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【中間テスト】一夜漬け狂騒曲 ~寝るなよ? 絶対寝るなよ?~
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【6】
「……徹夜なんてしても、いざ本番って時にきちんと脳が働かないと思うのだけれど」
冷淡無情に言い放つ
西桐 歩美
は、自主的に相原先生のサポートへ回っていた。
相変わらず相原先生の周りには生徒たちが集まり大盛況だ。
西桐は主に先生に質問できずにいる参加者のフォローをすることに。
「ほら、寝ちゃダメよ。100点取っても何処か必ず見落としているはずよ。隅々まで詰め込みなさい。追試を受けたくないでしょう?」
西桐は
深民 実々
の勉強を見てあげていた。
深民は最初こそ相原先生の講義に必死に食らい付いていたのだが、あまりの厳しさに脱落して途方に暮れていたのだ。
「こんなに厳しいなんて聞いてないよー!? もう帰りたい……。苦手な数学が全然進まない……」
半べそかいている深民など全く意に介さず、淡々と解説を進める西桐。
西桐は深民の深刻な数学嫌いに目眩を覚えつつも、基礎と応用に必要な要素や公式を解説し始める。
「最初から出来ないなんて思い込みは良くないわ。公式はとにかく基礎だから覚えなさい。この問題、さっき教えた公式に当てはめるだけで解けるわよ」
「あれ……? 本当だ……」
言われるがまま公式に当てはめたら、すんなりと解答が出たことに深民は驚きを隠せない。
「ありがとう、歩美ちゃん! でもまだまだ分からないよぉ~」
「1つ1つ話し合いましょ。出来たと思い込んでる事はよくあるもの」
こうして西桐は素っ気なくも噛み砕いて深民へ数学を教えていく。
「何か分からない事ないかい?」
「り、理系科目と英語が……。でも、教科書開いたら眠気が、うぅ……」
添木 千唐
が
伊藤 佳奈
のノートを覗き込んでみると、ほぼ真っ白のままだった。
「寝ちゃダメ、寝ちゃダメ! でも眠いいぃ!」
寝たらあのドリンクが……、とブルブルッと身を震わせる伊藤。
にやっと口角を上げる千唐は、ちゃっかり伊藤の隣に座って彼女の顔を覗き込んだ。
「そろそろ日付が変わるからね。良かったら僕が英語を教えてあげようか? お礼はテスト明けにデートの約束を……」
「お・に・い・ちゃ・ん?」
ドドドドドドと擬音が出そうな気迫で2人の背後に立つアルビノ巨乳少女、
鬼崎 あやめ
が微笑んだ。
「目を離すとすぐに他の女の子に言い寄るんですから! 今夜は私の勉強を見てもらう『依頼』ですよ!?」
鬼崎は千唐の唐草模様のフードをむんずと掴むと、そのまま引きずっていくではないか。
首が締まり、千唐の顔が真っ赤になっていく。
「ぐえ……! あ、や、め……!!」
半死半生の千唐をほっといて、鬼崎はやたら優しく微笑んだ。
「伊藤さん、お兄ちゃんがご迷惑をおかけして申し訳ありません。睡魔に負けず苦手科目に取り組んでくださいね。失礼します!」
「う、うん……。頑張るよ、あやめちゃん……」
「それと、お兄ちゃんは私の、お兄ちゃんですから、ね?」
「……はい」
謎の殺気に気圧された伊藤は、やむを得ず傍を通り掛かった
吉祥寺 黒子
へ救援要請。
「おい、そこはスペルが違う! って寝るな! アレ飲みたいのか!? あ、こことここが同じ意味で……」
吉祥寺、案外しっかりと勉強を見てあげていた。
一方、引きずられた千唐へ鬼崎は小言を開始する。
「先生は厳しいし問題は分からなくて絶望している私をほったらかして、他所の女の子のとこへ行くなんて信じられません!」
これにすぐさま抗議する千唐。
「僕が女の子のとこへ勉強を教えること自体悪いことじゃないだろ? 大体、あやめに英語を教えるとしたら英語の読み方を全部平仮名変換してからじゃないと無理じゃないか! そんなことやってたら到底一晩じゃ足りない!」
指摘された鬼崎はショックを受けながらも反論を試みる。
「た、確かに私はガイコクゴワカリマセーンですが! そもそも、こうなったのはお兄ちゃんのせいなのです!」
「聞き捨てならないな、あやめ。一体どういう了見でそんな当てつけが言えるんだ?」
流石にカチンと頭にきたのか、こめかみが痙攣し出す千唐。
だがあやめは全く動じずに論破を狙う!
「小さい時、お兄ちゃんが『いいかい、あやめ。外国語なんて読めなくていいんだ。むしろ、読めないくらいが女の子は可愛いよ』って言ったのを、私は実践してるだけです!」
それは小さい時に話した些細な内容。千唐は記憶を手繰り寄せて思い出すと、とてつもなく気まずい顔をした。
「私は可愛いって言われたから、お兄ちゃんの言葉を信じてたのですよ!? 責任取ってください!」
ずずい、と前屈みになって胸の谷間を無意識に見せつつ、鬼崎は千唐を壁際に追いやる。
それを千唐は冷や汗ダラダラかきながら拒絶。
「そんなの、真に受けるあやめが悪い!! 大体、昔の事をここで話すなよ!」
普段クールな彼が、ここまでテンパる姿はかなりレアである。
「おい、なんだ? 痴話喧嘩か?」
そこへ
橘 勇
が「騒ぐなら廊下で頼む」と忠告。
彼は苦手な数学に悪戦苦闘中だった。
「カップルで盛り上がるのは分かるけど程々にな? 集中力が途切れる……」
「誰がカップルだ……! あやめはただの幼馴染だ!」
千唐の言葉にキョトンとする橘。
「あれ? 仲良いから、てっきり恋人同士と思ったんだが?」
「お兄ちゃん、恋人同士ですって! わ、私……、お兄ちゃんの、彼女に見えますか?」
「見えるか!!」
頬を染めながらノートに『のの字』を書き連ねる鬼崎を即時全力否定する千唐であった。
いい加減うんざりした千唐は観念したのか、両手を挙げながら言った。
「……分かったよ、僕がちゃんとあやめの勉強を見てやるから。でも依頼を拡大解釈すれば、ここに集まった人たちの勉強を見ることも当てはまるわけで……」
「えへへへ……きせいじじつぅー……」
「って、人が話している傍から寝るなよ! そして寝言が物騒すぎる!?」
難しそうな話を聞いた鬼崎の睡魔がマッハで襲いかかり、彼女は幸せそうな寝顔のまま寝息を立てていた。
「全く……、世話が焼ける『妹』だ……」
口ではなんと言おうと、彼女に毛布を掛けてあげるあたり、ちゃんと『お兄ちゃん』な千唐である。
「なんか……、色々苦労してるんだな、あんた……」
そこへ憐憫の眼差しを向ける橘。
イラッときた千唐は、相原先生に挙手でアピール。
「先生、この眼鏡君が気合入れたいそうなのでー、是非ドリンク飲ませてあげて下さい」
「お、おい!! 謀ったな、あんたー!?」
講師陣に羽交い締めにされる橘。
(あれ? 講師陣って全員女子? これってある意味オイシイ? )
一瞬、ハーレム気分を味わう橘の眼前には、赤いドリンクが運ばれてきた。
「さぁ! 遠慮せずにグッとジョッキで!」
相原先生の天使のような悪魔の笑顔が眩しすぎる。
「なんで俺だけジョッキ~!?」
橘の断末魔(in トイレ)が相原邸に轟いた時、ちょうど日付が変わったのだった。
――ちなみに寝ていた鬼崎も、青いドリンクを飲まされてノックアウトしていることを追記しておく。
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グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
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コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月26日
参加申し込みの期限
2013年07月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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