょっと気に障っていた。
「食うか喋るかどっちかにしろよ」
みるみるうちに不機嫌になる丑都渡に、苦笑いをしつつ神堂坂はピザを飲み込んだ。
「え~、仕方ないのう。それじゃ丑都渡にもピザ食べさせてやるのじゃ」
「なんでそうなる……?」
しばらく神堂坂と丑都渡のピザの強制食べさせ合いが繰り広げられる。
「お待たせー♪ コーヒーと一緒にコーヒーゼリー持ってきたよー! ってチーズ臭っ!?」
戻ってきた戌井がチーズ臭に困惑する。
戌井が戻ってきたのを神堂坂が確認すると、ピザを持ったまま丑都渡と距離を取る。
「そろそろ潮時かの? じゃあ私寝るから。赤点脱出頑張れの~ぅ」
「だから赤点取るわけねーし!」
「丑都渡、問5はxから解を求めるのが得策じゃぞ?」
「え?」
丑都渡が問題を見直している間に神堂坂が逃走していった。
「なんだったんだ、アレ?」
すっかりチーズ臭くなった丑都渡は、今度こそソファーに倒れこんだ。
今度こそ完全に寝るつもりらしい。
「……なんだったんでしょうねぇ?」
牡丹もただただ、頭上に『?』を浮かべるばかりであった。
「え、えっと、とにかくぼたん先輩、コーヒー飲もっ?」
戌井が勧めるコーヒーを手に取る牡丹。
「私は徹夜する気はありませんが、コーヒー頂きますね?」
そうしてミルクの入ったコーヒーを彼女は飲み干した。
「ボクはコーヒーゼリー食べよーっと」
いただきます、と戌井はクリームの掛かった部分をスプーンですくって口に運んだ。
次の瞬間、2人は自身の異変をすぐさま感じた。
「ふえぇ……? 何か、急に、身体が火照って……、いやぁん……」
牡丹の吐息に熱が混じり始め、内股になって太ももを擦り合わせ始める。
「えへへ……、えへへへへへ~♪ せーんぱいっ♪」
戌井も急に甘えん坊になり、牡丹にギュッと抱きついてきた。
「ボクね? お勉強よりねー、せんぱいのこと、もっと教えて欲しいな~?」
そう言って戌井は牡丹の頬にチュッと唇を寄せた。
ちゅーされちゃった牡丹は身をよじって悶えていた。
「い、戌井君が積極的なのです……! でも、私も、もう、我慢の限、界……!!」
牡丹、衆人観衆の前でヤバいと思ったけど、己の湧き上がる性欲に抗うことが出来なかった。
「おや? 紗姫さんは寝てしまいましたか……。フフッ、ねぇ、戌井くぅん……?」
戌井の耳元で甘ったるい声を出す牡丹。
そのまま囁いた。
「このまま、紗姫さんをベッドに運んでぇ、私達の部屋に行きましょうか……? そこで朝までぎゅーって、してあげます」
「……うん、そうしよ?」
戌井の承諾が得られた牡丹は、剣崎に早速許可を得て戌井と一緒に丑都渡を部屋へ運ぶ。
部屋に着いた牡丹は、丑都渡をベッドに横たわらせた。
その後、別室から寝巻きのベビードールを着込んで、自身もベッドに横たわった。
「いぬいくぅん……、はやくぅ……」
潤んだ牡丹の瞳が戌井を誘う。
戌井もそれに応じ、上着を床に投げ捨てるとベッドに飛び乗った。
そして牡丹の身体を抱き寄せ、その体温を闇雲に貪る。
牡丹は戌井にされるがまま受け入れ、彼の身体を離すまいと目一杯抱き寄せた。
ベッドに『川』の字で寝る3人。真ん中に牡丹、目の前には甘える戌井。そして背後には寝こけている丑都渡。
物音でいつ丑都渡が起きるか分からない。
だが、2人の突如爆発した衝動を止めることはもうできない!
「はぁ……、せんぱい、せんぱい! ぼたんせんぱい!」
戌井が擦り寄りながら何度も牡丹の名前を呼び続ける。
「あ、あぁ、このまま、一緒に――!」
互いに抱き寄せ合う中、牡丹は母性本能を満たしながら多幸感に酔いしれていった。
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定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月26日
参加申し込みの期限
2013年07月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月03日 11時00分
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