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【中間テスト】一夜漬け狂騒曲 ~寝るなよ? 絶対寝るなよ?~
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■貫徹勉強会、星ヶ丘寮の場合
【1】
「ここが星ヶ丘寮かあ! ずっと憧れてたの! ホントは星ヶ丘に入りたかったけどうち庶民だから……」
でも、今日のイベント、グッジョブ!
最上 るるか
は勉強はついでとして、憧れのセレブが住む星ヶ丘寮の見学と未来の玉の輿の布石を置くべくここに参加した。
「星ヶ丘寮以外の人はラウンジより奥は入れないの? ちぇーっ、残念! でもコーヒーや夜食は食べ放題だから、それで元とっちゃおうっと!」
早速、最上は夜食コーナーへ足を運ぶ。
――星ヶ丘寮の勉強会、夜食のレベルがおかしかった。
檜扇 舞華
の用意した手作りのピッツァとクッキー、そしてPコーラやスナック菓子の他、夜食にはもたれるだろうと思しきハンバーガーやケーキ類他デザート各種。
前菜からオードブル、メインにデザート、完全にビュッフェレストランと化していた。
「てか夜食って量じゃないよね!? セレブってみんなこういう時はガッツリ食べるのかなぁ?」
とりあえず目に付いたものを取り分けて口にし出す彼女。
「美味しい! それにこのソファーふかふかだー! きゃー♪ 楽しーっ!!」
まるで童心に返ったかのようにソファで遊ぶ最上に、話しかける1人の人物。
「君も勉強会に参加してるのかな?」
音海 なぎさ
だ。賑やかさに誘われてここにやってきたのだ。
「みんな熱心だよね。ボクは見直し程度だけど、賑やかな場所で勉強を続けようと思ってね」
そういうと最上の隣で「座ってもいいかな?」と尋ねた。
それを最上は快諾した。
「ええ、いいわよ。同じ女子だもんね」
最上の言葉に、音海は微妙な反応だ。
「ボク、男なんだけどね……。そんなに女の子に見えるかな……?」
「え、あ、いや! ごめんなさい!」
音海のテンション急落を受け、最上は必死に取り繕いだすのだった。
「えっと、そう! 中性的? ていうか結構イケメンだよね!? 着ている服も似合ってるし!」
「あ、ありがとう……」
急に持ち上げられた音海は困惑している。
だが音海の格好はショートパンツにゆったりとしたドルマンスリーブのトップス。
女装属性がある音海の外見は、ショートカットの女子にしか見えない。
最上が間違えるのも無理がない。
「ねぇねぇ、もし良かったら勉強教えて! 数学が駄目なの! 因数分解なんて意味不明だよー!」
最上、相手が男(イケメン)と判った途端、グイグイいく最上。
「ボク、数学はそれなりだけど……。うん、後輩の面倒は見てあげないとだよね」
「え――、先輩だったの……? 同級生だとばっかり……」
最上、再び地雷を踏んでしまい、音海は目を泳がせるのであった。
星ヶ丘寮は、比較的個々での勉強よりも数人まとまって教え合う傾向が強いらしい。
添木 牡丹
と
丑都渡 紗姫
、そして招かれたワンコ、
戌井 創
もそんなグループ勉強会の1つだ。
「2人とも今日はよろしくお願いします!」
礼儀正しく戌井は2人にお辞儀。
「いらっしゃ~い! 戌井君♪」
ニコニコ(というよりデレデレ)な笑顔で戌井の頭をナデナデする牡丹。
ナデナデしすぎて戌井のろっこんが発動し、思わず犬化してしまう。
「尻尾が出ちゃったわんっ! でもこれだけ大勢人がいたら、すぐに収まるはずだわんっ!」
尻尾が千切れるんじゃないかと思うほどブンブン振るその姿に、すっかり牡丹は心を奪われてしまう。
「か、可愛いのです……! フフッ、今日はよろしくね~!」
「ちょりーっす、ワンコ。まぁ、てきとーにやればいいんじゃね?」
鼻息の荒い牡丹に対し、今にも寝そうな丑都渡。
(大体、テストで死ぬほど頭使うのに、前日から更に寝ずに頭使うとかマジ無理なんだけどー。だるすぎぃ……)
やる気のない丑都渡が何故ここにいるかというと、牡丹の公民の勉強がピンチだというので同席している。
何だかんだ言って面倒見がいい彼女だ。
「牡丹ー、あたしは数学教えてもらうけど、公民教えたら残りはそこのワンコに聞いたらー?」
「え、は、はい~! 公民教えてくれるだけでも嬉しいですぅ! 流石は紗姫さん、女神のようです!」
「いや、牡丹。大げさだって……」
目を輝かせる牡丹をダルそうにあしらう丑都渡。
「やっぱり、大好きな人達と一緒に勉強するのはいいですね!」
普段から病み気質の牡丹が天使の笑顔を振りまいていた。
「ぼたん先輩、笑った顔も可愛いよ!」
戌井は牡丹に寄り添うと、尻尾が全力回転しだした。
丑都渡はそれをしげしげと眺めつつ言葉を漏らす。
「ワンコ、今なら尻尾で空飛べんじゃね?」
ブリジット・アーチャー
は理解できなかった。
「前日に徹夜して勉強なんて、必要ないじゃない」
成績が安定している寝子高生にとって、このイベントは眉唾物だと感じている者が少なからずいた。
彼女もそんな考えを持つ1人だ。
「……とはいえ、すばる。あなたのために勉強会を開くのだから感謝しなさいよね?」
睨みを利かすその先に、ちくわを咥えつつ苦笑いする
新井 すばる
がいた。
「無理言ってごめんね。助かるよ、英語はちょっと自信ないから……」
「ちょっと、ですって?」
「……ごめんなさい嘘吐きました。かなり、かな……? はい……」
ソファーの上で正座する新井に不安を覚えつつ、ブリジットは本日もう1人の参加者へ挨拶をする。
「今夜は同じ寮生の月も参加するわ、よろしくね」
「よろしく、
桜 月
だ。今回の参加理由は……、私は見てのとおり生まれつき色素が非常に薄くてな、陽の光に出ると日焼けが酷いのだ。普段は学校から帰ると仮眠を取って夜中に活動をしているため、自然と今回の勉強会に足を向けることになった」
それに、と桜は続ける。
「私の得意科目は美術だ。思いついたデザイン画を描き始めると、授業がどうしても疎かになってしまうのは仕方ないだろう? その瞬間に掴まねば意味がないのだから。とはいえ、授業は一応理解している。今回は復習も兼ねて頑張ろうと思う」
桜の自己紹介を聞いたすばる、おもむろに握手を求めた。
「初めまして、ボクは
新井 すばる
。旧市街で『魚新』っていう魚屋がボクの家だよ。これ、自家製のちくわ。ボクの自信作なんだ。お近づきの印にどうぞ」
ちくわを手渡しつつ新井はウィンク。
「ありがたくいただこう」
桜は握手を交わしながら何の躊躇いもなくちくわにかじりついた。
小柄なゴスロリっ子が、深夜に大きなちくわにむしゃぶりつく様は、何とも言えない光景である。
「2人とも英語を教わりにきたのよね? 私は古文を教えてほしいわ。それでは、頑張りましょう?」
「よろしくね、ブリジットさん」
「私は将来、海外での勉強も視野に入れているから、今の内に英語を勉強しておくのは必要な事だ。よろしく頼むよ。古文は私でよければ教えよう」
こうして、3人仲良く勉強を開始し始めた。……最初のうちは。
ラウンジの窓際、星が眺められるベストポイントに、1組のカップルがささやかに勉強会を行っていた。
金髪にトレードマークのサングラスを額に引っ掛け、彼女の手を取りながら数学を教えるのは
八十八旗 信彦
。
第一印象はまず「チャラい」という言葉が出てくるであろうその雰囲気とは裏腹に、今は彼女に熱い視線を送っていた。
「ベガちー、どうだい? ここはこの公式を応用して、こことここをこうすると……、ほら、もう答えは目前さ!」
「わぁ! まるで魔法みたーい!」
難問が解けてはしゃぐのは、星型の髪留めをしている
瑠璃条 ベガ
。先日、
八十八旗から熱烈な告白を受けたばかり
の彼女である。
つまり、幸せ有頂天状態だ。
「ねぇ、ひこにゃんは英語が苦手なんだよね?」
「あ、ああ……。ちょっと色々あってね……、アハハッ!」
瑠璃条の質問に、若干顔を引きつらせながらも爽やかな笑顔を保つ八十八旗。
(言えない……! イギリスで意気揚々と片言英語でナンパしたら、流暢な日本語で丁重にお断りされた苦い経験から、英語が苦手になったなんて!)
勇者ひこにゃんの黒歴史は涙なくして語れないものなのだ。
「そうなんだー? ねー、ひこにゃーん? あたしが英語教えてあげるー!」
瑠璃条は彼氏のモチベーションを上げるために頑張ろうと申し出た。
なんて健気!
これには八十八旗、願ったり叶ったりだ。
「ベガちーに教えてもらえるなら安心だね! 早速教え合っていこうかっ?」
「うんっ☆」
こうして、星ヶ丘寮のラウンジの隅っこに濃密な砂糖空間が形成されていく。
比較的他の寮より大人しく時間が過ぎていく中、自室から様子を覗きに来た寮生が2名。
神堂坂 呼水
と
栖来 衣夢
だ。
「今夜はこんな時間だというに随分と賑やかだのう。おや? 衣夢も目が冴えてしまったのかの?」
「こんばんわ、呼水。そうね、寝不足にならないよう何時もよりずっと早く寝たんだけど……。ずっと早く目が覚めちゃった。かと言って、寝直すのも微妙よね」
そういえばこの集まりは何なのかしら、と栖来が呟くと、神堂坂は思い出したように答えた。
「そういえば、今夜は徹夜でテスト勉強をするとか言っていたのう」
「もしかして寝ずに勉強? はぁ、皆無茶するわね。私みたいに前日は身体休めたほうが実力発揮できると思うのに」
「随分余裕じゃの、衣夢は?」
くつくつと老人のように笑う神堂坂に、栖来はクールに言ってのける。
「私は普段から勉強してるし、どの教科も赤点取るほど悪くないわ。……かと言って、クラストップ目指してる訳でもないから、いつも通りの力を発揮できればいいかなと思ってるの」
「私と一緒じゃな~」
仲間じゃ、と栖来の手を取って神堂坂はシェイクハンド。
「ところで、衣夢は何故そのような格好なんじゃ?」
神堂坂の指摘は最もだった。
何故なら、栖来はメイド服を着ていた。
ただ、星ヶ丘寮のメイドとはデザインが違うものである。
「え、何故って、それはもちろん……」
栖来は一層クールにキリリと表情を引き締めてキメ顔で言った。
「趣味よ」
「……コスプレじゃったのか」
神堂坂は微妙な顔で答えた。
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定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月26日
参加申し込みの期限
2013年07月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月03日 11時00分
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